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福井

恒例のペンギン散歩始まる 越前松島水族館

来場者らに見守られながら、よちよちと歩くオウサマペンギン=坂井市の越前松島水族館で

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 坂井市三国町の越前松島水族館で二十一日、冬限定のオウサマペンギンの散歩公開が始まった。首元のオレンジ色の模様が美しく、胸を張って歩く姿は貫禄十分。子どもらの注目を浴びながら堂々と行進していた。

 水族館では冷房環境の「ぺんぎん館」で九匹を飼育。普段はガラス越しでしか見られないオウサマペンギンが間近で見られるとあって、水族館の人気企画の一つ。来年二月末までの期間限定イベントだ。

 この日は全九匹がぺんぎん館から往復八十メートルほどの散歩を楽しんだ。

 途中で立ち止まって、つぶらな瞳や短い羽をばたつかせる愛らしいしぐさに子どもたちは夢中に。胸を張ってよちよちと歩き、背中を丸めて毛づくろいする様子に、来館者たちも写真に収めるなど笑顔で見守っていた。

 散歩は午前十一時二十分と午後三時十分からで各十五分程度。

 (藤井雄次)

 

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