「西暦1900年からのほんの一世紀半ほどの間、人類は世界中に車を走らせていました」 「能動安全装置もグローバルドライブシステムもない時代に十億台の自動車をどうやって?」 「すべて、個人が、手動で、です」 (絶句) 「十億人が手動車を動かせたのです。信じがたいことですが、おそらく事実です」
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時速百キロで移動する乗り物を、なんの自動安全装置もなく、十億人が自分の意思のみで運転していた西暦2000年頃は、古代人の信じられない蛮行あるいは超能力の時代として、未来から驚異と懐疑の目で顧みられるだろう。
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五千年たったら、「自動走行装置がなければ車は走れない、だが車がなければ自動走行装置は発明されない。ニワトリと卵にも似たこのパラドックスがあるのに、なぜ自動車は誕生したのか?」という議論がなされているかもな。
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「車の歴史の最初期に、ほんの一瞬、人間が手足で車を操作した時代があったのかもしれない」という異説、史書のすみっこに※で書かれるのみ。
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モータースポーツや、もっとプリミティブな自作自動車みたいなものが、未来でも人と車を結びつけてくれるだろうというのは、一つの楽観かもしれない。「そういう危ないのは全部VRでやる」が常識になり、自分と現実の運転を結びつける発想がなくなるかも。
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「おまえ、何やってんの?」 「板に車輪と左右に曲げるレバーをつけたら、乗って走れるかもと思って……」 「はあ? レースのやりすぎじゃね? 無理に決まってるだろ、現実と空想の区別を付けろよ」 「だよなあ」
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全部読みました。 面白かったです!
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民主主義もこんな感じになりそう
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4500年経ってもピラミッドが墓地なのは理解できるから、道路なのは理解できると思います。
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