WBCライトフライ級7度目の防衛戦を行う寺地拳四朗(27)=BMB=は相変わらずのマイペース。挑戦者の同級12位ランディ・ペタルコリン(27)=フィリピン=との初対面にも「何とも思わへんかった。ああ、この人かというぐらい」と平然だった。
体重48・9キロ制限の軽量級だけに減量苦はつきものだが、今回はそれも楽だという。「今回、ぜんぜんしんどくないから(計量を終えたら)何しようとか全然考えないです。減量が徐々にうまくなってきたのかな」。現在最長防衛中の王者はコンディションづくりも巧みになり、安定感を増している。