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【大リーグ】

山口俊の中継ぎ起用が決定的に ブルージェイズが先発の柳賢振獲得

2019年12月25日 13時34分

山口俊の先発希望は厳しくなった

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 ブルージェイズが先発左腕・柳賢振(32)と4年総額8000万ドル(約87億2000万円)でFA契約に合意した。24日の米スポーツサイト、ジ・アスレチックは、これにより2年総額600万ドル(約6億5400万円)前後で契約合意した山口俊投手(32)がブルペンに配置されるだろうと予測した。

 同サイトは「山口の場合は、球団にとってリスクが少ない。投資額もほとんどなく、どのみちリリーフだろう。先発ローテに入れる義務はない」。

 さらに「アトキンスGMは約束通り、先発投手はロアーク、アンダーソン、山口らを獲得した。その中でも最大の存在は(今季14勝、防御率2・32の)柳賢振だ。山口は救援に配置されたとしても、WAR(同じポジションの控えレベルから上乗せが見込まれる勝利数)は0~0・5程度とみられ、いずれにしても差異はわずかなものだ」と報じた。

 山口本人は先発希望を公言しているが、シャパイロ球団社長も17日、「山口はリリーフとしても秀でている。獲得すれば、チームに(投手配置の)柔軟性が生まれる」と評している。

 現時点では、先発ローテ5枠のうち柳賢振、アンダーソン、ロアーク、シューメーカーがほぼ確定。残り1枠を山口が右腕ソーントン、左腕コンビのケイ、ボルッキーらと争う見込みだ。

 

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