さくらで専用サーバーを10年ほど利用しています。
単体のハードを利用するもので、外部からの操作はsshでログインすることしかできないものです。
作業時間を必死に捻出して、こつこつと長期間システムを開発して何とか動作するものを作り上げていました。
さくらのレンタルサーバーを利用することは、ほんとうに危険で怖いことだとおもいます。
自分が体験したトラブルをレンタルサーバーの利用を検討している方々に共有させていただきたく初めて記事を書いてみました。
二年ほど前、さくらさんが専有サーバーの場所を移動したいという申し出があり快く許可しました。その時のご説明では、場所を移動するだけでハードの変更は一切行いませんというもので、今まで通りの動作が保証される作業内容ということだったのです。
事前にスケジュールと作業分担を打ち合わせてから、こちらでリモートから電源オフを行いさくらに連絡して
移設作業開始を依頼しました。
30分程度の停止期間というお話だったので、復旧を待っていましたが2時間たっても接続が回復しません。
3時間ぐらいたって流石におかしいと思い、電話してみると
さくら:お客さんの設定ミスにより起動できなくなっているので
ご自分で復旧していただく必要があります。
ということでした。
もちろんこちらでは、作業前も作業後も何も変更していません。
作業依頼前に、リブートのテストも実施して正常に起動できることは確認済みでした。
こちらとしては、何も変更していないので、さくら側で何か変更したとしか思えませんでした。ところが、さくら:何も変更せず場所を移動しただけです。
ということなので、こちらで状況を確認するしかない状況になりました。
(何もしていないというのは、嘘だったのは後で判明するのですが、この時にはさくらの言い分を信じて調査しました)
さくら:bootの途中でエラーが発生しているので原因を調べてください。
自分:専有サーバなので、元々sshによるログインでしか操作できないのですが、現状はブートできていない状態なのでそれもできません。画面の写真を撮って送ってください。
さくら:写真を送ります。
これが受け取った写真なのですが、
なんかディスクの構成が変えられているため、ブートできないことがわかりました。
さくらによるサーバーの移動作業前は ad0, ad1で起動していたのですが、何故か
ad4, ad5 でディスクが認識されています。これではブートできるはずがありません。また、場所を移しただけでこうなることは考えられません。
さくらが場所を移しただけで、何も変更していないというのは嘘で、実はさくらの行った何らかの変更によりブートできなくなっている可能性が濃厚になりました。
再度、さくらにサーバの移動以外に何をやったのか聞いてみました。
自分:サーバ移動以外に何か変更を行いましたか?
さくら:詳細な作業内容はわからない
自分:移動しただけで、このようなことにはならない
さくら:何もやっていない
自分:何もやらないのに、ハードディスクの認識が変わるはずはない
さくら:こちらでは何もしていないので、お客様が回復する必要があります
さくら:お客様が回復方法を指示しなければなりません
どのような作業を行ったのかわからないのに、移動以外やっていないと言い張るのです。
しかも、復旧の責任は顧客にあるということです。
ハードディスクの認識がad0,ad1からad4,ad5に変わった場合の考えられる変更は、
BIOSの変更
マザーボードの入れ替え
でしょうか。
しかたがないので、BIOSの設定を変更するように指示しました。
さくらのレンタルサーバあるあるなのですが、PCのブート時にキーを押して
ブートを中断して何らかの操作をすることを依頼した場合に、作業者がキーを押すタイミングをうまく調節することができずに指示の通りに押しましたがうまくできませんでした。作業はしたのでお金はいただきます。ということが以前ありました。(さくらの考え方では、作業者のミスの責任は作業を依頼した顧客にあるということなのです)
(今回のトラブルに当てはめると、サーバ移動によるトラブルの責任は、全てサーバの移動を許可した顧客にある。というか何があっても顧客に責任をなすりつけるということです)
今回も、BIOSに入れないとか言われましたが、想定内ですから電話で状況を聞きながら指示を出しBIOS画面の表示に成功しました。
こう書くと簡単にBIOS設定変更できたように、思われるかもしてませんが見えないところから、何もわからない作業者に指示出して BIOS操作するというのは相当の難行苦行です。
もちろん、さくらのサポートにbootできるように復旧して欲しいとお願いしましたが、
さくら:お客様が作業者に指示して行ってください。
という意味不明な対応なので、泣く泣く電話で作業者に指示出したような状況です。
再度さくらのサポートに電話しました。
自分:BIOSの操作で復旧した、何も変えていないというのは嘘ではないですか?
さくら:マシンを移動しようとしたところ、コンデンサーが液漏れしているのが発見されたので違うマザーボードに入れ替えた
自分:マシンを移動しただけで、何も変えていないというのは嘘だったのですか?
さくら:自分がマシンの移動を行ったわけではないので、詳細はわからない。
自分:いままで、何も変えていない。お客様の操作により起動しなくなったという話は、なんだったの?
自分:きちんと打ち合わせして、作業の時間ややる内容を決めトラブル時は連絡くれるように依頼していたけど全く無視して嘘ですか。
自分:サーバは元のハード(マザー以外にも何されているかわからないので)にもどしてください。
さくら:コンデンサーが壊れているので起動してもすぐ不具合が発生する可能性が高い、
安定稼働のためにはマザーを変える必要がある(さくらの嘘)
自分:コンデンサーが壊れているとどうしてわかったのですか?
さくら:ラックから覗いてみると、コンデンサーが壊れているのが見える
自分:では写真を撮って送ってください。
さくら:見えづらい場所なので、写真を撮ることは不可能です。
自分:それでは、何をどのように変更したのか報告してください。
さくら:今は状況の確認よりも復旧を優先している
自分:一旦戻してください
さくら:コンデンサーが壊れているので今後安定して動作することができない、新品のマザーに変えたのだから許可してもらえないか?(さくらの嘘)
自分:新品に換えたのならまあいいか
ところが、これがまた大嘘だったのです。(実際には使い古した壊れたマザーに変えられていたのです)
BIOS変更して、起動可能になってから2日ほど経過したら、サーバへの接続が全くできない状態になりました。
さくらに連絡したところ
直接キーボードを繋いで操作しても全く反応が無く、画面の表示も正常に行われておらず読めない状況だということでした。
それで、今回交換されたハードに問題があるのではないかと考え、再度元に戻すように交渉しましたが、
壊れているハードに戻すことはできないということです。
以前にはなかった不安定(2日で停止)な状況を作り出していながら、謝罪も反省もありません。
新品のハードにしたのが悪かったのでしょう。
元に戻すのができないなら、他の新品ハードに入れ替えるようにお願いしました。
ところが、それはできないというのです。
お客様の利用中のサービスは安かろう悪かろうのサービスなのでしょうがないです。と笑いながら言いました。
100万円以上の金額を支払っていますが、さくらさんにとってはゴミのようなやすかろう悪かろうのサービスを利用してるゴミ客なのでしょう。
それにしても、笑いながら電話で言うことでしょうか。
さらに、新品に交換したというのは嘘で、実は使い古したものに何故か換えていたことが判明しました。
どうして新品にしたと嘘を言ったのか問い合わせると
現在提供中の新しい専有サーバのサービスであれば新品の部品に交換しますが、
お客さんのは安かろう悪かろうの古いサービスなのでわかってくださいよ(わらいながら)
新品に交換するといって、壊れた古い部品に交換したためBIOSでのハードディスクの認識が変って
起動できなくなっていたのです。
それを、お客様の操作により起動できなくなったので、お客様に復旧していただく必要がありますと平気で嘘ついていたわけです。
しかたがないので、泣く泣くリブートを試すことになりました。
その結果また2日後にアクセスできない状態になりました。
上のような画面で、sshはもちろんサーバー直結のキーボードからの入力も受け付けず画面の表示も乱れて読むこともできない状態です。
さくらに一体何をしたのか、現在の状況はどうなっているのか、どのように復旧するのか問い合わせているのですが、のらりくらりとするだけで、状況が全くわかりません。
復旧するためには、どのようにして復旧するのか、またそのためには現状どのような状態なのかを知る必要があります。現状を知るためには一体何を行ったのか知らなければなりません。
それなのに、さくらのサポートは状況を問い合わせても、わからない、自分が作業していない。安いサービスを利用しているユーザーに責任があるなど、理解しがたい言い訳にもならない言い訳を繰り返しています。
こちらでは、コストがかかっても復旧の手段があるなら、さくら側でできる可能性があることを教えてもらえないかと訊いているのですが、リブートの依頼だけしか受け付けないというお話でした。
壊れたマシンに入れ替えて、何度もリブート繰り返すだけなんだそうです。
それが、さくらの考える復旧であり、それ以外のことは行わないということです。
そんなことを繰り返していたら、サーバの状態はますます悪くなりデータがうしなわれてしまいます。
さくらは、リブートの依頼しか受け付けないといいますが、もし言われるがままリブートの依頼をこれ以上行った場合には、お客様の依頼によりサーバが壊れたので、当社には責任がありませんと言い出すことは今までの対応で容易に想像できます。
さくら様は
ユーザーの大切なインフラを提供しているという意識が無く、すべての状況確認をユーザーがやらなければならないという無理な主張をされます。
また、さくらのサポートは自分が作業を行ったわけではないので知らない。
作業を行うのは、低レベルの人間なのでわかってくださいよー(わらいながら)とおっしゃいます。
自社の作業者のレベルが低いということを、楽しそうに笑いながら話す精神は理解の範疇を超えていると言わざるを得ません。
支払った金額についても、返金すると言っていましたが、未だに返金されていません。
それどころか、現在もサービスが使えない状況が続いているにも関わらず課金が続いている状況です。
支払った金額もかなりですが、それ以上に自分がこれまで少ない時間をやりくりして
必死に作ってきたものを、ゴミのように扱われ使えなくされた損害は小さいものではありません。
メールもDNSもいきなり使えなくなったのですから、信用問題です。
何とか元通りに復旧するできないかと、連絡しても、'自分は'やっていなので'わからない'
現状どうなっているのかも不明というのです。
電話で話している内容も二転三転というか、嘘に嘘を重ねていくスタイルのため直ぐに辻褄が合わなくなってしまうようです。
あまりに言ってることがおかしいので、矛盾を指摘したところ
さくら: 行った言わないの話なのでー
ということでした。(と笑いながら言われました)
さくらの言い分では、誰かがミスをしたかもしれないが、自分ではないのでわからない。復旧は顧客が行う必要がある。
ということなので、まず現状の確認を行うことにしました。
現状を確認するためには、移動時にどのような作業を行ったのか、取り替えた部品は何で
移動しただけで元のものを使ったのは何かを知る必要があります。
そのことについて、再度問い合わせましたが、個人情報の保護とセキュリティのためにお答えできないというのです。
それどころか、
リブート後にしばらくして発生する
コンソール画面が乱れて何も呼ぶことができない
直結されたキーボードから何も操作できない
これらの状況について、
お客様の入れたライブラリの成果もしれないので、調査する必要があります
(と笑いながら電話で言われました)
さくらのサポートは
何も変えないといって、作業を行い壊れたマザーに取り替えたのは
さくらなんですが、全く反省も謝罪もなくて証拠がないとか、作業したのは
自分じゃないので言われても困るとか繰り返すのです。
また、さくらからの電話は、深夜早朝時間帯を問わずかかかってきました。また電話だと今までのようなデタラメの内容を言われても記録が残りません。
お得意の
さくら:言った、言わないの話なのでー(わらい)
ということが繰り返されていましたので、メールでの連絡に絞っていただけるように
お願いしました。
電話でのやり取りはやめて、メールでのやり取りをお願いしましたが、
その後もお構いなし電話がかかってきました。
自分:電話ではなくメールでということは、了解していますよね
さくら:はい
自分:どうして約束を守れないのですか?
さくら:電話はしないようにしています(コレ自体約束無視して電話してきて言ってます)
自分:現に今も約束無視して電話してきていますね。
さくら:電話の方がいいと思ったので、、、
自分:最低限の約束も守れないのですか?
約束したのだから電話しないでメールでのやり取りを再度お願いしました。
流石におかしいです。
自分:電話では連絡しないようにお願いしているのに、深夜、早朝問わず頻繁に電話がかかってきた。一体誰が、何の用事で掛けてきたのか教えてほしい。
さくら:電話はしていません。
自分:現に何度も電話がかかってきています。
さくら:こちらからは電話していません。(これも嘘でした)
さくらでは、電話していないと言いはるのですが、何度も電話してきているのです。
全く意味がわかりません。
そこで電話会社の通話明細を確認したところ、電話掛けていないという時期にも
さくらから何度も電話がかかってきていることが確認できました。
自分:通話明細を確認したが、御社から繰り返し電話がかかってきていることがわかった
さくら:掛けていない。
自分:掛かってきている証拠がある
さくら:自分は掛けていないからわからない。
Qiitaで他の方も書かれていましたが、
さくらさんは、自社のミスをごまかしたり、顧客に責任を転嫁したりすることが
いろいろと定石化されているようです。
自分は知らない、やっていないというのは常套句です。
自分:通話明細があるので、御社から電話が繰り返されているのは明白で
嘘そ言っても言い逃れできません。
と伝えて電話を切りました。
ところが、その直後
深夜23時、深夜01時と連続して嫌がらせ的に電話がかかってきました。
自分:一体だれが何の用事で電話してきているのですか?
さくら: だれが掛けたのかはわからない。電話したけど用事は特に無かった。
自分:いつも誰が何をしたかわからない、自分はやっていないというけど、御社がやっているのは、会社としてやっているのだから俺は知らないは通用しませんよ。
自分:電話していなのに、電話が掛かってきたと言いがかりを言ってると疑っているようだが、御社でも電話会社の通話明細を取得すれば掛けていることが確認できるはず。
さくら:はい
自分:それでは、通話明細を入手して確認してください。
さくら:わかりました。
つづく