こんにちは、visita運営局の鈴木です。
みなさんは休学についてどうお考えですか。
休学すると就活って不利にならない??って思ってる方もいるでしょう。
僕は大学2年生が終了したタイミングで、留学するために休学しました。
また僕の周囲には幸か不幸か休学経験者がたっっくさんいます。
今回はそんな休学経験者たちが思う休学についてまとめてみます。
休学のやり方
休学申請は大学ごとに細かい点は異なるかもしれませんが、基本的な流れは同じなのでそれを書いていきます。
まずは、大学にある学生部的なところに行きます。そして、必要な書類をもらって記入し、それを提出するというのが普通でしょう。
休学費用は大学によって異なるかと思いますが、半期6万円がスタンダートなようです。
休学申請期間は、必ずしもその学期が始まるまでに申請する必要がなく、その学期が始まってからも申請を受け付けている大学は多いです。
なので休学をするしないの判断はそこそこ時間があると思っていただいて問題ないでしょう。
また、大学によっては前期と後期まとめて申請できないことがあります。
留学等で日本にいなくて、申請書を出せないという方は「委任状」を書くことがあります。
繰り返しになりますが、申請方法や期間などは大学によって少し異なるところがあるので、休学を考えている方は必ずご自分の大学のウェブサイト等をチェックするようにしてください。
それでは休学のメリット・デメリットを見ていきましょう。
休学のメリット
時間ができる
これが一番大きいメリットですね。
大学生活は四年間ですが、それを1年延長するとなると時間がたっぷりできます。
休学中にやりたいことが見つかる人も多いでしょう。
また、「社会人になりたくないとずっと思っていたが、それは体験したことがないからじゃないか?だったら一度社会を経験しよう」という理由で、休学してインターンをしている学生さんもいます。人によって休学の動機、過ごし方は様々ですね。
注意してほしいことが1つだけあります。
1年って長いようで短いです。
適当に過ごしたり、ボーッとしていたらあっという間に終わってしまいます。
休学すればなんとかなると思っている方はおすすめはしません。
ご自分が何をしたいか決め、そこで初めて休学が必要かどうかを考えましょう。
就活における同期からのアドバイス
休学してから感じた意外なメリットです。
自分が帰国した時に多くの友人が就活中でした。みんな大変そうでしたがその中で、就活生のリアルな声を聞けました。
自分が何をしなければいけないのか早い段階で把握できたのがとても有益でしたね(笑)。
また内定者面談というものがありますが、それを親しい友人、同期でできるのは、大変ラッキー。
かっこつける必要なく、正直な意見が聞けるので、他の内定者よりも気軽な気がします。
デメリット
続いてデメリットを見ていきます。
お金がかかる
人間が1年生活するわけですから、それなりに生活費がかかるわけです。休学費用はそれほど高いわけではありませんが、それ以外のことを考慮に入れた上で判断しましょう。
加えて、親御さんにも金銭的にご迷惑がかかることを忘れないでください。
一年遅れると生涯年収が1,000万円以上違うとも言われます。
新卒時の給料ではなく退職時のお給料が、理論上はもらえなくなります。気になる方はそれを超える経験を積むことを考えるべきでしょう。
友達が先に卒業する
結構寂しいですよこれが。(笑)
僕は帰国するとほとんどの友達が3年までで単位を取り終えていたので、1人で授業を受ける割合が増えました。
自分が授業を受けているときにSNSを見ると卒業旅行だらけってことは頻繁に。意外と寂しいですね。そして、大学の授業の過去問も手に入りにくくなったりするので後輩とは仲良くしておきましょう。
加えて自分が4年になった時には、多くの友人が社会人です。
平日に1人で過ごす時間が増えます。友達いないと寂しい!!って方は今のうちから1人でできることを用意しておいても良いかと思います。
細かいことかもしれませんが、楽に取れる単位、いわゆる”楽単”が変わっていることもあります(笑)
去年まで単位を取ることが簡単だった先生がいなくなって難しくなったってことも(笑)。
就活の状況が変化する
21卒・22卒の方はこれを肌で感じたかもしれません。
就活ルールの変化などが起こる可能性があります。
また売り手買い手も一年で大きく変化する可能性もあります。
休学しても同じ環境で勝負できるとは思わない方がいいかもしれません。
休学していろんな経験をして有利になったかもしれないけど、就活の情勢的に不利になってしまった。なんてこともあり得るでしょう。
おわりに
いかがでしたか。休学にはいいところもあり、悪いところもあります。
上記の内容はあくまで我々の体験の基の意見ですが、皆さんの休学するか否かの判断に少しでもお役に立てば幸いです!