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【教育ニュース】

私大授業料 平均90万円 18年度 7年連続増加

 二〇一八年度に入学した私立大学部生が初年度に支払った授業料の平均額は前年度比0・5%増の九十万四千百四十六円で、七年連続で増加したことが、文部科学省の調査で分かった。全国五百八十一校分を集計した。

 入学料については0・8%減の二十四万九千九百八十五円で、施設整備費は0・3%増の十八万一千九百二円。実験実習料などを含めて初年度に支払う総額は0・3%増の百四十六万七百七十六円だった。

 授業料を学部別でみると、最も高いのは歯学部で三百二十二万五千二百六円、医学部が二百六十六万六千四百五十八円で続いた。最も安いのは神・仏教学部の七十三万六百五十八円で、次いで社会福祉学部の七十四万八千八百六十八円だった。

 文科省は一九年度に私立の幼稚園と小中高校に入学した子どもについて、一人当たりの授業料や入学料、施設整備費などの合計の平均額も調べた。

 結果は幼稚園が1・5%増の三十八万八千六百九十円、小学校が0・1%増の八十一万九千七百四十八円、中学校が0・8%増の七十九万六千百九十三円、高校(全日制)が0・8%増の七十三万六千六百七十七円だった。

 

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