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悪役令嬢の私は心を入れ替えました 作者:檸檬
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番外編(クリスマス限定) クリスマスは何色、ここにいろ?

*クリスマス限定公開

*昨年作成した期間限定話載せています。

*素敵イベント日までお越しくださった方に、ささやかながらに物語を・・気持ちをこめて。

*限定なのですぐに消す予定です。(忘れていたら、気づいた時に消します。)



冬の寒い時期。


ライトストーリー学園にも、クリスマスの概念が存在した。


外を見れば、木々に囲まれているはずの寮だが外に出ずとも寒さがうかがえる。

窓を開けることも勇気がいる。そんな寒い時期、当然のように白い景色が広がっている。

そんな寒い時期には、心が躍る。誰が何を言おうと、アリミナールにとっては相性の良い時期である。


「しろ~い!」


外を窓から眺め、私は笑顔になる。この時期は自分にとっても大好きである。

だからこそ、誰も起きていないこの時間にアリミナールは寮を出て走り出す。


ライトストーリー学園は、その日お休みだった。


誰とも約束のないアリミナールは、こんな早い時間から起きずとも良いのだが、この時期限定でアリミナールは走り出す。


まだ部屋着で、身だしなみも整えていないはずのアリミナールだが、迷いなく寮の扉を開けて道の真ん中にダイブする。


「はぁ~。雪だ~。ふふふっ、一番乗り!」


しばらく雪に埋もれながら過ごしていた。

そんなアリミナールの姿を、寮の窓からのぞき込んでいる人物がいた。

そして、バタバタと足音が小さく聞こえてくる。その音は少しずつ近づく。


アリミナールは寝ころび、空を見上げていた時だった。


「アリミナール様!」


まだ、アリミナールと同じように部屋着を着て、普段ピンで留めていた髪も可愛い顔を隠してまるで小さい頃のリリーダを見ているような長い前髪が目立つ。


まだ誰も通っていない白い雪にではなく、アリミナールの上に堂々とダイブしてきたのはリリーダだった。


「ぶっ!?」


遠慮なくダイブしてきたため、うめき声が出てしまった。


「リリーダちゃん・・・重い・・。」

「アリミナール様を想う重さです!」

「ははっ。それは・・・重い。」


私ではない他の方に言って差し上げてください・・・。


アリミナールそっとその言葉を心の中で伝えた。


気が済んだアリミナールは、リリーダを連れて寮の自分の部屋に戻った。

もちろん、部屋に戻ってすぐに風邪をひかないようリリーダと自分の服を魔法で温めた。


「今日のお休みはどうなさいますか?」


リリーダが聞いてきた。


「そうね・・・今日は、学園を解放しているそうです。リリーダちゃん・・・少し学園の様子を見てくるといいですよ!私は、お勉強しているので!」

「では私もアリミナール様といます!」


ですよね!もう少し主人公らしく、攻略対象者に会いに行こうとか思わないのかしら?


「やっぱり、学園に行きます!」

「では私も!」


ですよね!ここは、それとなく攻略対象者との時間を作ってあげたほうがいいのかな?

いや、このクリスマスの日という大事な日は、いくら友達と言ってもそこまでしなくていいか!悪役令嬢だし。忘れているかもしれないけど、私悪役令嬢だから!よし。


リリーダが自分の部屋に戻り、着替えに行った。


ふふっ、このアリミナール・ブラックレスにかかればこんな日に、自分がどんな目に遭うかなんて知れたことよ。ふふふ。どうせ、攻略対象者と会うに決まっている!そして、リリーダもいるんだから、間違いなく学園に攻略対象者がいるに違いない。


間違った方向に自分を信用しているアリミナールがそこにはいた。


二人は、自分の身支度を整え朝食を取りに行く。

仲良く食事をとったあとは、まだ午前中だというのに学園に足を運ぶ。


そして、アリミナールの読みは外れた。


「アリミナール様、何かをお探しですか?」

「・・えっ!?いえ・・。」


なんでいないの!?っていうかなんで誰もいないの!?


当然のように、この朝の早い時間から学園の生徒が歩いているはずもない。

それを全く理解していなかったアリミナールが一人期待外れだったと肩を落とす。


一通りのクラスの教室は見た・・・。後は、生徒会室?


生徒会室の前まで来た二人だが、だれも現れなかった。


あれ?もしかして・・・神様が悪役令嬢の私にクリスマスプレゼントとして、休日をくれたのかしら!?今日は攻略対象者も主人公もお休み?いやいや、こんな聖なる日こそイベントの出番でしょうが。


念のため生徒会室をノックするも無人であった。


そうか、あと一人いるじゃないか!あの人なら絶対にあそこにいるはず!


生徒会室をノックしたアリミナールを怪しんでのぞき込むリリーダ。そんなリリーダを連れて、アリミナールはとある場所に歩き出した。


「リリーダちゃん。」

「はい!」

「ここなら間違いないわ!」

「はい?」

「ここよ!」


目的の場所にたどり着いたアリミナールは、体育館を指さす。


「こちらで、どうするのですか?」

「まず、リリーダちゃんが様子を見てきてほしいの。」

「え?アリミナール様は?」

「私は少し寄るところがあるから!リリーダちゃんは、中にいる人に何か聞いてみてください!」

「え?何を?」

「お手伝いをしてあげてください!」

「え?」

「お願いします。」


渾身の上目遣いで笑顔を振りまき、お願いのポーズをリリーダに向ける。


「はい!」


元気よくリリーダから返事がきた。


そんなリリーダは、疑うこともなく体育館の扉を開けて中に入った。そのことを確認した私は、その場を離れることにした。


朝早すぎたのですね。でも、私の推しキャラはこんな時間でも練習しているに違いないので、リリーダ・・・安心してくださいね!


気分よくアリミナールは、体育館から離れていた。

しかし、都合よく悪役令嬢の思い通りにいくはずもない。それをしばらくしてアリミナールは、実感していた。


一人歩いていたアリミナールは、曲がり角で人とぶつかってしまう。この体になってから、小さいためか、人の目にとどまらないことがいいことなのか悪いことなのか、ぶつかることが多いと感じてしまう。


顔も見ずにペコリと謝り進もうとしていたが、いきなりぶつかってきた相手が動き出したことに驚く。


ぎゅっつ。


軽くだが、力を入れて抱き寄せられるように近づいてきた相手にアリミナールは驚き、声が出てしまった。


「ひゃっ。」


抱き着かれたこともだが、相手がとても冷たかったと感じた。


「な・・にっ。」


驚きながらも、声を出してその人物を見上げた。


「ガイ様!?」

「・・・気づくのが遅い。」


平然と話しかけてきたガイに少し力を入れて引きはがし、一定距離をとった。


「・・今日は・・クリスマスという特別な日だな。」

「え・・ええ。」


ちょっと。普通に抱きしめられたのかと思ってびっくりするじゃない!イケメン耐性なんてないんだからやめてよね!普通に話し始めているし!


ちょっと不機嫌になったアリミナールは、顔に出すこともなくガイの話を聞く。


「・・じゃあ、いいよな?」

「・・・?」


自分が聞き逃したのだろうか?


よくわからずガイが動き出すところをアリミナールが眺めていたら、手をそっと触れてきたことに気づいた。


冷たい手だな。


そんな感想を一番に受けた後に、ガイに手を触れられていることに一泊遅れて気づき、魔法も使っていないのに熱くなった。

そのまま、アリミナールは手を握られるようにして勝手に連れて行かれる。


「え!?えっ!?あの・・・ガイ様?」


説明もなくガイはアリミナールを連れて行く。

その場所は、アリミナールにとって見たことのある場所だ。もちろん、見たことがあるというよりも先ほどまで自分がいた場所だった。


なぜ体育館?


わけもわからずそのまま体育館の中まで引きずられてしまった。


体育館の中は、外の寒さよりも風がない分寒くはないが、この場所にいる人数も少ないため寒さが目立った。

体育館の中心には、なぜか大きな木が運ばれていた。それを見れば、自分の前世の世界の人物はそれがなにかなどすぐにわかるだろう。


「・・・一緒にやろう。」

「え・・・はい。」


なぜか、つられて「はい」とガイに返事をしてしまった。

その返事になぜかガイは嬉しそうにアリミナールを見ていた。


二人の空間となりつつあった空気を、そこに現れた人物が止めた。


「アリー!」


振り返るとケインが現れた。

自分は体育館に来たはずではないかと考えていたアリミナールが、その場にケインがいることにも驚いていた。

ケインは、何かに気づき手に持っていた荷物をガイの目の前にドンと突き出した。その拍子にアリミナールを引き連れていた手が離れた。


「・・ちっ。」


小さく舌打ちのようなものが聞こえた。


「アリー、どうしてここに?」

「ガイ様に連れられて・・・。どうしてガイ様とケイン様がこちらにいらっしゃるのですか?」

「・・・あの木・・飾るから。アリミナールは、俺と一緒に手伝ってくれるよな?」

「え?嫌ですけど。」

「・・・さっきは一緒にやるのを許可してくれただろう?」

「いえ、何も聞かされていなかったので。」

「ガイ、無理矢理連れてきたんだな・・・。」

ケインがため息をついた。


「あの子がいたから、まさかとは思ったが・・アリー、良かったら手伝ってくれないか?人数が足りなくて困っているんだ。」

「何をするのですか?」

「あの木の飾り付けだよ。生徒会からのお知らせを見なかったのか?」


どうやら生徒会主催、本日限定で大きな木を飾り付けて、ちょっとしたパーティー形式でのイベントがあるようだ。


まったく知らなかった。

イベント?それにしては人がいないな。


適当に聞いていたら、なぜか手伝うことになってしまった。

周りを見渡すがリリーダの姿がない。


とりあえず一人で黙々とどうでもいい作業をすることに抵抗はないため、静かにしていようと思う。

ガイはケインに連れられてしまったので、今は一人だ。

しかし、寒いな。ここ体育館だよね?


そんなアリミナールは、自分自身に魔法を使用して寒さ対策をしていた。


「おい。お前も連行されたのか?」

目の前に推しキャラが現れた。


「っ!?」

いるとわかっていたが、一番に現れていないためすっかり忘れていた。


「お前だと、上届かないだろ?貸せ。」

なぜ普通に話しかけられているかわからない状況だが、言われた通りにした。


「体育館は、外とあんまり変わらない寒さだろ?寒さ対策を取りに行って、今だけ人がさらに少ないらしい。あいつらも消えたし。」

あいつらという人物に心当たりはないが、確かにナリクと二人きりではないかというくらい静かで人がいない。


さすがの私もこれは声を出すべきか。


そう思い、ナリクに一つだけ聞いてみた。


「今から、魔法を使ってもいいでしょうか?」

「え?・・おういいぞ。」


その言葉をもらった私は、目を閉じて深呼吸をしてから魔法を発動した。

大爆発を起こすわけでもなく、人の目にはあまり現れるものではないだろう。しかし、いっさい見えないものでもない。目を凝らすと、地面のコンクリートから見える夏の日の熱さほどには見える。


「あれ・・?」

どうやらナリクも気づいたようだ。

一瞬にして体育館の中が温かくなった。


体育館の中の異変に気付いたのか、ある人物が裏方から現れた。


「アリミナール!?」


ナリクとアリミナールが振り返ると、グランが立っていた。

そして、なぜか笑顔で登場する。


「君だね?」

何を察したかしらないが、犯人にされたような気分だ。

よくよく考えてみると、アリミナールは魔法を使用しているが大きな魔法の発動は使用許可というものが必要だった気もした。そのため、自白するわけにはいかない。


ぶんぶんと首を振る。


しかし、グランの顔はまだ笑顔だ。

悪いことをしたとは思っていないが、生徒会という管理者であるグラン相手には報告が必要だったのかと不安になったので、何もしていないと言い張ろうとアリミナールは心に決めた。


「・・さ・・まぁ~!」


何か嫌な予感しかしない声が近づいてきた。


「ひぃい!?」

後ろから抱擁された。

もちろん、リリーダだった。どこにもいないと思ったら裏方にいたとは。


「さすがアリミナール様です!素敵です!」

ああ・・バカ・・思わぬところからの自白が・・・。いやいや、私じゃないよ。この可愛い顔でさらに笑顔で抱き着いてくるんじゃないよ。


ぶんぶんと首を振るしかない。

そして逃走。今年一番の速さだったと思う。


しかし、扉のところで正面から人にぶつかり転びそうになった。そんな私の腕を掴まれて回避。

「びっくりした!お前か!」

前を見るとクローが立っていた。


そしてそのまま回収されたかのように、元の位置に戻された。

追いかけてきたリリーダは不機嫌なのか、クローを睨んでいるようだ。


着々と準備が進められていたが、本当に人数がいない。朝の早い時間からこんなことをしているからだろう。あと、そもそも身分の高いお偉いさんはこんな準備を自分自身で行わないため、グラン筆頭に少人数で行う運びとなったらしい。そして、重い物を取り扱うため女性には声をかけていないらしい。まぁそれは建前で、本当はグランたち目当てに来るお嬢様の相手をしていると準備が遅れるためだろう。

そう考えるとなぜ、主人公と悪役令嬢をこの場に残らせて手伝わせているのかの謎は解けない。そして、その謎を教えてくる気はないようだ。


飾り付けもあと少しのところまで来た。

しかし、そんな時ほど事件は起こる。


パーティーの開催は夕方からだった。そして、その夕方こそツリーの出番だったはずだ。


「街全体で停電が起きたらしい。」

なぜか、準備を手伝わされた挙句こうして開催の少し前に召集をかけられてしまったアリミナールとリリーダ。

「せっかく手伝ってもらって悪いが、明日の開催に変更を通達しようと思う。」

グランが申し訳なさそうに準備していたみんなに説明していた。


そこで、私は考えた。


声に出すより行動で示そうと思い、手を挙げた。


「アリミナール様?」

不思議そうに隣にいるリリーダに声をかけられた。小さな笑顔を見せ安心させた。


両の手を合わせ、人差し指に息を吹きかける。


召集していた数人もその姿を見守っていた。


そして、アリミナールは動き出す。

手を広げ、下から上へと腕を動き出した。そして、得意の人体に影響のなく熱くない火の魔法でツリーを燃やすことなく光を灯した。


また、会場全体が暗くならないように空中にも火の照明を灯す。

幻想的な景色に拍手を頂くこととなった。


「ありがとう!」

勝手に魔法を使用したのだが、グランからお礼を言われてしまった。そして握手してこようとしたのか、それをなんとか止めようとリリーダが前に出てきた。


ほう。主人公の意識が出てきて、嫉妬しているのだろうか。大丈夫よ、リリーダ!これは普通に感謝しているグランだわ。


止めに入ったリリーダをグランが笑顔で威嚇している姿は、目の前にいるリリーダしか感じ取れない。


「お前すごいな!」

ナリクが本心で感心してくれた。普通に嬉しいが、ツンデレでもないのでリリーダの後ろに隠れた。

それに対して割とナリクはショックを受けているようだ。


「温かい魔法だね。」

笑顔全開でケインがそんなことを言ってくれた。

普通に嬉しくて、顔が赤くなった。照れ隠しに向けられている視線から目を逸らしてしまう。

その対応に対してケインはさらに笑顔があふれる。


「・・・最後まで手伝ってくれてありがとう。」

ガイには珍しく笑顔で言ってくれるものだから、コクリと頷いた。なんだか、初めてガイと会った時を思い出した。その時とは違い、リリーダやナリクとクローもいるのだが。


少し遅れて、クローが外から帰ってきた。

「ううっ、寒っ!」

アリミナールの魔法は人体に影響がないため、触っても熱くないような照明の役割にしているため、体育館を温かくしているわけではない。しかも、体育館の中は初めの魔法で温かいが、外から来た人にとってはすぐに温かくなるレベルとはいえない。


トコトコとクローの元に行き、手を握って魔法をかけた。


「あっ、温かいな!ありがとう!」

手を握っていないほうの手でぐしゃぐしゃと髪を撫でられた。嫌がる素振りをするが、お礼を言われているのでそこまで拒絶できない。


その場にいた、誰とは言わないが温かい空間に、冷ややかな視線が集中したのは言うまでもない。


停電の影響もあったのか、パーティーには予想よりも人が集中していた。

アリミナールは、たくさん人がいる空間が苦手だが、現在魔法使用中のため身動きが出来ない。出来ればこの場から姿を消したいとさえ思っているが、そんなことはしない。

なぜこの場から動きたいかというと、誰が置いたのか私の隣には大きなぬいぐるみが存在する。一体どこの誰が置いていったのか、見つけたら即座に殴ってやりたいと思う。


『あなたに。』


とだけメッセージが残されている。

だが、自分宛ではないことを神に願っている。そして、そのあと誰がなんと言おうと焼却処分しようと思う。そのため、送り主が誰かと書いていなかったことを神に感謝した。


やはり今日も自分の思い通りにならない日を悲しむのか、それとも隣にいるリリーダが笑顔でいることを喜ぶべきなのか、悩んでしまう。

それでも私は、今日という日に感謝をするべきなのだろう。


ツリーの近くでは、高貴な方々には必要のないものだが、欲しい人限定でプレゼントを配っているらしい。その中にアリミナールが目を光らせたものがあった。


「あれは!?初恋レディ初回限定品のチャーム!?はいはい!それ欲しいです!」

無口設定も忘れ、声を張り上げて主張するアリミナールにリリーダもくっついてきた。

驚く人を他所にアリミナールはその限定品を手に取り、一人幸せになる。

「はぁ~。素敵、クリスマス大好き!」

今日もアリミナールは通常運転だった。




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◇◆◇ビーズログ文庫から書籍化(1〜4巻) ◇◆◇詳細は下のリンクから飛べます。  私の前世の記憶が蘇ったのは、祖父経由で婚約破棄を言い渡された瞬間だった。同//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全222部分)
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  • 最終掲載日:2019/12/25 13:05
今度は絶対に邪魔しませんっ!

異母妹への嫉妬に狂い罪を犯した令嬢ヴィオレットは、牢の中でその罪を心から悔いていた。しかし気が付くと、自らが狂った日──妹と出会ったその日へと時が巻き戻っていた//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全97部分)
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  • 最終掲載日:2019/11/14 12:00