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久住高原農業高、28年ぶり駅伝チーム復活

 竹田市久住町の久住高原農業高(小俣秀之校長、63人)に本年度、駅伝チームが発足した。旧三重農業高久住分校時代の1991年度以来、28年ぶりに復活した形。3日に宇佐市で開かれる県高校駅伝競走大会に出場する。メンバーは「全員がたすきをつないでゴールする」と気持ちを高めている。
 久住高原農業高が4月に単独校として再スタートしたのをきっかけに、目玉となる部活動を設けようと駅伝に取り組んでいる。準備は昨年度から。陸上部員が2人だけで初めは1キロも走らないうちに息を上げていた。1年生5人が加わり、人数がそろったことでチームとして本格始動した。
 本年度赴任した顧問の沖田玄佑教諭(30)は、2006年の全国高校駅伝で優勝した世羅高(広島県世羅町)のメンバー。県事業で招いた日本文理大(大分市)陸上部の橋本裕太コーチ(32)からもアドバイスを受け、生徒は週5回の走り込みを続ける。
 10月25、26日には大会に向け、宇佐市安心院町のコースを試走。2区を予定する3年の難波駿一主将(18)は「全員が苦しい練習を乗り越えた。遅くても懸命に走り切る」と意気込む。1区10キロを担う1年の志賀杏唯斗(あいと)さん(15)は「しっかり結果を持ち帰る」と気合を入れた。
 羽田野明美監督(62)は「生徒たちは日に日に成長してくれた。本番は最高の走りを見せてくれるだろう」と期待する。小俣校長は「久住高原は駅伝合宿が盛ん。学校らしさを示せる競技だと思う。目指すはもちろん都大路」と話した。
※この記事は、11月1日大分合同新聞朝刊18ページに掲載されています。

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