22日の有馬記念で9着と初めて大敗を喫したアーモンドアイ(牝4歳、美浦・国枝)は24日、厩舎周りの運動で馬体をほぐしながら状態を確認。国枝師は「疲れは見られたけど、シリアスなことはない。足もとも問題ないし」と異常がなかったことに安堵(あんど)の表情を浮かべた。
自信満々で送り出した暮れの大一番。敗因を問われると、「ハミをかんだまま1周して、最後はガス欠。最初の4コーナーで外に出されて、スイッチが入ったようだ」と思わぬ精神状態に陥ったことへのショックは大きく言葉に力はない。今後については「オーナーと相談してからだけど放牧だろう。少しこちらで運動をしながら様子を見て。その後、どうするかも未定」と慎重に話した。