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【サッカー】

MF安部がトップ下の定位置争いに名乗り「あとは質上げる」U-22日本代表合宿開始

2019年12月24日 20時44分

リラックスした表情でウォーミングアップする安部(右から2番目)

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 サッカーのU―22日本代表は24日、国際親善試合のジャマイカ戦(28日、トランスコスモススタジアム長崎)に向けて長崎市内で合宿を開始し、全23人が約1時間軽めの調整をした。MF安部裕葵(20)=バルセロナB=は、トップ下での定位置争いに名乗り。世界的名門クラブでの経験を糧に、今回未招集のMF久保建英(18)=マジョルカ=らがいる森保ジャパンの最激戦区を勝ち抜く。

 今年7月に移籍したバルセロナBで安部は、前線の複数ポジションでプレーする。スペイン3部で4得点。トップチームの練習にも参加した20歳の若武者が、3―4―2―1を基本とするU―22代表で狙うポジションの一つが、トップ下だ。

 「プロ入ってからシャドーはやっていなかったんですけど、(U―22代表北中米遠征で)やってみて楽しかった。そのポジションを自分の引き出しの一つとして見てもらえればいいなと思いますし、僕はどこでもできます。あとは質を上げることだと思います」

 スター予備軍の中でもまれる日々が、自然と自信につながっている。「僕自身がチームメートを理解できているし、チームメートが僕のことを理解できているとも思う」。スペイン語での会話も「サッカー用語はほぼ完璧に分かる」レベルという。

 11月のコロンビア戦では、ともにA代表も兼ねるMF久保、堂安がトップ下で先発した。強力なライバルとなるが、「お互い高め合える関係にするのがチームスポーツだと思う。そこを意識したい。プレーしたら自然とそういうこと(アピール)になるので、考えはしない」。あくまで“安部流”で、東京五輪のピッチを目指す。

 

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