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みなさん、こんにちは。
日頃から国際経済研究所の活動にご理解とご支援を頂き、心から感謝申し上げます。
1984年、中曽根内閣の時に初めて訪中してから早くも25年。激動する日本で豊かな国家を夢見て、JICAの前身「産業開発青年隊」をつくり、中国の故
周恩来国務院総理とも親しかった恩師、故 寒河江善秋先生の教えと影響を受け、私は1990年、中国対外経済貿易大学に留学いたしました。
当時、中国は改革開放の時代で、中国対外経済貿易大学は経済中心の大学であると同時に、政府と一体となった経済政策の中心的役割を果たしていました。急速に経済成長する中国にとって日本は目標となり、また日本の企業はこぞって隣国・中国の巨大市場へと進出していきました。
しかし企業の進出と同時に、中国政府と外資企業との摩擦も顕著になり、日本企業の対応も共産主義国家という枠の中で大変苦労しておりました。そういう中で、この日中両国間の摩擦を解消するために私の25年間の実績と人脈を生かし、日中両国のコーディネーターに徹し友好交流に尽くしたい、と思う気持ちは日増しに高まりました。
その後、中国対外経済貿易大学の国際経済研究院客員研究員となり大学内に松尾事務所を設立、同時に日本国内にも国際経済研究所を設立し代表に就任。日中間のコンサルタント事業に乗り出しました。
現在の混迷する日中関係において、今こそ政・産・学・官界と連携をとり、みなさまのご協力のもと、日中両国のために尽力したいと思っております。今後ともよろしくご指導の程、お願い申し上げます。
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