楽と好き

小心者の40代主婦の日常。夫、2015年・2017年生まれの姉妹と暮らしています。雑談や子育て・顎変形症(上顎前突・下顎後退)の治療のことなどをかいています。

理想の母親になれない

初めての育児の話です。

かきたいことは山ほどあるのですが、全部かくと超大作になるので少しだけ。

初めての赤ちゃん育児は想像を絶する苦しみでした

赤ちゃんが可愛いと思えない

私は初めての育児が苦しくてたまらなかった人間です。

生まれてきてくれた赤ちゃんを可愛いと思えない。

ただただ苦しい。離れたい。

自分のことを贅沢で傲慢・冷たい人間だと思っていました。

長女を産んで4年が経ち、思います。

自分が危機的状況に陥っている時に、赤ちゃんを可愛いと愛でることができる人なんてそういませんよね。

ひとりきりで赤ちゃんを育てながら家事をして、自分自身も心身共に健康を保つなんて一般人には不可能ではないでしょうか。

夫は仕事が忙しく、家事や育児に費やす余力や時間はありませんでした。

家庭内で家事や育児ができる人間は私のみ。

家事育児地獄に落ちていきました。

赤ちゃんと離れたいという感情がわいてきても、不思議でもなんでもないです。

 

初めての育児はとにかく孤独

家の中は社会から断絶された牢獄の様。

母親業はまるで単純作業をひたすら繰り返す機械。

しかも、絶え間なく動き続ける必要がある機械でした。

 

母親になったといえど、実際は生身の人間

24時間絶え間なく動き続けるなんて不可能です。

何か月も何も食べず、大小便垂れ流しで、一睡もせずに赤ちゃんのお世話や家事が出来る人なら話は別ですが、いないでしょう。

家事も育児もすべてが中途半端になりました。

ちゃんとしたかったのに出来ない。

とても苦しかったです。

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家事も育児も終わることがない

要領の良さで解決できる問題ではないです。

家族に無関心な夫に腹を立てたりもしました。

だけど毎日毎日『辞めたい』と辛そうに出勤する夫に対して何も言えなかったです。

後にブチ切れましたが。

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ひとりで家事や育児を背負う必要はない

夫の負担を増やすわけにはいかなかったけれど、だからといって私の負担はどこまでも増やして良いわけがなかった。

家にいる人にはいくらでも時間があると思っている人いませんか。

家にずっといようが一日は24時間しかないです。

もっと親に頼るなり、民間や地域のサービスを利用するなりすれば良かったです。

贅沢でも甘えでもありません。

 

人間は休息が必要です

働くことと家事や育児のどちらが辛いか?

それよりも、より大変な方にしか休む権利がないというのはおかしな話。

どちらにも休む権利はありますよね。

 

育児を苦しくした私の環境的な要因

精神疾患(強迫性障害)

診断が出たのは二女の出産後ですが、子供の頃から症状はありました。

高齢出産(36歳)

体力が落ちていて無理がきかなかったです。

『いい大人が人に頼りたくない』という変なプライドもありました。

 

もう無理はしません

私は助けを求めることをしなかったので、誰も私が苦しんでいることには気づきませんでした。

それはそうですよね。

家の中には私と赤ちゃんしかいないのですから。

助けを求めることは甘えではないです。

それだけのことをしているのです。

むしろ気づいてもらおうとしていることの方が甘えだと思います。

私はもう無理はしません。