読書をしていても、
どんどん本の内容を吸収して、頭が良くなっていく人とそうでない人がいる。
その違いはどこにあるのだろうか?
今日はそんな効果的な読書をする人の特徴を書いていこうと思います。
本は「考える」ために読む
まず、普通の人は、
「本がメインで、それを読む自分がいる」みたいな感覚で本を読んでいます。
言うならば本が「主」で、自分は「従」みたいな感じです。
一方、効果的な読書をする人は違います。
自分が「主」で、本は「従」です。
もっと言うなら自分の思索が「主」で、本の内容は「従」。
もう少し細かく説明します。
効果的な読書をする人は、
読書に対して「読む」ことではなく、「考える」ことに重きを置いております。
つまり、「考える」ために本を読み、
その「思索」に必要な材料を補う行為だと読書を捉えています。
効果的な読書をする人
本はたくさん読めばいいというわけではありません。
どれだけたくさん本を読んだからといって、
結果として頭に入っていなかったら、それは不毛な読書です。
不毛な読書をする人は、
本はたくさん読めばいいと思い、多読に励み、自分の頭一杯に知識を入れ込みます。
その結果として、読んだ内容の整理や理解が追いつかず、
次々に消化不良をおこし、本の内容を忘れていきます。
それに対して、
効果的な読書をする人は、
目的意識を持ちながら主体的に本を読み進めます。
本を読み、知識を得て、
それらを自分の思想体系に併合させていきます。
そうやって本の内容や知識をしっかりと消化・同化させていき、
自分の思想体系を有機的に拡げていきます。
その結果として、
読んだ人の視野や考え方、行動に新しい変化が加わっていき、
本を読むことでどんどん成長していけるのです。