今年も残りわずかなこの時期に、またしても美智子さまアゲ記事が頻発してる。「終わりよければ全て良し」ではないが、今年の締めくくりとして国民に慈愛の美智子さまの印象を強く残しておきたいのだろう。彼女のお決まりのやり方だ。
最後まで隠し通せば良いだけ
そもそも、体調不良をなぜわざわざ公表する必要があるのだろうか?立場が今だ皇后なのであれば分からなくもない。公務に支障をきたさないためにも事前に周知するのは義務である。とは言え、周知も関係者内に済ませれておけばいいだけであって、わざわざメディアを使って大々的に報道することではない。
しかも今は退位され、上皇后になれたのであれば尚更のこと。記事によると雅子さまを想い公表を今まで控えてきたとあるが、本当に雅子さまを想ってのことであれば、最後まで隠し通すべきではないだろうか?
実際にヤフー記事のコメント欄にも似たようなコメントの乱立が目立つ。
3か月間隠していたのなら、このままずっと隠していただきたかった。
雅子様へのご配慮なら。本当に公表しなければいけない重大なことは、他にあるのではないでしょうか?
何かあれば、雅子さまへの配慮、〇〇さんへの配慮など、逆に相手方へプレッシャーをかけているようで嫌味な表現に感じます。
本当に配慮するなら、こんな表立って記事に出さないのではないですか?
それなら、ずっと公表しなければよかったのでは?もう、皇后でもないし。
公表したという事は誰かを非難してますね。
国民への批難
感の良い人は既にお気づきだろう。これは美智子さまの逆襲の序章である。しかも今回はターゲットを雅子さまから、国民に変えている。記事をよくよく読んでみると、その真意が浮かんでくる。
上皇職の見解では、詳しい原因はわからないものの精神的なストレスが原因になった可能性が高いとのことでした」
「女性自身」2020年1月1日・7日・14日号 掲載
ここでは眞子さまと小室圭さんの長引く婚約トラブルについて触れているが、美智子さまは自分以外のトラブルになどもともと興味はない。立場上、初孫の眞子さまのことをとても気にかけているように装っているが、少なくともこれまで散々週刊誌に取り上げれた婚約トラブルについて、本気で興味を示しているようには思えない。
しかし宮内庁関係者は、ストレスの原因はほかにもあるとの見解を語った。
「美智子さまは毎朝、新聞に目を通されます。その際に週刊誌の新聞広告をご覧になったり、気になった記事は取り寄せてお読みになったりすることもあるのです。上皇侍従次長は今回の会見でも、詳しい原因はわからないものの、週刊誌報道にストレスを感じられた結果として、胃に負担がかかった可能性があると説明しています」
「女性自身」2020年1月1日・7日・14日号 掲載
美智子さまは毎朝新聞をチェックするどころか、タブレットで自身に関係のあるネットニュースを読み漁り、また最近では朝日新聞デジタルの有料会員にも登録をしている。自身が批難されていることはかなり前から分かっていたが、皇后という立場上、反論することは我慢していた。が、ここにきてついに反撃をしてきたのだろう。美智子さまの逆襲が始まった。
美智子さまに抜け目無し
だがやはり関心してしまうのは、記事の見出しがあくまでも「雅子さまを想いやっての…」なところ。皇后になられた雅子さまへのご配慮を見せ「思いやりのある美智子さま」をアピールしつつ、心無いバッシングに憔悴している「可哀相な美智子さま」のまさに2つを同時にアピールしている。この記事が出される前にも、宮内庁と週刊誌の間で入念なやり取りが行われたいたはず。
美智子さまの逆襲はまだまだ始まったばかりだ。