日本ラグビー協会は20日、来年の東京五輪に向けた男女の7人制日本代表第2次候補を発表し、男子は7月発表の13人に加え、前回五輪代表の桑水流裕策(コカ・コーラ)ら6人が新たに名を連ねた。女子は主将の中村知春(ナナイロプリズム福岡)ら21人を選出。合宿ごとに招集される練習生(男子9人&女子5人)も発表された。
今秋のW杯で8強入りした15人制代表で、五輪出場にも意欲を示す福岡堅樹(パナソニック)、松島幸太朗(サントリー)らは選ばれなかった。男子の岩渕ヘッドコーチは今後の合流について福岡らと連絡を取っているとしつつ「門戸は閉ざさないが、15人制の体から7人制のそれに移行するにはかなりの時間が必要。来たい人は早く来てほしい」と話した。
男女とも合宿を重ねながら国際大会に出て強化を図る。4月25、26日には五輪のテスト大会として開催される招待大会「アジア・セブンズ・インビテーショナル」(味スタ)に出場する。