バレンタインデーのチョコの中に血を入れて
渡したら両想いになれるって雑誌に書いてたけど
あれ嘘だったわよ　確かめたもん

忘年会の翌朝便器に顔突っこんだ状態で目を覚ましたわドレミー
四次会までは記憶があるんだけど

なんか見たことあると思ったら
あんたの横にいるそいつ私の親戚だったぜ…

amaz〇nのセールで大人のおもちゃを大人買いしたんだけど
大人のおもちゃだけに
だけどどれも物足りないのよね

デキちゃった......

昔宴会芸でゴリラの真似させられたから
私以外の誰かもゴリラの真似させてやりたくて仕方ないんだけど
ドレミーは私の気持ちわかるわよね？

「もの凄いチョコ量ですね」
サグメの自室にうず高く積まれた、控えめに見ても義理とは思えないチョコの山を見て呆れるようにドレミーが呟いた。
「サグメさんは兎達にモテるんですね」
「そうならないよう気を付けてはいるつもりよ」
「でも結局は、その気遣いで人を惹きつける」
「ままならない。こればかりはどうしようもないわ」
「詰めの甘い話ですね」
気持ちは嬉しいんだけど、と呟きながら１つ取ってみせる。
「好きな物を好きなだけ食べてちょうだい」
「月の技術で作られた物なら穢れは無いでしょう？もしかして手作りの物は口にしない主義ですか？」
「昔食べたチョコがね…ナッツ入りだと思っていたら爪だったの」
「……爪の甘い話ですね」

> 「昔食べたチョコがね…ナッツ入りだと思っていたら爪だったの」

> > 「昔食べたチョコがね…ナッツ入りだと思っていたら爪だったの」
上手いけど美味くない…

「温泉は好きね
湯に入った瞬間対象の周りにはある種の結界が形成されるのよ
"一人で満喫するから邪魔をするな"ってね
言葉無く癒されるにはうってつけだわ」
「あら　それなら別に一人用の風呂釜でも問題ないんじゃないですか？」
「…解放感と個人主義の両立こそが温泉の魅力なのよ」
「でも貸し切りでもない限り周りに他人が居るのは確かでは？」
「甘いわね　泉に女神が入るのだから
それはつまり泉に落ちた奴を沈めて良いって事なのよ」
「あなたが落としたのは良心ですよ」