NHK 経理の不正処理で仙台放送局の職員を懲戒処分「あるまじき行為であり、残念」
藤岡隆之リスク管理室長が経緯を報告。「今年5月から12月にかけて外部業者などへの架空の支払いデータを入力して13件の不正な経費処理を行い、自分の口座に振り込ませる方法で54万750円を着服していた」と話した。
不正を行った職員は9月から現在まで体調不良のため欠勤中で、既に全額を弁済。ギャンブルがきっかけで借金があったことや不正に得た経費を生活費に使用したとされ、9月からは欠勤中にもかかわらず、早朝や休日に出局して不正を行っていた。
これを受け黄木紀之理事は「公共放送のNHK職員としてあるまじき行為であり、大変残念。NHKの業務、経営の在り方においてこれまでも自主的に改革を進めてきたつもりだったが不正事案が起きた。コンプライアンスの強化に向けて改めて職員の意識を高めていく取り組みを続けていきたい。不断に改革に取り組んでいきたい」とコメント。最後は「申し訳ありませんでした」と謝罪して頭を下げた。
この件で上司6人を減給、けん責、訓告などの処分とし、会長が報酬の30%、担当役員が20%を1カ月自主返納することも発表された。
また、同局は、欠勤・休職中など業務に従事しない期間は経理データの入力資格を停止するなど再発防止策を行うと伝えた。