いよいよ引っ越し作業が本格的に始まろうとしているようだが、決して油断は禁物だ。また何かにつけて延期になる可能性も大いにあるからだ。と言うよりも、当初より「引っ越しは2020年以降と決まっていた」と言ったほうが正解に近いだろう。
引っ越しスケジュールの矛盾
そもそも当初、宮内庁発表では2019年の夏から秋にかけて引っ越し作業が完了するとされていた。が、ここで矛盾が生じる。
天皇、皇后両陛下が即位に伴う一連の行事を滞りなく終えたことに喜び、来年3月末までに高輪皇族邸(東京都港区)に転居する準備を進めている。
共同通信
現宮内庁職員に聞いた話しでは、「もともと引っ越しは2020年以降と決定事項だった。2019年夏から秋となると、即位の礼の時期と被ることになる。慌ただしい時期にわざわざ引っ越しをするメリットがない。」と言うことだ。
それを天皇皇后両陛下に配慮し、さも即位の礼に伴う一連の儀式が終わるのを見届けてから引っ越しをすると報道するのは恩着せがましくはないだろうか。先日の「美智子さま吐血事件」もそうだが、天皇皇后両陛下を利用し退位した今でも自身の好感度上げには余念がない。無論、全ては美智子さまの考えで成り立っている。恐らくここに上皇の意思はないだろう。
全ては計算通り
即位の礼に伴う一連の儀式が終わったことで、必然的に天皇皇后両陛下に関する報道は少なくなっていくだろう。そうなるとまた上皇さま、上皇后さま関連の報道が増えてくることは目に見えている。美智子さまはここまで計算済みだ。わざわざ自分に注目の集まらない時期に引っ越しをしても大した内容として扱われず無駄に終わるだけ。せっかく引っ越しをするのだから、もっと大々的に扱ってほしい。そう思っていらっしゃるのだ。
ではなぜ最初から引っ越しは2020年以降と報道しなかったのか?言わずもがなだが、情報を先出しし遅延させることで、「なぜ引っ越しは進まないのか?」「何かトラブルがあったのか?」と国民の関心を集めることができるからだ。勿論、「まだ引っ越しはしないのか?」と否定的な意見が上がることも分かっていただろう。ただ美智子さまはそれきりのバッシングに怯むほど軟弱なメンタルではない。それよりも遥かに見返りが大きいことを分かっていたはず。
結果的に上皇后ご夫妻の引っ越し報道は、未だ引っ越しを完了させていないにも関わらず、常に旬ネタとして扱われている。美智子さまを甘くみてはいけない。我々国民はもっと目を凝らして美智子さまの行動を注意深く監視し続ける必要があるだろう。