【中山大障害】障害G1初初制覇のシングンマイケル 金子「オジュウチョウサンに挑戦したい」

中山大障害を制したシングンマイケルをねぎらう金子光希騎手(左)(カメラ・池内 雅彦)
中山大障害を制したシングンマイケルをねぎらう金子光希騎手(左)(カメラ・池内 雅彦)

◆第142回中山大障害・J・G1(12月21日、中山競馬場・直線芝4100メートル、良)

 春の中山グランドJを制した障害界の絶対王者オジュウチョウサンは不在だが、15頭によって争われた暮れの障害王者決定戦は、金子光希騎手が手綱を執った2番人気のシングンマイケル(セン5歳、美浦・高市圭二厩舎、父シングンオペラ)が障害G1初挑戦で初勝利を飾った。3コーナー手前で先頭争いに絡むと、4角先頭からそのまま押し切った。管理する高市圭二調教師(64)はJRA・G1初制覇。勝ち時計は4分38秒9。

 2馬身差の2着には6番人気のブライトクォーツ(熊沢重文騎手)。さらに2馬身半差の3着には4番人気のメイショウダッサイ(森一馬騎手)が続いた。

 金子光希騎手(シングンマイケル=1着)「やっと(G1制覇の)夢がかなってうれしい。人気のある2頭(シンキングダンサー、ディライトフル)を見ながら、この馬のリズムで走らせることを心がけた。最後は夢中になって追ったので、自分のスタイルをキープできなかったが、馬が頑張ってくれた。次は、希代の名馬オジュウチョウサンにチャレンジしたい」

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