【速報】福岡市一家4人殺害で中国人の死刑執行 森雅子法相で初
法務省は26日、16年前に福岡で一家4人を殺害した中国人の確定死刑囚1人の死刑を執行した。
森雅子法相が就任して以来、初めての死刑執行。
森雅子法相「誠に身勝手な理由から、4名もの尊い命を奪い極めて残忍な事案で、被害者や遺族にとって無念このうえない事件」
死刑が執行されたのは、中国人の元専門学校生・魏巍死刑囚(40)。
魏死刑囚は、2003年に福岡市で、松本眞二郎さんと妻、子ども2人の一家4人を殺害し、現金を奪った強盗殺人などの罪で、2011年に最高裁で死刑が確定していた。
この事件をめぐっては、共犯の2人は、犯行後に帰国して、中国当局に拘束され、1人は死刑が執行され、もう1人は無期懲役の刑が確定している。
26日の死刑執行により、収容されている確定死刑囚は、111人となった。
死刑が執行されるのは、2019年8月以来4カ月ぶりで、森法相が就任して初めて。