誤配信されたWindows 10のアップデートはアンインストールしよう!
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Microsoftがまたもや、Windows 10の不要なアップデートを誤ってリリースしてしまいました(2019年10月にも、Autopilot用アップデートを誤配信しています)。
Windows Autopilotユーザーを対象としたものだった
2019年12月10日に、更新プログラム「KB4532441」が通常のWindows 10ユーザーに提供されましたが、このアップデートは、Windows Autopilotユーザーを対象としたものでした。
Windows Autopilotは、企業や組織のIT担当者が新しいコンピューターを設定したり管理したりするためのもの。
それなのにマイクロソフトは、Autopilotを使っていないユーザーに対して、不要であるにもかかわらず更新プログラムをインストールするよう、お知らせを大量に送信してしまったのです。
幸い、今回のミスによる悪影響は一切ありません。
とはいえ、この出来事によって再認識できたことがあります。それは、Windowsの更新プロセスは、ひいき目に見たとしてもはた迷惑(最悪の場合は、きわめて問題のあるもの)になりかねないということです。
今では、Windows 10の更新プログラムには信頼できないものや明らかに有害なものがある、というのが大方の見方となっています。
そのためマイクロソフトは慎重になっており、規模が大きめのWindowsアップデートに関しては段階的にリリースして、互換性に問題を抱えたシステムが動作しなくなることがないようにしています。
Autopilotの更新プログラムをアンインストールする方法
AutopilotユーザーではないのにAutopilotの更新プログラムをインストールしてしまったとしても、そのままにしておいて問題はありません。
マイクロソフトによれば、デバイスに何らかの悪影響が及ぶことはないようです。それでも、とにかくこの更新プログラムはアンインストールしたほうがいいと、テクノロジー情報サイト「Techradar」が提案していますし、私もそれに同感です。
アンインストールは、以下の手順に従って実施してください。
- Windows 10のスタート画面を開きます。
- 歯車のかたちをした「設定」アイコンをクリックします。
- 「設定」が表示されたら、「更新とセキュリティ」>「更新の履歴を表示する」>「更新プログラムをアンインストールする」と進みます。
- 検索ボックスに「Windows 10 Autopilot update KB4532441」と入力して検索します。
- 「Windows 10 Autopilot(KB4532441)の更新プログラム」をクリックしてハイライト表示し、リスト上部の「アンインストール」をクリックします。
- 「コンピューターからこの更新プログラムをアンインストールしますか?」というメッセージが表示されたら「はい」をクリックします。
- アンインストールが終了するのを待ってから、必要ならばコンピューターを再起動します。
何か問題が生じた場合は、Windows 10最新アップデートのアンインストール方法について詳しく説明した米Lifehackerの記事(英語)を参考にしてください。
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Image: Shutterstock
Brendan Hesse - Lifehacker US[原文]
訳:遠藤康子/ガリレオ
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