東京六大学野球の慶大は21日、横浜市港北区のグラウンドで練習納めを行った。今秋に続く連続日本一がかかる来季の投手陣の柱として期待されるのが左腕の佐藤宏樹投手(3年・大館鳳鳴)。1年秋に3勝したあと、左肘靱帯(じんたい)を痛めてから登板機会も減った。復活を目指した今秋は肘の不安もあり出遅れて早大戦で救援登板した1試合のみ。「投球フォームを見失っていた。最近になって安定してきたので投げ込んで固めたい。来年は結果を意識したい」と目標のプロ入りへ向けて力を込めた。来春は堀井哲也監督(57)が就任して最初のシーズン。心機一転、結果を出す。
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