報道等をもとに日本の裁判官の情報を収集、掲載しています。

バリ島投資不正 元会社役員、有罪判決 「役割、補佐的」 地裁 /千葉

 インドネシア・バリ島での不動産投資などの名目で計約9億6300万円を不正に集めたとして、出資法違反(預かり金の禁止)の罪に問われた「アスナグループ」傘下の元会社役員、大黒富美子被告(58)の裁判で、千葉地裁(坂田威一郎裁判長)は12日、懲役2年、執行猶予5年、罰金200万円(求刑・懲役2年、罰金200万円)の判決を言い渡した。
 坂田裁判長は判決理由で「組織的かつ計画的に行われた悪質なもの」と断じる一方、大黒被告は主導役の男の補佐的な役割で、多額の利益を得ていたとは認められないとした。
 判決によると、大黒被告は主導役の元会社役員の男ら3人と共謀し、必要な許可を得ずに2008~17年、バリ島の土地への出資などを勧めて元本保証と配当の支払いを約束し117人から計約9億6300万円を預かった。
 同地裁は主導役の男に懲役2年6月、罰金300万円の判決を言い渡している。【加藤昌平】
(2019年12月13日 毎日新聞)

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

もくじ

名前で検索


 あ行

 か行

 さ行

 た行

 な行

 は行

 ま行

 や行

 ら行?

 わ行

 

管理人/副管理人のみ編集できます