横浜アリーナで23日に行われたトリプル世界戦で、王座を防衛したWBCライトフライ級王者の寺地拳四朗(27)=BMB=が24日、東京都内で一夜明け記者会見を行った。
実力差を見せつける4回TKO勝ちでV7を達成した寺地は、試合翌日とは思えないきれいな顔。「筋肉痛も全くない。練習と同じぐらい脱力して打てていたのかな。いい収穫です」と目を細めた。目標はかねて口にしている元WBA同級王者、具志堅用高さんの13連続防衛。まずは2020年に3戦3勝し、V10の大台に乗せたいという。「勝つ自信しかない。誰とでも、どんどん(試合を)できればいい。(他団体王者との)統一戦もいっぱいしたい」。現在、随一の安定王者はしばらく止まりそうにない。