2019年12月23日

男が加害しなければいい=男が加害するから問題、全部それ

● 視点:認知
● 認知:実際の暴力
● 男子トイレと暴力
● 男の暴力への認知
● まとめ


● 視点:認知

TSが真にTSなら、MTFのゴールが「女体化した男性」でいいはずだ
http://lttlleo.seesaa.net/article/472429433.html
女性に見える人が男性スペースに入ってきたら、
男性はその人を「女性に見える男性」と認識する。
男性がそう認識することで男性にリスクが発生することはない。
仮に「女性に見える男性」が加害してきても、体格は同等以下だ。

これが「運用上最善」かつ「本質論として正しい」。

さらに考察。
「セックス区分の男性スペースにいるのは、見た目に関係なくセックス男性」
これを男性が共有しないと、
「見た目でセックス男性を否定されて排除加害される男性」を生む。

現に生んでいる。
「女みたい」な男児~男性は
「実際のセックスで認知されていての男性性否定」のマイナスストロークを受ける。

「ジェンダー女みたい」だとしたらその人の指向性だし、
「セックス女みたい」だとしたらその人の体型と体質だし、
「その人がそうである」のは今存在する事実であって、良い悪いではない。

「女みたい」の「女」は男にとって
「物理的にも社会的にも弱い、攻撃しやすい対象」かつ
「優れた存在である男と違って、劣った存在であるから蔑視して当然の対象」である。

結局この「女性蔑視」の病根に行き着くのだが、
この病根を完治できなくても「攻撃しない」「蔑視を表に出さない」。
好きでも嫌いでも、蔑視でも尊敬でも、何であろうと「人権を侵害しない」。
それを守れば、加害被害は発生しない。

「女みたいな男」が気に食わなくても、
「ホモセクシャル」が気に食わなくても、
その人を侵害しなければいいんですよ。それだけ。

引用が「スペース」と書いているように、場をトイレに限定してないです。
セックス区分の男性エリア、
それ以上に
ホモソーシャルが共有する「男という概念」。

言いたいのは
「男が、男という概念から、事実セックス男性である男性を、暴力的に排除している」
この事実と害悪です。

● 認知:実際の暴力

女性「も」暴力をふるうことはあるし、
女性「も」性暴力を行うことはあるし、
女性も男性も対象になる。

しかし
性別の発生件数、発生率とは別途、

暴力手段として性暴力
の性別比は(統計はないと思うが)明らかに男に多いと思う。

同性間性暴力に限定して考えてみる。

女児女子女性同士のいじめに、性暴力・・・?
なくはないだろうが、うーん、あるとしても少ないと思うし、
男児男子男性が加害の主犯のケースを除くと、重大な性暴力は少ないのでは・・・。

男児男子男性同士のいじめに、性暴力は、ええ、ありますよね!!!
もともと攻撃的だから性暴力も苛烈になる、とも思うが、
いやそれにしても、暴力手段としての性暴力が同性にも多過ぎだろ、と思うほど多い。

もともとのもうひとつは、
セックス男には「性」が暴力とセットだから、だと思う。
セックス男の「侵入する性」は、最小限の事実だけを言っても「能動」である。

「能動」にパワーがあれば、すぐに暴力になる。

セックス女の「侵入される性」は、合意の相手でも「許容」であり、
「許容」がすぐに「受忍」になることを知らない女性はいないと思う。

攻撃性大+「暴力になりやすい能動としての性」
攻撃性小+「受忍させられやすい受動としての性」

● 男子トイレと暴力

「天才オタク男子の日常」のシットコムで、
さらっと「便器に顔を突っ込まれたいじめ」が出てくる。

実際の発生率は知らないが、
「男子トイレで男子が男子にそのいじめ」と
「女子トイレで女子が女子にそのいじめ」を比較したら、
圧倒的に前者に集中するだろう。

男子にとって男子トイレが危険な場所であることは、
この台詞以前に想像できたことだが、
さらっと言われる=概念の共有されっぷりを見せられる、で、
改めてこれは酷いな、と思った。

※男が男による女性の被害を真面目に考えないので、
男の被害を考えること自体泥棒に追い銭的な理不尽を感じるが、
考察として書いている。

男による女性の性被害、
男による男性の性被害、
とこう書くと、比べること自体ありえねーよ、と言いたくなるが、

前者と後者はそれぞれ別種の重大さがある、これは事実だろう。

● 男の暴力への認知

女性は男の酷さを本当にはなかなか知りえない。
体感的な被害の蓄積と知識の蓄積の両方があっても、なかなか。

たとえば自分は高校生の時に男子がクラスの女子を順位づけしていたことを知って、
驚愕し、ものすごい嫌悪を感じたが、
自分が何かでそれを知った、それは彼らのごくごく一部でしかない。

男のえげつなさを、日々身をもって接している男はそれを知っているから、
自分も含めての男の暴力、暴力への衝動を知っているから、
男を恐れる、それはあると思う。

● まとめ

この記事は「ホモソ内」を焦点にし、
ここまで「ホモソからホモソ外、対女性」については書いていません。

最後にそれについて。

男は男特有の、ホモソ特有の問題があるし、しばしば深刻であろうことも推察する。
が! それはホモソの問題なので!
女を侵害するな、利用するな、「(ホモソ不可分の)男」としてこっち来るな!!!

女性に関わる際は、ホモソ仕草を全部そぎ落としてください。
それが0地点です。


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posted by Erin at 02:00| Comment(0) | MTF-14 TS・GID | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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