晴天の下、広大な畑をキャベツの収穫機がうなりを上げて進む。正面から斜め下へと伸びる機械の先端がキャベツを引っこ抜く。ベルトに挟んでキャベツを引き上げていく先を見ると、無人。誰もいない運転席で、ハンドルがひとりでに左右に回転している。
北海道・十勝地方にある鹿追町で、今年秋に開かれた実証実験のひとこまだ。立命館大学を中心に地元の農協や農機メーカー、通信会社、国の研究機関などが組み、農作業の自動化を…
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