先日クーラーの誤作動が生じ、通常25℃設定にしている水温が19℃まで低下してしまいました。
当方ではリビングに水槽を設置していますが、室内を常時暖房及び、マグネットポンプからの発熱によって水温の維持が図れているため、冬場であってもヒーターは設置せずに飼育しています。
先日、クーラーが作動していたので、「水温上昇には早いような気がするけど、晩冬季早々に水温が上がってきたのかな?」と、思っていました。
その数日後、苔を除去する為に水槽内に手を突っ込んだところ、異常に水温が低いことに気が付きました。
クーラーの温度は26℃を表示していましたがクーラーは作動し、水槽内の水温計はキスゴムの劣化によって水槽に固定されず水表面を浮遊したままになっていた為、常時確認できていなかったですが、その水温計を確認すると19℃を示していました。
どうもクーラーの誤作動によって冷却を続けていたようです。その後クーラーの電源を一度落とし、再作動させたらヒーター機能が通常に戻り、翌日には25℃まで上昇していました。
但し、通常の設定温度から急激に-6℃以上も低下したことによって固体の体力低下による白点病の発症を懸念していましたが、4日経過した後においても白点病の発症は見受けられなかったのでホッとしました。
今回のクーラー誤作動による水温低下の状況を纏めると下記の通りです。

。横柑?崢?戮如檻供遒猟祺次△い錣仍育環境下においては急激な水温変化が発生した状況であった。
急激に水温が低下したものの、一気に低下したわけでなくクーラーの冷却動作によって除々に水温が低下した。
上記の状況があったにも拘わらず、生体には悪影響を及ぼすことはなかった。

今回はクーラーの誤作動によって生じた水温低下ではありましたが、偶然に得ることができたデーターとして急激な水温変化によって生体へのストレスは多少あったものと思われるものの、濾過機能が充分満たされている飼育環境下では、例え急激な水温変化が生じても白点病発症に繋がる体力低下には直結しないということが確認できました。
よって、一般的に白点病の発症原因と言われている「季節変わりによる急激な水温変化」というものは水温変化に一切起因せず、この時期発生する白点病の発症原因については、他の要因によるものという事が別の観点からも立証できたと思います。