はじめに
今回は、ヒルズのサイエンス・ダイエット、キトンまぐろ子ねこ用をご紹介したいと思います。キャットフードを選ぶ際のポイントや愛猫に食べさせた時の様子についてもお話していきます。
ヒルズのサイエンス・ダイエットキトンまぐろ子ねこ用のご紹介
購入の際、チェックしたところをまずは、ご紹介していきます。
原産国はオランダです。
原材料
原材料をみると、第一原料はチキン、ターキーついでトウモロコシ、動物性油脂、まぐろとなっています。第一原料が、トウモロコシとなっているフードもありますので、はじめに肉や魚がきてるかチェックしました。
成分
続いて、成分を見てください。
たんぱく質が34.5%です。健康な猫の場合、キャットフードのタンパク質量は、30〜45%が推奨されております。
適正な炭水化物は、35 %以下です。炭水化物が多い場合は、消化不良になることがあります。
キャットフードの炭水化物は
(100−タンパク質−脂質−粗繊維−灰分−水分)
でおおよその量が求められます。上記の計算式で炭水化物の量を求めると24.5%でした。こちらも問題ありませんね。
添加物
次に添加物をチェックしていきます。
まず、酸化防止剤から見ていきます。キャットフードは酸化すると、味や風味が変わってしまい栄養価も下がります。酸化防止剤は、それを防ぐために必要なものです。こちらでは、ミックストコフェロール(ビタミンE)とローズマリー抽出物などを使用しております。ビタミンEは、血行をよくしたり、冷え性を治したりする作用があり体には必要なものです。ローズマリーはハーブなので問題ないですね。なかには、発ガン性のあるものが、使用されている場合があります。ごく微量なので、問題がないと言われておりますが、使わないのにこしたことはないと思います。
着色料は、使われておりません。無着色です。着色料は食べ物に色を付けて、美味しそうに見せるもので、特に必要なものではありません。猫は、まず臭いで食べるかどうかを判断するので、着色料で見た目をよくする必要はありません。なかには、合成着色料が使われているフードもあります。合成着色料には、発ガンの危険性があるものもあります。毎日食べるものなので、こちらも購入の際に気をつけて見てください。
返金保証
返金保証があります。フードを選ぶ際は、品質、価格、嗜好性を考えて選びますが、猫が食べなかったら意味がないので、返金保証があるのはいいと思います。
『ネコDKvol.4』(晋遊舎)の子ネコ用フードランキング
こちらのランキングは2位でした。
質37点、おいしさ15点、価格17点で総合69点(こちらは、質50点、おいしさ30点、価格20点の100点満点で、評価しています)。
点数をみると、あまり高くはないですね。
おいしさが低いようですが、ココが気に入るかどうか試してみましょう。
愛猫に与えた時の様子
封を切ると、においが結構きつい感じがしました。猫は、においで食べるというので、気に入ってくれればいいのですがどうでしょうか?
表示を見ると、「フードの切り替えは、7日ほどかけて徐々に行ってください。」と書いてありました。急にフードを変えると、下痢や嘔吐の原因になりますので、ゆっくり試していきます。
まずは、これぐらいから始めようと思います。
ココにあげてみると
ちょっと様子を伺っているようです。
食べ始めました。
食いつきは、悪くないです。
これぐらい残しました。
少食なので、一度にたくさん食べません。
まずまず合格だと思います。
その後、ほとんど食べていました。
あとは、お腹の調子がどうなるのか
様子をみたいと思います。
フードの良し悪しは、ウンチの状態を見れば、わかるそうです。しっかりと消化・吸収できていれば、人間の人差し指程度の大きさで、適度な硬さと水分量になります。
翌日、うんちの状態を見ましたが、とくに問題ありませんでした。
最後に
今回はフードのご紹介をしてきました。ココの様子を見ると、大好きという感じではありませんが、今のところ問題なく食べています。
フードの選び方、注意する点についても話してきましたが、猫によって好みや体質が違うので、実際に食べさてみないとわからないのが、正直なところです。参考にして頂ければと思います。
参考文献
- 『ネコDKvol.4』(晋遊舎)
- 『猫のための家庭の医学』野澤延行著(動物・野澤クリニック)山と渓谷社