Windows 10標準の付箋アプリが“Outlook on the web”に統合、メールと一緒に読み書き可能に

Windows 10標準の付箋アプリが“Outlook on the web”に統合、メールと一緒に読み書き可能に

　Windows 10標準の付箋アプリ「Microsoft Sticky Notes」が“Outlook on the web”に統合され、付箋メモを直接“Outlook”で管理できるようになる。米Microsoftは来年1月にも、すべての“Office 365”ユーザーにこの統合をローリングアウトする計画だ。

　「Sticky Notes」は、Windows 10に標準搭載されている付箋アプリ。“Microsoft アカウント”を介したクロスデバイス同期をサポートしており、複数のPCで付箋メモを同期できるのが最大の特徴。Web（www.onenote.com/stickynotes）やAndroid向けランチャーアプリ「Microsoft Launcher」でもメモを閲覧・編集できる。

　編集部にて確認したところ、“Microsoft アカウント”で利用する“Outlook.com”でも「Sticky Notes」のメモは閲覧できるようだ。しかし、メモの編集には対応しておらず、デザインも付箋らしくない。来月の“Outlook on the web”アップデートではこれらが改善され、“付箋”と呼ぶにふさわしい内容となるだろう。公式Twitterアカウントの動画によると、メールに含まれるコンテンツをコピーして、付箋メモに貼り付ける機能もサポートされるようだ。

「Sticky Notes」のメモはすでに“Outlook.com”でも閲覧可能