今日の記事では、今後の世界情勢の行方に大きな影響を及ぼすと想定されるロシアに関する理解を深めたいと思います。

 

大手メディア、ネットニュースサイト、Youtubeを統御する支配者側が演出する今後の世界情勢の背後にある真実を知る手掛かりになると考えられるからです。

 

今後の世界情勢には二つのシナリオ(予言)があります。

 

一つは、支配者側(悪魔崇拝者)のネットワークによって演出される世界情勢のシナリオ、もう一つは、宇宙と地球と人類の創造者エホバ神による「聖書」が予告していた世界情勢のシナリオです。

 

私たちは、どちらが真実の情報なのかを識別する必要があります。

 

今後の世界情勢の真の結末とは何か、

それに対して自分はどう行動すべきなのかを識別しなければなりません。

 

ロシアの実像を知ることは、ロシア最高裁判所によるエホバの証人の管理センターと395の地方組織に対する解散命令の判決の意味を正確に理解する助けにもなります。

 

ロシアが誰かを「過激主義者」と見なし、その活動を犯罪と定義して禁止する場合とは、どういう場合なのかを考えながら記事を読み進めてください。

 

では、まずはじめに、今後の世界情勢の二つのシナリオから、簡単にですが、聖書が発信している世界情勢のシナリオ(預言)を確認します。

 

 

聖書が予告してきた世界情勢の結末 「大患難→ハルマゲドン

 

聖書に記された数々の預言はすでに全てが成就しており、まだ成就していない残された預言はあと残り僅かになっています。今後の世界情勢に関する預言をごく簡単にご説明しますと、次の通りです。

 

大患難が始まる:使徒パウロはこう書いていました。「人々が、『平和だ、安全だ』と言っているその時、突然の滅びが、……彼らに突如として臨みます」。(テサロニケ第一5:3)

 

『平和だ!安全だ!』というこの宣言がどんなかたちで発せられるかは分かりません。しかし、どんなにもっともらしく見えるとしても、悪魔的宣伝工作であり、実質はありません。

 

その宣言が上がると、突如として「突然の滅び」が始まります。何が滅ぼされるのでしょうか。

 

最初に「大いなるバビロン」、つまり偽りの宗教の世界帝国が滅ぼされます。

 

大いなるバビロンは「娼婦」とも呼ばれています。(啓示 17:5,6,15) 地の王たち、つまり政治指導者たちと結託することにより、淫行を犯してきたからです。(啓示17:2)

 

   

 

キリスト教世界および偽りの宗教組織全体の滅びは、「大患難」の最初の局面となります。

(マタ 24:21。テサ二 2:8)

 

神に是認された民に対する攻撃

 

 

ハルマゲドンの戦い:ハルマゲドンの戦いとは、簡単に言えば、将来起こる地球規模の戦いのことで、その時、創造者エホバ神に任命された王イエス・キリストが、神に敵対する者たちを滅ぼします。

 

ハルマゲドンとは、人間の諸政府ととの間の最終的な戦争のことです。それらの政府と支持者たちは現在でも神に敵対しており、神の支配権に服することを拒んでいます。(詩編 2:2

 

聖書は、それら敵対者たち、つまり「人の住む全地の王たち」が「悪霊の霊感による表現」によって結集させられ、「全能者なる神の大いなる日の戦争に……つまり、ヘブライ語でハルマゲドンと呼ばれる場所に」集められる、と説明しています。 (啓示16:14,16)

 

ハルマゲドンの戦いでは、人間の支配に終わりがもたらされます。(ダニエル 2:44)

 

      jw.org エホバの証人の公式サイトから引用

        根拠となる聖書の言葉は以下の記事から確認できます。

 

       この世界はどのように終わりに至るか

        ハルマゲドンの戦いとは何ですか

       ハルマゲドンにおける「全能者なる神の……戦争」とは何ですか。

       その結果,世界はどうなりますか。―啓示 16:14,16。
 

 

一方、西側諸国とロシアが警告する世界情勢の結末は以下の通りです。

 

西側諸国(NWO)と ロシアが警告する世界情勢の結末 「第三次世界対戦」

 

現在のネット上のブロガー達による理解:

西側諸国(NWO、グローバルエリート)が人類の敵であり、それに対抗するのがロシアのプーチン大統領だといいます。

 

「政治家としての手腕が天才的なプーチンは、力を持つようになり、NWOに対抗する反逆者となった」。

 

ロシアは、もともとロスチャイルドのバックアップを受けて大国になったが、権力を増大させたプーチンは、ロシア国民と世界のために、NWOへの反逆を誓ったと言われています。

 

情報ソース:世界の裏側ニュース
ジェイコブ・ロスチャイルドが、プーチンは「NWOを裏切った者」と発言
 

プーチンは、西側が目論んでいる第三次世界対戦を阻止しようと闘っています。

 

一方、支配者側も、世界全体が第三次世界対戦に向かっていると警告しています。

 

支配者側の工作員A・ジョーンズ:「ありとあらゆる視点から見て

世界全体が急速に第三次世界対戦へ向けて動いております。」

 

悪魔崇拝の第一人者ローマ法王による宣言:「第三次世界対戦が始まった」

 

 

 

ロシアのプーチン大統領:

プーチンは、ローマ法王に、「私はイルミナティを倒すつもりです」と誓った。

 

 

プ―チンは、2016年の新年のスピーチでも「イルミナティを倒す」と発言。

 

プーチンの2016年、新年のスピーチ、私はイルミナティを倒すつもりです!」

 

(記事から抜粋)

『勇敢なプーチンは、最後の最後にイルミナティと対決する為に第三次世界大戦の勃発を阻止する必死の試みをする事を明らかにした。と、クレムリンの情報源が主張しています。』

 

世界の裏側ニュース

2016年6月 世界的危機を警告するプーチンのスピーチ

 

様々な報道局の代表者を招待し、率直な対談の中で、プーチンはスピーチを行い「世界危機を確信している」と怒りを込めて語っています。

 

 

 

怒りのプーチンが西側メディアに警告した「第三次世界大戦」開戦の理由


カレイスコープ氏のこの記事を多くのブロガー達が転載し、情報を拡散しました。

 

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ネット上では、多くのブロガーたちが、イルミナティに立ち向かう、強くて、冷静で、正義感に溢れ、国民を大切にするカッコいいリーダーとしてプーチンに熱い視線を注いでいます。

 

しかし、本当にそのような理解で問題はないのでしょうか。世界情勢の行く末に、この理解は、人々をどのような方向に向かわせることになるのでしょうか。

 

生命は自然発生したのであり、宇宙と地球と人類を創造した創造者は存在しない、とか、神は人間による邪悪な支配に対して何も行動されないと、そう決めてかかることは懸命なことなのでしょうか。

 

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先回は、3月末にロシアの90都市の全国規模で数万人もの人々が参加して、過去5年間で最大規模となったプーチン政権の汚職に抗議するデモを取り上げました。

 

 

プーチンは本当に国民や人類の益を考えているのでしょうか。本当に、NWOに対抗しているのでしょうか。

 

今日から数回に分けて、プーチン・ロシアの更なる深い事情を追ってみます。

 

まずは、プーチン政権に入ってからの止まらない暗殺事件について。

 

 

ロシアの暗殺事情

 

ロシアの暗殺事件と言えば、2006年、イギリスに亡命していた元KGB将校アレクサンドル・リトヴィネンコが何者かに毒殺された事件を思い出します。

 

リトヴィネンコ氏の事件は広く報道されました。

が...、ロシアの暗殺事情は、それどころではないのです。

 

つい最近にも、白昼堂々の残虐な暗殺事件が起きています。

 

 

ロシアの闇の帝王、プーチン、

またしても反対派のボロネンコフ氏を隣国首都キエフで白昼に暗殺

 

『2017年3月23日、白昼堂々銃撃により射殺されたのは、

元ロシア下院議員のデニス・ボロネンコフ氏。

 


昨年10月に妻でマリインスキー劇場の著名なオペラ独唱歌手マリヤ・マクサコワさんとともにウクライナに亡命し、その後、ウクライナ国籍を取得していた。

 

氏は、ロシア在住時から、プーチンによるロシアのクリミア併合を批判し、また3年前に失脚し、今はロシアに匿われている親ロシア派の元ウクライナ大統領ビクトル・ヤヌコビッチも、公然と批判してきた。

 

ボロネンコフ氏の射殺に、ロシアの特殊部隊かFSBが関わったのは明らかだ。犯行は白昼、キエフの中心街で堂々と行われた。

 

彼らは、反対派を公然と暗殺することで、他の反対派への威嚇効果も計算しているからだ。


暗殺の数日前、「ワシントン・ポスト」紙のインタビューで、「私たち夫婦はロシア国内で危険人物に仕立て上げられている。いつか許される日がくるとは思えない」と語っていた。


裁判というデュー・プロセスもとられることなく、プーチンにとって煙たい存在を無慈悲に消し続ける。ロシアが文明国とほど遠い野蛮な国である証拠だ。』

(記事より抜粋)

 

ボロネンコフ氏の背後から、プロの殺し屋が忍び寄り、声をかけて氏が振り返ったところを射殺するというショッキングな事件の場面を映し出す動画が公開されています。

 

公開する目的で撮影していたことが伺えます。

 

毒物による攻撃を受けている反対派もいます。

 

 

毒殺の標的か、プーチン批判の活動家が退院 国外で治療へ」 2017.2.20

 

『プーチン批判で知られる活動家のウラジーミル・カラムルザ氏が退院。

 

 

カラムルザ氏は反プーチン派組織「開かれたロシア」のメンバー。この組織には、開かれた選挙や報道の自由、人権問題をめぐる改革を求める活動家たちが参加している。

 

(2017年)弁護士が毒を盛られた可能性を示唆し、2月3日に昏睡状態に陥った。

 

同氏は2015年にも謎の「病気」を発症し、九死に一生を得た経験を持つ。同年、CNNのインタビューで当時の状況について「昏睡状態に陥り、主要な臓器すべてが次々と機能しなくなった」と語っている。』

 

 

 

「過去の暗殺事件」

プーチン政権になってからの暗殺事情

 

リトビネンコ氏以外にもこんなに多くの人々が…(ロシア暗殺事情)」   

 

2006年12月9日の記事
『モスクワの新聞記者アンナ・ポリトコフスカヤさんに続いて、イギリスに亡命していた元KGB将校アレクサンドル・リトヴィネンコも暗殺されてしまいましたが、プーチン政権下での暗殺はこれだけではありません。 

 下記にプーチン政権下で暗殺された人々のリストを挙げます。 


プーチン大統領就任後のロシアでは毎年2人の記者が暗殺」 

NYに拠点を置く「ジャーナリストを守るための委員会」(CPJ)は、ポリトコフスカヤを「過去25年で最も報道の自由に貢献した記者の1人」に選んだ。

 

モスクワの記者アンナ・ポリトコフスカヤ

 

同委員会は、プーチン大統領就任後のロシアでプロの手によって殺された12人のジャーナリストについての報告をまとめている。

 

これらの殺害事件はたった1件も解決されていない。

 

同委員会は世界で「ジャーナリストにとって最も危険な国」の第3位にロシアを挙げている。

 

ちなみに過去15年のトップはイラク、2位がアルジェリア。

 「しかしこれらの国では戦争や大きな紛争があります。ところが、プーチンが権力の座についてからのロシアでは、戦場でなく平時にジャーナリストが暗殺されているのです。」

 

と、CPJのコミュニケーション部長、アビ・ライトは語っている。

 暗殺された記者たちは、政府や地方の権力者の汚職・腐敗を追及していたケースが多い。 


まずは暗殺されたジャーナリストたちのリスト


truthmjのコメント:

名前のリストは元記事をご確認ください。

 

2000年~2005年までの間に20歳代~40歳代の記者10人の名が挙げられています。殆どが射殺、殴打されたケースもあります。



ジャーナリスト以外に政治家、企業家、軍人なども含むリスト

99年11月から2006年9月までの7年間で、18名もの名が上げられています。

 

さらに、記事には管理人さんによるこのようなコメントがありました。

 

『ロシアの元スパイのリトビネンコ氏の暗殺が、連日新聞やテレビで報道されている。こんなことはかつてなかった気がする。 他にも数え切れない人が暗殺されているのに、なんで今回だけこんなに騒ぐのだろう。』

 

確かに、それまで殆ど報道されることが無かったロシアにおける暗殺事件は、この頃から報道されるようになり、最近では頻繁に報道されるようになりました。

 

『報道』は支配者によって統御されていますから、以前は暗殺事件を隠蔽する方針であったものを、報道する方針に変えたということになります。

 

ですから、方針を変更したからには、その報道内容は、支配者側に有利な目的を果たすために考え抜かれたものであるはずで、事件は利用されているに違いありません。

 

それまでになく大きく報道されたリトビネンコ氏暗殺の”真相解明”について、ロシアと英国双方の意見は平行線をたどり、西側諸国から「ロシアは真実を語っていない、信用できない」と非難する声があがり、

 

結局、氏が亡命していた英国務省の諜報機関が調査するという展開になりました。

 

いかにも「筋書き」があることが見え見えのこの成り行きからして、

ロシアと西側諸国の間で合意の上の「取り決め」があったことは明白です。

 

 

この事件に関する報道が、大衆の思考にもたらした影響

 

リトビネンコ氏の暗殺事件報道は非常に手が込んでいて複雑ですが、手短にまとめてみます。

 

大手メディアによる「この種の報道」ですから、たとえそこに幾らかの事実を含めてあるとしても、全体的には、大衆を誘導する目的を持った台本です。何を目的とした台本だったかを見極めてみることにしましょう。

 

 

報道の流れ

リトビネンコ氏は、FSBの幹部職員が、チェチェン問題を含む政治的脅迫や契約殺人(つまり殺し屋)などの犯罪活動にFSBを利用していると告発した。それ以来、彼は脅迫を受けるようになった。ウラジーミル・プーチンは当時、FSB長官を務めていた。

 

1999年にモスクワなどロシア国内3都市で発生し、300人近い死者を出したロシア高層アパート連続爆破事件は、チェチェン独立派武装勢力のテロとされたが、 

 

実は第2次チェチェン侵攻の口実を得ようとしていたプーチンを、権力の座に押し上げるためFSBが仕組んだ偽装テロだった」と証言した。

また同年の著作「ルビヤンカの犯罪集団」では、プーチンがFSB時代に自ら組織犯罪に手を染めていたと暴露した。

2003年には豪テレビ局の取材に対し、モスクワ劇場占拠事件の疑問点を指摘し、犯行グループの内2人はFSBの工作員だった可能性を指摘した。

 

2006年11月1日に、彼は、プーチン政権に批判的な報道姿勢で知られたジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤの射殺事件の真相を究明するため、

 

イタリア人教授マリオ・スカラメッラと名乗る人物と、ロンドンのピカデリーサーカス周辺の寿司屋で会食後、体調が悪化し病院に収容された。

ロシア大統領府副報道官のペシコフは、ロシア政府による犯行という疑惑に対し、「リトビネンコの毒殺未遂事件にロシア政府が関与するなどあり得ない。全くばかげたことだ」 と反駁した。

リトビネンコは、集中治療室に収容されていたが、11月23日に死亡した。44歳。

11月24日のBBC放送は、彼の体内から、ウランの100億倍の比放射能を有する放射性物質のポロニウム210が大量に検出されたと報じた。

 

事件を受けて、英国内務省と外務省の諜報機関と情報局秘密情報部も捜査に加わり、「動機、手段、機会の全てがロシアFSBの関与を物語っている」と指摘した。

 

次いで、イギリス警察当局はリトビネンコ毒殺の容疑者を確認したと発表し、主犯とされる旧ソ連国家保安委員会(KGB) の元職員ルゴボイ氏を殺人罪で告発し、ロシア政府に対し身柄引き渡しを求めた。


これに対しロシア側は2007年7月、憲法によりロシアの市民の受け渡しは出来ないとして拒否した。

 

※管理人:ロシア政府は、身内をかばうためになら憲法を固守します。


イギリスは抗議としてロシア外交官4人を国外追放するが、ロシアもその報復としてイギリス外交官を4人追放した。

容疑者とされたルゴボイは、2007年12月に行われたロシア下院議員選挙に極右政党・ロシア自由民主党の候補者として立候補し、当選を決めた。

2014年に英国政府はリトヴィネンコの遺族の訴えに応じて、事件に対する第三者による調査委員会を設置した。』(Wikipediaより)

 

 

報告書には「FSBのリトビネンコ氏殺害作戦は、おそらく、2006年当時FSBの長官であったニコライ・パトルシェフ氏とプーチン大統領の承認を受けていた」と書かれていたといいます。

 

もっともロシア外務省は、調査報告書は政治的動機によるものだと一蹴。同省報道官は、「純粋な犯罪事件が政治利用され両国関係の全般的な空気を悪くしたことを遺憾に思う」と述べました。

 

ここまでの報道で、英国(西側)とロシアの間に激しい論争と意見の対立があり、国家間の溝はますます深まったかのように、人々の目にはそう見えたことでしょう。

 

ということから、「そのように見せる台本だった」と言えます。

 

事件から10年後、論争の末の英国の調査報告の結果を受けて、リトビネンコ氏の遺族の受け止め方の相違を浮き彫りにする報道(台本)がありました。

 

リトビネンコ氏の遺族による証言。

 

【真実は?】ロシア元職員リトビネンコ氏毒殺事件にプーチンが関与?

 

『リトビネンコ氏の事件に関する調査報告書が発表されたことを受けて21日、リトビネンコ氏の妻のマリーナさんがロンドンで声明を発表した。


この中で、マリーナさんは「亡くなる直前に、プーチン大統領を非難していたの言葉が正しかったことが証明されたことに満足している」と述べた。 

一方、リトビネンコの弟も父親も「ロシア当局が関与していないと確信している。全てロシア政府に圧力をかけるためにでっち上げられたものだ」と語っている。

 

弟のマクシム・リトビネンコは、イギリスの報告を、プーチン中傷だと片づけた。


また、イギリスの捜査当局が、事件に関与した疑いがあるとして引き渡しを求めているリトビネンコ氏の元同僚で、現在ロシアの下院議員を務めるルゴボイ氏も、

 

調査報告はばかげており、いつものロシアのイメージを傷つけるキャンペーンだ。イギリスは、リトビネンコ氏が死亡した本当の原因を解明しようとしていない」と述べて、批判した。』

 

 

時の経過とともに人々の関心は薄れ、事件から10年の月日が流れた英内務省による調査報告には、取り立てて目新しい情報もなく、

 

おそらくプーチンが承認した」という、曖昧な表現に留めることにより、プーチンを断罪する決定的な証拠がないことを示唆していました。

 

先ほど上げた多過ぎるロシアの暗殺事件もまた真相は解明されていません。

 

それもそのはず、リトビネンコ氏暗殺事件とその他の多過ぎる暗殺事件、チェチェン独立派武装勢力のテロとされたロシア高層アパート連続爆破事件、モスクワ劇場占拠事件、チェチェン戦争、ウクライナ紛争、シリア戦争......、

 

このような戦争やテロを商売にしているのは歴代の闇の支配者であり、戦争をするために、表向きには対立する諸国家を作り出したのです。

 

  日本人が知らないニッポン

 

戦争を正当化するために、メディアを統御することは必須条件でした。

 

リトビネンコ氏やアンナ・ポリトコフスカヤなどの勇気ある少数派の人々の行動により、チェチェン戦争、モスクワ劇場占拠事件、北オセチア学校占拠事件などが、ロシア政府の国家的犯罪であったと暴露されていますが、西側メディアはほとんど触れていません。

 

ですから、上記のような忌まわしい犯罪に、もちろん、ロシア政府は関係していますが、単にロシア政府だけでなく、同じ台本を演じるネットワークの一部として、西側も各自の役割を演じることにより共謀しているのです。

 

だから、いつも、真相解明の決定的な証拠は出てこないのです。

 

ネット情報時代に突入し、911事件以降、西側の支配者が諸悪の根源であるとする陰謀論者たちやアクセス数の高い人気ブロガーたちが、プーチンは西側に対抗する強くて正義感ある真の指導者であるとする情報を拡散するようになったことも功を奏し、

 

「西側はプーチンを中傷するキャンペーンに躍起になっている。そのため、プーチン反対派の暗殺に関与しているのは西側であるという可能性もある。」とするが流れることにより、残虐な暗殺事件の真相は、一層闇に葬りやすくなっています。

 

リトビネンコ氏暗殺事件を広く報道することにしたのには、一つには、この事件を、西側 対 ロシアの構図を作るために利用する目的があったからであると推測出来ます。

 

 

 

もうひとつのロシア政府が関与したとしか考えられない暗殺事件

 

リトビネンコ氏暗殺事件のひと月前、モスクワの新聞記者アンナ・ポリトコフスカヤさん暗殺事件について、雑誌ニューヨーカーのモスクワ駐在員マイケル・スペクターが書いた詳細な記事の一部は以下の通りです。

 「死にゆくヴラヂーミル・プーチンの敵

 

チェチェン問題へのかかわりで知られた女性ジャーナリスト、

アンナ・ポリトコフスカヤは、リトヴィネンコ事件のおよそ1ヶ月前

10月7日に、モスクワの自宅アパートのエレベーター前で殺された。

 

その日の夜、....(中略)アパートのエレベーターのドアが開いたと思う間もなく、

殺し屋に撃たれたのである。

 殺し屋の放った弾丸は4発だった。最初の2発は彼女の心臓と肺を撃ち抜き、

3発目は肩を撃ち砕いた。

その衝撃で彼女はエレベーターの中に突き飛ばされたほどだ。

 

殺し屋はなおも執拗に、既に死んでいたに違いない彼女の頭を、

至近距離から撃ち砕いた。

 

ロシアの殺し屋たちの間で、「コントローリヌィ・ヴィストリェル」

(とどめの一発)と呼ばれているものだ。

 

殺し屋は不敵にも、殺人に用いたピストルをその場に投げ捨てて去った。

銃の認証番号が削りとられていたことは、いうまでもない。

 殺される半月ほど前、アンナ・ポリトコフスカヤはチェチェンの首都

グロズヌィの病院に一人の女性を見舞った。

 

女性は自宅のベッドで寝ていたところを、ロシアの工作員に踏み込まれ、

腹に散弾を打ち込まれたのだった。

 

散弾の一つ一つには重いエッジがついていて、肉に食い込むと

容易には離れない。国際条約で禁止されている凶器である。

 

その散弾を取り除くため、女性は胸から股にかけて切り開かれ、

内臓を抉られる手術を受けた。そのさまが七面鳥のようで、

見ていられないと彼女は書いた。

 

犯人は、この記事への意趣返しとしてアンナの体に弾丸を撃ち込んだのだろう。

アンナ・ポリトコフスカヤは、何故殺されなければならなかったか。

彼女はチェチェンの悲劇を、自分の生涯のモチーフとして書き続けていた。

 

それはプーチン政権にとっては不都合きわまることであり、

彼女の存在は目の上のこぶであり続けた。

 

彼女は、テレビは無論影響力のある大手のメディアからことごとく締め出された。

それでも、「ノーヴァヤ・ガジェータ」という小さな雑誌を舞台にして、

チェチェンでの真実を書き続けた。

そんな彼女の活動が海外に知られるようになると、

クレムリンはいよいよガマンがならなくなった。

 

ロシアの恥部が世界中にあからさまになるからだ。

クレムリンはことあるごとに、彼女の取材活動を妨害した。

 

取材のためにチェチェン入りすると、現地の役人たちが付きまとって、

彼女の活動に制限を加えた。彼女は度々拷問を受けたとも書いている。

 2001年には、殺害予告の脅迫を受けて、ウィーンに身を隠したこともある。

そのときに、彼女によく似た一女性が、彼女のアパートの前で射殺されるという

事件が起こった。

 

彼女の家族は皆、彼女にこれ以上チェチェンのことを書かないでほしいと

懇願した。それでも彼女は書くことを止めなかった。

 脅迫は日ごとに激しさを加えた。何故そんなことにかかずらうのかと、

脅迫者たちはいった。彼女はそのたびに応えた。

 

‘How could I live with myself if I didn’t write the truth?’

彼女は、真実を自分の命と引き換えにしたのだ。

プーチンの時代になって以来、ロシアでは13人のジャーナリストが

不可解な死に方をした。(2006年までの記録)

 

アンナ・ポリトコフスカヤの盟友で、「ノーヴァヤ・ガジェータ」紙の同人

(同じ志を持つ人物)だったユーリー・シチェチーヒンは2003年に毒殺された。

 

2004年には、経済スキャンダルを暴いていたパヴェル・クレブニコフが

オフィスの中で射殺された。これらの事件は皆迷宮入りしている。』

(抜粋)

 

       

 

アンナ・ポリトコフスカヤは、ロシア国民の無関心さとの闘いの中で、時にはキチガイ呼ばわりされながら、命がけでプーチン政権がねつ造したチェチェン戦争の真実を伝え続けた数少ない記者の一人だったといいます。

 

ロシアのプーチンが、NWOの敵などではないこと、真実を語る正義のリーダーなどではないことを、彼女の生き方と死が物語っています。

 

管理人は、彼女の勇気ある生き方に関する複数の記事を読んで、心揺さぶられずにはいられませんでした。

 

彼女の生き方と活動を知るようになった多くの人は、チェチェンで起きている真実や、その真実を伝えようとした勇気ある彼女の生き方を出来るだけ多くの人に伝えるべきだと言います。

 

確かに、その気持ちは非常によく理解出来ます。

 

が.....、勇気ある活動家たちを称え、情報を分かち合おうとすることを、

じつは、悪魔は喜ぶのです。

 

この思考のままですと、今後の世界情勢の行く末で、悪魔の側に立つことになるからです。

 

ですから、その目的に利用するために、反対派の暗殺事件が隠されることなく、報道されるようになったのだと思われます。

 

どういう意味なのか?

 

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ロシアで、暗殺事件他の攻撃の対象になったのは、プーチン政権の腐敗や犯罪行為に反対する人々でした。

 

しかし、エホバの証人は、聖書の教えを固守するゆえに、政府を非難したり、政府に対して反対するための活動をすることはないのです。多くの人々は、「この違い」に気づきにくいかもしれません。

 

では、ロシアにおいて、政府に反対しないし暴力にも関わらないのに、何故、エホバの証人は過激主義者だと言われるのでしょうか?

 

彼らは聖書の正確な知識を持っており、それを世界中の人々に分かつ活動をしているだけです。

 

創造者からの人類へのメッセージである聖書が、

 

悪魔を頂点とした邪悪な人間による支配システムの滅びに先立って、偽りの宗教が滅びるという重大な警告を発信していることを世界中で伝えているのは、彼らだけです。

 

JWを「過激主義」と見なしたのは、ロシア正教会でした。

 

 

 

 

4月21日付けAFP通信より

同国(ロシア)の主要宗派であるロシア正教会はエホバの証人に批判的な立場を取っており、ある教会関係者は先月、同団体を「破壊的な宗派」と呼んでいた。』

 

ここに、答えがあるのです。...本日はここまでに致します。

 

まだ続きます。