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【政治】

「桜を見る会」招待客区分番号 「60番台は従来、官邸や与党」

 安倍晋三首相主催の「桜を見る会」を巡り、政府は二十三日の参院内閣委員会理事会で、野党会派が提出した十四項目の質問状に回答した。内閣府の大塚幸寛官房長は招待客の区分番号について、担当者から聞き取った結果として「六十番台は従来、官邸や与党の関係だった」と毎年踏襲してきたことを明らかにした。

 マルチ商法を展開したジャパンライフの山口隆祥(たかよし)元会長が二〇一五年に招待された際の受付票に記された区分番号「60」に関し、野党側は首相枠を示すのかどうか重ねて確認を求めた。大塚氏は「招待者名簿を廃棄しているため、個別の番号については定かではない」と明言を避けた。

 野党側は、内閣府が招待客名簿を一年未満で廃棄したことについて「行政文書の管理に関するガイドライン(指針)」の改定に携わった三宅弘弁護士が「指針違反だ」と批判したことへの見解も求めた。

 大塚氏は「指針に違反しているとの指摘は当たらない」と否定した。その理由としては「会の終了をもって使用目的を終える」と従来の説明を繰り返した。

 理事会後、共産党の田村智子氏は「内閣府は何かを聞き取って答えようとする姿勢を示さざるを得なくなった」と記者団に述べた。

 内閣府は十七日の衆院内閣委理事会では、区分番号を巡る担当者への聞き取りは考えていないと野党側に回答していた。 (妹尾聡太、横山大輔)

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