日本の面影

Glimpses of Japan
失われる日本人の精神性に、将来を憂う  リンクフリー

子供に見せるなら、『ハリー・ポッター』より『スター・ウォーズ』だな

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(2018.7.3)
性的少数者の登場人物含む作品増加を—–LGBT擁護団体が要請 (2018.5.23 ロイター)
22日に発表された報告書によると、2017年に米ハリウッドの主要映画スタジオが制作した映画のうち、性的少数者(LGBT)のキャラクターが登場する映画は全体の12.8%と、2012年以来の低い水準となった。
報告書はLGBTの権利擁護団体、GLAAD(中傷と闘うゲイ&レズビアン同盟)が発表したもの。それによると、7つの主要映画スタジオが17年にリリースした109作品のうち、LGBTのキャラクターを含んだ映画は14作品にとどまった。
GLAADはハリウッドに対し、1年間にリリースされる作品のうち、LGBTの登場人物を含む映画が占める割合を2021年までに20%に引き上げるよう呼び掛けた。
GLAADは、「ワンダーウーマン」や「ブラックパンサー」のヒットについて、女性や有色人種が活躍する作品は世界的に注目されないというハリウッドの古い概念を打ち破ったと指摘。
同団体の代表者は「こうした議論にLGBTQ(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クィア)が仲間入りする時が来た」と指摘した。

◆     ◆     ◆     ◆     ◆     ◆     ◆
今のスター・ウォーズはかつてのファンからは酷評されてるようですね。
これからの映画、TVドラマの類には、すべて政治的な意図でホモレズ、オカマが登場人物に押し込まれていくわけですね。くだらないことで噛みついては自由な作品制作を侵害するこいつらキチガイ勢力。そんな狂人どもの言いつけ通り押し進める製作者、政治家もキチガイ。女性管理職や女性政治家などの比率を上げさせたり、創作物にまでLGBTを多数出演させろと強要する暗黒勢力に世界は支配されてます。かつてのソ連の5カ年計画のようにこういう変な政策を打ち立てるのは共産主義者的な特質でもありますが、これからはこんな変なドラマばかりになっていって、子供たちが洗脳されて変態になってしまわないよう家庭で正していくしかない。

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(2015.11.14)
「スター・ウォーズよりもスター・トレックの方が世界観が素晴らしい!」とか書いてる人を見たことあるのだけど、何をもって『スター・トレック』(邦題:宇宙大作戦。詳しくは右画像クリック)の方がいいと言ってるのか最初はよくわかんなかったんだよね。その人の他の書き込み内容を見ると結構左寄り。でも後になって考えて、どういう理由かよくわかった。それは、『スター・トレック』(1966)で活躍する人々には、黒人や女がたくさんいるってこと。『スター・ウォーズ』(1977)にはそれがない。宇宙人はいるけどね。レイア姫はあくまでお姫様であって、スター・ウォーズの登場人物には、戦士や乗組員に女はいません。フェミ左翼は作品を見る上で、やっぱりそういうのにこだわってるわけ。だからもちろん作品作りに対してもそうだし、当然、スター・トレックは先発ながら、そういうイデオロギー(差別なき平等思想)に基づいて設計されている。私は女は守られるべき存在と考えてるから、戦争に女はいらないし、「ジャマだ!女はスッこんでろ!」というのが正論だと思ってる。

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(2013.2.14)
『スター・ウォーズ』までディズニーに買収されましたよね。流れはそうなってるってことでしょう。
きっと、お花畑フェミ色が強くなるでしょう。今後の作品に価値はありませんね。
ディズニー、「スター・ウォーズ」スピンオフ2作品の構想発表   2013.2.6 CNN

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(2011.11.4)
ここをやり始める以前からハリー・ポッターの4巻入りDVDを持っていて、子供がそれを見つけて「見たい、見たい」と言ってくるので、あまり気が進みませんでしたが、しょうがなく見せたのですが、やっぱりあれはファンタジーの極みであり、宮崎アニメと同じく子供を脳内お花畑のバカにしてしまいそうです。そもそも魔法なんか使って戦ったり、乗り物ではないホウキなんかに乗って空を飛びまわる・・・もちろん日本的ではないし、内容的にも決して保守志向の映画とも言い難い。子供は気に入って何度も見たがるのですが、私はそれ以降も、子供が見たいと言ってきても「見すぎるとバカになるから」と言って、できるだけ見せないようしてました。

今日の表題タイトルは、ずっと前から構想があったのですが、もう一度『スター・ウォーズ』を見直してからにしようと思いながら温めてました。そして少し前から子供にも『スター・ウォーズ』を見せているのですが、この映画はすごくポピュラーではあっても、本当に優れた作品。
以下、『スター・ウォーズ』のいい点を簡単にまとめると、

・戦うのは男だけだし、フェミ色も全くなく安心して見てられる
・数世代をまたいだストーリー展開のため、近視眼的でなく長期的視点に立って見れる目が養える。因果応報などの概念もわかりやすい
・国の中枢に敵側のスパイが多数いたりで、今にしてみると陰謀渦巻くリアルな世界観がある

作者兼監督のジョージ・ルーカスは、非常に多作なスピルバーグなんかと違って、安直な商業主義に陥らない極めて寡作な人ですよね。
これはもう一人 私の好きな映画監督 デヴィッド・リーンとかにも共通しており、こういうのは信念を持たないと決してマネできないと思います。
それにもともとルーカスは、『スター・ウォーズ』の原型ともいわれる黒澤明の『隠し砦の三悪人』のリメイクを検討していたこともあったくらいで、大の往年の日本映画ファン。
キスシーンがあるのは気になるし、帝国側が悪役にされてるのも皇室のある日本人としては痛い部分もありますが、ジェダイたちの武具の光線剣 ライトセーバーはじめ、日本映画や侍など日本文化の強い影響が随所に感じられます。エピソード1に出てくる敵役なんて、どう見ても日本の赤鬼だし。

もちろん私は、今ではエピソード4と呼ばれる1977年のオリジナルから見た派ですが、子供には後作のエピソード1(1999年)から見せていて、最初は子供だったアナキン・スカイウォーカーを見て「カワイー。大好き」なんて言っていたのですが、アナキンが悪い奴となりダース・ベイダーにまでなってしまうところなんか、かなり衝撃的だったと思うし、せっかちで傲慢でいたらどんな末路が待ち受けているのか、とってもいい教訓を示していると思います。「アニー(アナキン)、どうして悪い奴になってしまったんだろう・・・」って感じで、子供は嘆いてます。

アナキンと、師匠で親代わりでもあったオビワンが戦うことになってしまった場面で、「おまえの育て方を間違えてしまった!」と、オビワンがアナキンに放つ言葉が非常に心象に残ります。
どんなに頭がよく能力が高くても、育て方を間違えれば悪い人になってしまう・・・親としていろんな説明を子供にする上でも、とってもわかりやすいです。

どっちかと言うとオリジナル『スター・ウォーズ』が話題になっていた当時、「スター・ウォーズなんて・・・」とバカにしていた私でしたが、数々の悲しく骨のあるエピソードを今あらためて見ると、とっても勉強になったし、今の下らない作品群と違い、『スター・ウォーズ』は非常にポピュラーではあっても、子供にもきっといい影響を与えてくれるに違いない作品だと思いました。これは、作者であるジョージ・ルーカスが堅実なイデオロギーを持っていることによるところが大きいのでしょうが、こういうのもきっと、ルーカスが亡くなったりすれば、今の仮面ライダーやウルトラマンのように商業主義による駄作が次々と作られてしまうのかもしれませんね。

思えばIT革命まっただ中でもあった2000年前後というのは、この後作『スター・ウォーズ』シリーズや『マトリックス』シリーズのようなある種、何かを象徴するような作品が生まれています。あの時期の優れた作品はいわば、世界の文化の終焉前の最後のアダ花だったのではないかと、私は見ています。
共通してるのは、『マトリックス』『スター・ウォーズ』も、『ハリー・ポッター』みたく商業主義的にダラダラと連作を作らなかったということですね。こういうところに作者のポリシーがしっかり見受けられます。

その後の大ヒット作『アバター』なんか私は見てもいませんが、ヒーローでなくヒロインが主役的なところとか何となくフェミ臭が漂ってたし、きっと私の勘は当たってることでしょう。

映画 『スター・ウォーズ』  「ジェダイ vs シス 運命の闘い」  STAR WARS

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(2015.12.20)
コメントにも頂いてました通り、スターウォーズ新作(右写真。STAR WARS フォースの覚醒)、すごくわかりやすいでしょ? 主役は女でしかも戦士の設定、そして黒人の扱いも大きい。とにかく世界の暗黒金融勢力 フェミ・左翼の策動は、女を全面的に前に出すということで一貫してるわけ。黒人を目立たせるのもお決まり的。とにかくシンプルなんです。こういうのにさえ気づいていれば、次にどんなのが来るかなんてすべて見通せるし、用心してれば、流行ってるからと無知ゆえに変なもの見せられて(子供たち含め)洗脳されるようなこともないでしょう。私なんかとっくの昔からそれに気づいてるから、予言的に、こんなの最初から簡単に予測できるわけ。

この傾向は近年のNHK大河ドラマとかも同じで、今の『花燃ゆ』にしろ、少し前の『江~姫たちの戦国』『八重の桜』とかもまるで同じ。更にこれらは、ただ女を前に出すのでなく、ヒロインには何度も結婚を繰り返してるような女を選んで、したたかに生きる女性像ばかりを礼賛。
神話期ではなく、確かな実在女性として戦前は理想の女性の鏡とされた献身的で死をも恐れなかった静御前のように、(側室であっても)最期まで夫を想い、自らの身も捧げた本来あるべき武家の女性たちとはかけ離れた女たちばかりが、今のマスコミでは全力で持ち上げられ賛美されているわけです。夫が死ねば、妻は(たとえ側室でも)自決あるいは尼になるのが美徳とされ、尊敬されていた時代(子供がいればまた変わってくることもあるでしょうが)。今のNHKがヒロインに仕立て上げる女たちというのは、それら往年の歴史ある日本武家女性の理想像とは真逆的な悪意の扇動工作なわけ。

また先日、フェミや世界平等思想のプロパガンダ・ドラマとしての引き合いに『スター・トレック』を出しましたが、そのカーク船長役がスター・トレックの熱狂的ファンたちに送ってる言葉が面白いので張っておきます。

カーク船長から、スター・トレック ファンへ
「自分の人生を持て! あれはただのTV番組だ。君らは時間をムダにしてる。君は30近いが、女性にキスしたことは?」

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◆「日本の妖怪が勝ったぞ!」、いやあ、昔の日本映画は本当に素晴らしい

◆“なでしこ”女子サッカー選手もファンも在日の手の中

◆三船敏郎、チャールズ・ブロンソン、アラン・ドロン 往年の豪華キャスト ~ 侍の武士道の美徳が満開! 映画『レッド・サン』を見ました

◆世界で忍者のイメージを決定づけた、最初の特撮TV時代劇 『隠密剣士』

◆本来の日本人の作法、立居振舞を子供たちに習得させましょう ~ 学校教育に責任転嫁したり期待しすぎてはいけません

◆日本に漫画・アニメ文化が興ったのは、痛い敗戦があってこそ ~ 石森章太郎の世界②

◆男の子には、お金や仕事より大切なものがあることを実感させておくこと ~ 子育てについて② 男の子の育て方編

◆特に女の子の場合は、育て方をハッキリさせておかないとヤバイことになりますよ ~ 子育てについて① 女の子編

◆子供向け 安心できる特撮ドラマ おすすめセレクション

◆紅白出場者予想・・・さりげない記事に秘められた、同性愛による日本人破壊を狙った強烈なメッセージ ~ 音楽でも何でも新しいものを追わず、古いものを遡って見ていこう!

◆シロクマくんの二つのお話 ~ 子供の創作絵本から

◆父子のパッパラパー化を狙った“イクメン”なんて目指すな ~ 往年の父子が描かれた『逝きし世の面影』と『子連れ狼』より

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日本に漫画・アニメ文化が興ったのは、痛い敗戦があってこそ
~ 石森章太郎の世界②

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(2017.8.13)
「過ちは繰り返しませぬから」で知られる、左翼が大切にする広島の石碑。これには別に「戦争は二度としません」等書いてあるわけじゃない。私は左翼じゃないけど、やっぱり過ちは犯したと思ってるよ。日本がアメリカより先に原爆を開発して、敵地に落とせなかったことこそ過ち。それこそ敗戦にもつながった致命的な過ちだろ!? 亡くなられた人々には、決して核兵器廃絶なんかでなく、日本の兵隊さんたちによる仇討ちを祈願して死んでいった方々がたくさんいるんですよ。この碑にも「必ず仇をとるから!」と書き足しておけば、亡くなられた方々もきっと穏やかになれることでしょう。それで、失われた日本人の民族気質も復活できる。

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(2014.5.25)
ここの009の動画は凄い人気です。日本人なら一度はご覧になってくださいね ^▽^)

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(始めから)   (2011.6.21)
今日は、『仮面ライダー』と並ぶ石森章太郎の代表作『サイボーグ009』(詳しくは右画像クリック)のTVアニメのエピソードから。
これほど深淵なテーマを持った話。今の日本の漫画・アニメ界では絶対作れません。しかも当時は、これほど深く重いテーマのアニメを子供向けに作っていたわけですから。
制作された1968年と今の決定的な違いは、当時は戦争でわが子を失った人々が現実にたくさんいたということ、しかし今では戦争で子を失ってしまった人は殆ど残っておらず、戦争で戦った人自体が大変な少数派になってしまってます。

昔、おじの家に行った時、そこには特攻隊で亡くなられた若者の写真が飾られてました。当時は特攻の前に必ず遺族のため、写真が撮られていました。死んだ息子の話をしていたお婆ちゃん、若かった当時の私は子を思う親の気持ちもわからず、年寄りの戯言と思って聞き流してしまってました。私は今になってそれをとても恥じてます。今ならきっと涙するに違いありません。
当時の特攻隊員には軍の精鋭部隊が当てられてました。優秀な人材を若くして次々に死なせていたわけです。

この009のエピソードでは、死んだ日本軍の亡霊が幽霊戦闘機や幽霊軍艦となって出現、憎しみは日本の自衛隊にも向けられ、その後、復讐するかのようにアメリカを破壊しに行きます。
原爆が落とされても、びくともせず全くひるまない幽霊軍艦、当時の日本人や作者の意味深な思いが私には感じられます。
米軍をメタメタに粉砕するところは、一種の爽快感があるように思えますが、同時に大変な虚しさも覚えます。

ゼロ戦パイロットの息子を戦争で失った老科学者が、不死身になった日本軍を超能力で再生させることに成功します。
未来の平和を信じて戦った末、たくさんの人々が命を失ったのに、人間はまた戦争兵器を次々に作り上げる。それに対してその老科学者は、より強力な武力でもって、彼らを断じようとする。

老科学者は、平和を望んでいるようで自らは凄惨な戦争を仕掛ける。
軍隊を軽蔑しているようで、日本軍への愛着もあって賛美する。
反戦的なようで好戦的、左翼的なようで右翼的。
これはもう、実際に戦争で戦ったり、子を失ったような人でないと、あの戦争への複雑な思いを表すことはできないでしょう。
でもどんなに複雑でも、私たち日本人は、そこを理解しておかなければならない。
この作品では、戦争に対するそういう入り組んだリアルな心情、行き場のない憤りが、とてもうまく表現されてます。

どこが過ちだったかわからなくとも、過ちは犯してるんです

「過ちは繰り返しませぬから」の碑銘が象徴的に登場します。これは左翼のスローガンみたいにされてますが、私は日本はやっぱり過ちを犯したと思ってます。左翼はそれを、やたら原爆被害者とかだけにスポットを当てようとするので、保守派からすると左翼の言動はとても偏向的にしか見えません。
しかし左翼のそういう偏向視点からだけでなく、負けた戦争をしてしまったことは、軍人として戦死された方々に対しても、やはり過ちを犯したのだと私は考えてます。
だから、映画『明治天皇と日露大戦争』でも、明治天皇は「もしも負けたら、国民に申し訳が立たぬぞ・・・」、やるからには勝たなければ意味がないんだということを、盛んに仰せらていたわけです。

戦争したこと自体が、左翼の言うとおり必ずしも過ちなのかというと、それは決して違う。
だけど過ちは存在する。
何が過ちだったのか、今でもよくわからない。
でも、どこかで過ちを犯したこと、決して忘れてならないと思います。
この難しい思いを、理屈でなく、如何にして子供たちに伝え、残させておくか。

うちの子は、特攻隊の実写映像も何度か既に見てます。
「日本人、可哀そう・・・」、幼いながらも、わが子はツラそうに言います。何とか私の思いは伝わってることでしょう。

1960年代から70年代にかけて、日本にこれだけのアニメ作品、文化が華々しく興ったのは、先の敗戦があったからです。
そしてその敗戦、大きな過ちを犯したことさえも必然だった。
この歴史の重み抜きに、日本のアニメや漫画の文化を語ることはできません。
あの時の精神、今では完全に忘れ去られてしまってますし、到底、取り返すこともできません。
日本の漫画・アニメ文化というのは、あの時しか、生まれ得なかったもの。
今の業界の連中は、その偉大な過去の遺産に乗っかって、先人の思いを踏みにじってダラダラと金儲けに利用してるにすぎない。

今の、絵が綺麗なだけで中身がカラッポのものでなく、これら中身の濃い昔のアニメ作品ばかりを、うちの子は小さな頃から見て育ってます。子供に見せるのは1960年代から70年代前半のものにこだわってください。

戦争でわが子を失った人を慰めるのは、亡くなった子供自身にしかできない

戦争を許すかどうか、これはもう、戦争で死んだ人しか評価する資格はないように思います。
軽々しく「命が大切!」、「命を守れー!」なんて言ってる連中、私は軽蔑します。こいつら本当に命の重みがわかってんのかって、感じ。
戦争で家族を失った人が、今さら「反戦!」なんて叫んでるはずない。当時なら、「アメリカへ徹底的にやり返したい」というのが本当のところだったはず。なので、そこを反戦や憲法9条に結び付けるというのは別の意図が働いている。

死んだ息子が父親である老科学者の前に表れて、最後には・・・
真実はフィクションの中にこそあります。
SF作家でもある石森先生ならではのエピソード、スゴイ作品です。
きっと、子を持つ方なら、本当に泣けます!     (続く)

『サイボーグ009』 (1968) 太平洋の亡霊
TVアニメ第一作目はモノクロであっても、一話完結型がほとんどで、脚本が抜群に素晴らしいです。作者 石森氏の深い感性とイマジネーション、当時のスタッフの思い入れやレベルの高さが伺いしれます。009は1979年にもアニメ化されてますが、やはりその頃になると単なる鑑賞作品でしかなくなってるんですね。魂に突き刺さってくるものがないんです。2001年版は、もはや論外。

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(2013.6.21)
6月29日(土)より、手塚治虫と石ノ森章太郎の展覧会が開催されます。
手塚治虫×石ノ森章太郎 『マンガのちから』 — 東京都現代美術館
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/145/
大人も子供も楽しめる、結構、おいしそうな企画だと思いますが、今だと左翼の世界平和脳で、変な曲解プロパガンダがなされてないか、ちと心配ではあります。
でも、行けばきっと子供も大喜びでしょう ^▽^)

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(続き)◆高慢な女がのさばり、男がバーチャルに嵌った世界の成れの果て ~ 『セクサドール』 石森章太郎の世界③

(始めから)◆『国境がなくなって世界が一つになる』というのは、ショッカーの世界征服が完了するってこと ~ 石森章太郎の世界①

◆「国を守ろう!」、「一つになろう!」 ・・・これって左翼のスローガンにもなるってわかってます?

◆日の丸が脳天に突き刺さった 『 おそ松くん 』 は強烈だな ~ 三島由紀夫が自刃したくなるのもわかる

◆もはや日本文化の区別、正常な判断すら出来なくなった、おバカな日本人!~ 中国の英雄 孫悟空を冠した『ドラゴンボール』の奇妙さにすら気づけない

◆『リボンの騎士』が暗示するもの ~ 手塚治虫のポジション

◆子供向け 安心できる日本のアニメ おすすめセレクション

◆朝鮮・同和・原爆・弱者 ← 左翼の食い物 ~ 利権あさりと誹謗中傷に明け暮れる左翼

◆命より大切なもの、それが “人間の尊厳”~『 母に捧げるバラード 』に見る、日本のおっかさん 真の保守精神 ~ スポットが当てられる幼児遺棄事件、もっと広く深く見て!

◆日本人の心を奪われた日本人 ~ 世界最強だった日本軍 ~ 守るものを失った日本人

◆もう日本人なんてどこにもいない~往年の日本映画を見て~ 子供を世界で通用する日本人にしたいなら

◆『松本零士 父に見た本物のサムライ魂』 子供には宮崎アニメでなく松本零士

◆本家ディズニーも顔負け! 日本人なら初期の東映アニメは見ておきたい

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『 雪女 』 男が約束を守る大切さを説く ~ ドラマ『日本の面影』より④

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(2011.4.20)   (戻る)
昨日の『幽霊滝の伝説』のように、本人ではなく子供に対してなど、最も手痛いところにその罪の報いが返ってくる。これは本来、保守精神の基本中の基本ともいえる発想法です。ドイツの『ハーメルンの笛吹き男』のような子供たちが連れ去られてしまう話も、根幹にあるイデオロギーは同じ。しかし今や、左翼的な個人中心志向が基本とされてしまってる中、そういった思考法、もはや消滅しつつあります。

天罰が、罪を犯した本人ではなく、罪のない人々や子供たちにもたらされるということ。これこそ最も手痛い仕打ちであるわけです。
本来、先祖があって、今の私たちがあって、子孫がある。だから、まっとうな保守派なら先祖を敬えと言うし、今いる人だけでなく過去から未来まで全体で見るんです。
しかし唯物的、拝金主義的な貧脳 左翼には、個人や今しかない。だから左翼マスコミは、石原知事の「地震は天罰だ」発言に対して、「亡くなった人々に何の罪があるのか!?」といった愚かな戯言で噛みつく。
しかし左翼マスコミの噛みつきに対し、石原氏が本当にわかっていたなら、私と同じく「天罰とは罪のない人を奪っていくような、最も手痛いやり方で施されるものだ」といった話をすれば、奴ら左翼の戯言など簡単に論破できるものを、そこまで言い切れず、左翼マスコミの噛みつきに、「そりゃそうだな」という感じで易々と発言を撤回した石原氏自身も、このことがわかっておらず左翼脳に陥っている可能性がなきにしもあらずです。こういう発想が出来ていた方、現代の日本にいったいどれだけいるでしょうね。

「他は何やってもいいけど、この約束だけは守って」と男に言う、日本の昔話の女たち

日本の昔話には、小さな約束でも男がそれを守ることの大切さを説く話がとても多いです。(右は偕成社 『小泉八雲怪談集』。詳しくは写真クリック)
この『雪女』はその代表例ですが、他にも『鶴の恩返し』『うぐいすの里(うぐいすひめ、うぐいすのよめさま)』など、「見てはいけません」、「人に話してはいけません」といった、女との小さな口約束にすぎないものでも、それを男が破ってしまったことで、男がすべてを失ってしまうような話。きっとこれは、男は家族に対する小さな約束でも守るべしという、昔の価値観の表れだと思うし、きっとそういう小さなところから、もっと大きな主君との忠義の問題などにもつながっていくのだと、見なしていた傾向があったからではないかと、個人的に考えています。
美しく器量もいい妻を得られた男でも、ちょっとした不実から、すべてを失いかねないということを、きっと先人たちは訴えたかったのでしょう。
ドラマの中でもハーンが言っていた、日本人が持っていた子供のような信仰心、先人たちは如何に崇高な精神を持っていたことか。現代ではそういうのを大切にしようとか言うと、キチガイ扱いなのでしょうか・・・

数多い日本の昔話でも、『雪女』は私の最も好きなお話。怖くもあり、とっても幻想的、美しくも悲しい物語です。美しい情景、人の怨念と人情の対比、家族観など、どれをとってもこの物語の持つ世界観は絶品で、世界にも類がないものと思います。
これほど美しくも儚い昔話が存在していた日本、外国人からすれば本当に奇跡の国なのでしょう。

子供の頃、この話を聞いて、「ボクだったら雪女を見た時の話なんか絶対しなかったのに・・・そうすれば、いつまでも一緒に暮せたのに」と、子供ながらに思った男性はきっと多いのではないでしょうか? 鶴の恩返しの話でも、「ボクだったら覗いたりしなかったのにな・・・」、女の側にはわかりにくい、そういうイマジネーションが、小さな男の子には絶対必要なんです。

「ボクなら言わない」、『雪女』の絵本を読んであげた時、うちの子は素直にそう言ってました ^▽^)
こういう純朴な発想、大人になってからではもうダメなんですよね。
ちなみにうちにある絵本は、チャイルド本社の「ゆきおんな」(右写真クリック)。

そして、この“雪女”と今の“フェミ女”たちとの決定的な違い。今のフェミ女なら、自らが男から逃げ去るのはもちろん、子供も何もかも男から奪いさっていくのが当然のようにされてる風潮がありますが、雪女は子供への愛情、未練を残しながらも、子供だけは男に残していきます。男の父親の命を奪うような氷の心の雪女ですが、その心には暖かなものも宿っていることが伺えます。雪女は、男に裏切られても、子への母性と男への愛情だけは忘れませんでした。

もしも雪女が、男から子供たちまで奪って消え去っていったなら、どう思いますか? それに親の勝手な都合で父親から引き離された子供たち、どう思うでしょうね。
男にとっては、子供まで奪われてしまうくらいなら、雪女との最初の約束通り、まだ殺された方がいいように思いませんか?
現代では、何かあるとすぐに、女が男から子供も何もかも奪って逃げていくのがさも正しく、当たり前に許されるかのようなってしまってますよね。たとえ男が浮気をしたのだとしても、女がそこまでやるのはひどすぎることだと思いませんか? 社会や法律では一見、それが許されてるように見える。でも本当はそんなこと、神様が許すと思いますか?
心当たりある方、現代では女が当たり前に男に対してやってるようなことが、本当は如何にひどいことであるか、よーく考えてください。ましてやそれが自分の息子の身に起こってしまったら・・・
こんなことが平然と行われている現代は、狂っているんです。   (続く)

『 雪 女 』  ドラマ 『日本の面影』(1984)より
出演:ジョージ・チャキリス、壇ふみ、他

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(2013.12.16)
今もこのまま公開されてるのかはわかりませんが、前にご紹介した青梅の赤塚不二夫会館に隣接する昭和レトロ商品博物館の二階にあった、雪女の部屋。

雪女伝説は、意外にも北陸や東北ではなく、何とこの青梅にあったということが既に実証されてるそうですよ。

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(続き)◆『 耳なし芳一 』 安徳天皇の短い生涯にむせび泣く平家の亡霊 ~ ドラマ『日本の面影』より⑤(終)

(戻る)◆『幽霊滝の伝説』バチ当たり女の話 ~ ドラマ『日本の面影』より③

(始めから)◆ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の愛した日本 ~ ドラマ『日本の面影』より①

◆男の子がいるなら五月人形と鯉のぼりを飾ろう!~日本の伝統文化を形にして意思表示を

◆昔は “所帯をもって一人前” が当たり前の価値観だった

◆フェミは左翼、でも 「面会保障を!」、なんて言ってるのも左翼なんですよ!

◆結婚に魅力がなくなってリスクになった ~ 本来、結婚や花嫁ってのはね

◆日本の童謡の世界は比類ない最高のもの ~ それと子供には神話絵本も!

◆そもそも、生きるとは辛いもの ~ ピープル・ハブ・ザ・パワー

◆世界が憧れた日本の家族の絆 ~ 小津安二郎映画に見る世界

◆心の拠り所と守るべき人を持たなくなった日本人 ~ 親も兄弟姉妹も、友達も学校もみんな嫌い

◆往年の日本映画を子供が見はじめました! ~ 『山椒大夫』 『隠し砦の三悪人』

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本家ディズニーも顔負け! 日本人なら初期の東映アニメは見ておきたい

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(2016.9.19)
日本のオールドアニメファンは前から欲しがってたという、知る人ぞ知る伝説的なアニメ、戦前の『くもとちゅうりっぷ』『桃太郎 海の神兵』が待望のDVD・ブルーレイ化されてますよ(詳しくは右画像クリック)。取捨選択しながら作品を見る人にとっては、いい時代になりました。TVマスコミ垂れ流ししか見ない人はどんどんバカになっていきますが。

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(2012.3.8)
昨日は初期のディズニーの良質な作品について触れましたが、今日はそのディズニーに勝るとも劣らない日本のアニメ作品群のご紹介。

日本のアニメは一般に『鉄腕アトム』(1963)で始まったと思われてる方、多いかもしれませんが、本当の日本のアニメ黎明期はそのずっと前に遡ります。
トーキーアニメも既に戦前からあったし、戦中も桃太郎などを題材に戦意高揚アニメなどが作られていました。
そしてディズニーにも対抗しうる本格的なアニメ制作が開始された時期というのは、やはり50年代の東映アニメからと言ってよいでしょう。初期の東映アニメには非常に良質な作品があります。
『白蛇伝』(1958)に始まり、『少年猿飛佐助』(1959)、『西遊記』(1960)、『安寿と厨子王丸』(1961)、『アラビアンナイト・シンドバッドの冒険』(1962)、『わんぱく王子の大蛇退治』(1963)といった風に、ほぼ年1作ペースで長編カラー作品が発表され、この1963年にテレビで『鉄腕アトム』が始まったことで、アニメ映画の制作スタンスも大きく変わったようです。
なので、ここで私のいう東映初期アニメとはそこまでのもの。

シナの話を題材にした『白蛇伝』『西遊記』より、まず見るべきは『安寿と厨子王丸』『少年猿飛佐助』でしょう。特に『安寿と厨子王丸』には森鴎外の『山椒大夫』で知られる伝承を元に、本来の日本人の感性、魂、美意識のすべてが結集され、 日本文化とその高い精神性が子供向けにわかりやすく描かれています(詳しくは右画像クリック)。
また『少年猿飛佐助』はベネチア国際映画祭児童映画部門で銀獅子賞(最高位)を受賞するなど、その優れた作品性は世界でも認められています。

尚、『わんぱく王子の大蛇退治』は日本神話のスサノオをわんぱくな子供に見立てた扱いですが、偉大な神様の一人であるスサノオをそんな風に扱ってるところ、子供向けにいいとか思われる方もおられるかもしれませんが、私はそういう軽く扱おうとするところに何となく左翼臭を感じるので私は見ておらず、何ともオススメする気にはなれません。私の感性としては、やはり日本神話には、ある程度の格調高さを求めたいところ。

また、これら初期の東映アニメにはクマやネズミ、ウサギやサル、イヌやシカといった動物キャラが人間を助ける役として頻繁に登場します。しかし猫は出てきません。この頃はまだ、猫は怨念が宿った動物ということで、きっと日本では今と違って一般に忌まわしい動物とされていたはず(少なくとも1960年代頃までは。私の子供の頃も猫のイメージなんてそんなものでしたから)。
猫がカワイーと持て囃されるようなったのは、反日左翼作家として名高い井上ひさしがヨーロッパの寓話を元にシナリオを書下ろした、同じ東映の映画『長靴をはいた猫』(1969)辺りからでないかと思います。あれはとっても楽しい映画ですよね。でも恐らくあの頃からか、あの映画をきっかけにか、一般に日本ではダークな側面のあった猫のイメージが可愛いらしいものに書き換えられ、日本人の感性が狂わされてきたように思います。

上記の初期東映作品、どれもとっても素晴らしい作品。中でも『アラビアンナイト・シンドバッドの冒険』なんて、ディズニーが作ったのではないかと見まがうほど(詳しくは右画像クリック)。
『鉄腕アトム』登場のずっと前から、如何に日本人の感性、制作スタッフが当時から優れいて、アメリカからすればそれが脅威的にさえ感じられたであろうこと、間違いありません。ディズニーの『アラジン』を見るくらいなら、東映の『アラビアンナイト・シンドバッドの冒険』を見ましょう ^▽^)

映画 『安寿と厨子王丸』  (1961)  予告篇
左翼的な革命ではない、上からの堅実な行政改革、日本的な世界観を象徴する作品だと思います。やまと絵的な美しい作画に加えて、清らかで献身的な安寿。本物の大和撫子とはこういうのを言うんですよ。


映画 『少年 猿飛佐助』(1959)予告篇 詳しくは右画像クリック
少年 佐助のカッコよさは元より、ヒロイン おゆうのけなげさ、身のこなしや言葉遣いのとにかく美しいこと! 当時と今のヒロイン像、何と変わり果てたことか。プリキュアはじめとする今のアニメキャラに出てくる高慢下品な女たちと比べて、どっちが本当に魅力的な女か、よく考えてくださいね。

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◆最近の女の子とプリキュア ~ 男の子が女の子にケリ入れられて入院

◆溝口映画『山椒大夫』=「安寿と厨子王」に見る日本人の価値観 ~ 左翼は日本の価値観に反する

◆子供をフヌケ化 宮崎アニメの左翼性 ~ 強烈な反日・共産主義イデオロギー

◆犬が亭主の人気漫画と日本の伝統文化“化け猫”の話 ~ 同性愛、フェミニズム、オタク、ペットはワンセットの日本破壊工作

◆「男より女のほうが強いの!!」5歳にして終わってる女の子 ~ プリキュアになって戦う勘違い少女たち

◆日本に漫画・アニメ文化が興ったのは、痛い敗戦があってこそ ~ 石森章太郎の世界②

◆プリキュア洗脳されたパッパラパー母娘たち ~ こんなのが今の女性の目標!?

◆70年代後半から男を呼び捨て子供番組による男女平等精神侵略 ~ 日本人なら、女が男を呼び捨てにしてはいけません

◆「日本がなくなっても地球だけあればいいじゃない!」 ~ アンパンマンが襲い掛かる! 子供たちへの恐るべき地球人洗脳

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◆『ぐりとぐら』 『こどものとも』の児童書 福音館は反日出版社 ~ 天皇を貶め、自虐史観に満ちた子供向け絵本

◆子供の5歳卒業前にピアノを弾いてもらいました ~ ディズニー アメリカ音楽編

◆子供の魚釣り!

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『松本零士 父に見た本物のサムライ魂』
~ 子供には宮崎アニメでなく松本零士

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(2009.3)  (始めから読む)
友愛、平和ボケ、人間フヌケ化、ロリコン、萌え・・・・・左翼系アニメの洗脳工作。
宮崎アニメの左翼的なイデオロギー、その取り巻きや支援する勢力が如何に反日的であるか・・・・・
どうして宮崎アニメがここまで祭り上げられたか、よくおわかりいただけたろう。

これまで日本人の脳ミソを侵し続けていた、左翼洗脳の価値観を否定するのは難しい。
しかし、日本弱体化を図る左翼・反日勢力のワナから脱するには、これまで左翼によって日本人に植えつけられた価値観を、すべて否定していかねばならない。

宮崎アニメには、強い男、強い父親、命を賭けて子供・家族を守ろうとするような強い大人・・・・・といった者が全く出てこない。
これは紛れもない事実である。
もし出てきても、それらは必ずワルモノに仕立て上げられ、戦って死んだ者に対しても単なる犬死にとして扱うだけであろう。

宮崎アニメ、ごく稀に息抜きで子供に見せる程度ならともかく、さも優れた作品であるとして熱心に見せるのはどうかな。
宮崎の左翼性、この事実を受け入れたくない人は、別に無視してもらって、子供に宮崎アニメを見せまくればよい。

冷静に見て、マスコミや世間が騒ぐほど宮崎アニメが良いとは、少なくとも自分には思えない。
見てて映像的にスゴイと感じることはあっても、感動がないのである。つまらない。これは前からそうだった。

対して『宇宙戦艦ヤマト』『銀河鉄道999』の松本零士アニメの魅力の根底は、主人公の生き様や男のロマンである。
男は闘う。それを支えるのが女。
男の責任や本来の女の役割といったものが、子供ながらに何となくつかめるのである。

保守派なら、子供に見せるのは宮崎アニメでなく、やはり松本零士。
あれだけ一斉を風靡したのに、最近マスゴミが松本を一切取り上げようとしないことからも、これは疑いないことだ。
松本アニメでは第一に、主人公の生き方、そこにロマンを感じて皆が憧れていたのである。キャラがカワイイだの、そんなことではなかった。

そして、松本零士の作品の秘密、下記の彼のバックボーンを知っておくと、より作品を楽しめるだろう。

作者がどんなイデオロギーを持ってる人物か、どんな背景があるか、作品判断する上で非常に重要なはず。

◆     ◆     ◆     ◆     ◆     ◆     ◆
松本 零士

福岡県久留米市で、石ノ森章太郎と同じ年月日に生まれる。
6歳までは兵庫県明石市で過ごし、第二次世界大戦中は母親の実家がある愛媛県喜多郡新谷村(現在の大洲市新谷町)に疎開していた。

このときアメリカ軍機動部隊の戦闘機や松山市へ空襲に向かうB29などの軍用機を多数目撃していた。
この体験が後の作品に影響を与えたという。父親は陸軍航空隊の少佐でパイロット。
四式戦闘機(疾風)に乗って、終戦の日まで連合軍と戦っていたという。

戦後、多くの元軍人パイロットが自衛隊入りしたのに対し、松本の父は「敵の戦闘機には乗れない。」と言い、
野菜の行商をしながら線路脇のバラックに住み、その境遇を自ら進んで赤貧へと落とした。

しかし、家族で父に反対する者はおらず松本少年も「俺の父親は最高だ、父親と一緒にいられれば俺は満足。」と行商のリヤカーを押したという。

この「本当のサムライとしての父のイメージ」は、後に『キャプテン・ハーロック』や、『宇宙戦艦ヤマト』の沖田十三のモデルとして、松本の作品に生かされていった。

また松本自身、進駐軍兵士がばら撒くキャンディーなどを「食べたくて仕方なかったが全部下駄で踏みつけてつぶした。」という。  (続き)

松本零士 『ザ・コクピット』
THE COCKPIT
 詳しくは右画像クリック
【音速雷撃隊】~桜花~
特攻を描いたアニメ。「桜花」はロケットエンジンの特攻機(右写真は靖国神社 遊就館に展示の桜花)。桜の季節ですね。ぜひご覧ください。きっと泣けますよ。

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(2010.11.2)
“ヤマト”までフェミに利用するのかよ!
松本零士がオリジナルに深く関わった『宇宙戦艦ヤマト』だが、キムタク出演の実写映画版『SPACE BATTLESHIP ヤマト』が12月公開だそう・・・
戦争映画でまで女性の時代だ!? こんな記事読むだけで如何にくだらない内容か伺い知れる。
どうせ松本零士は無視されてる。 戦争モノで女を前に出すな!
“女性の時代”なんて貧相な言葉、使ってる奴見るだけで吐き気がする。 アホらし・・・
企画構想はTBSだが、どうせ電通とかも絡んでんだろ。
ヤマトまで貶めて、反日売国マスコミの本領発揮だなコリャ。 奴らに天誅あれ!

実写版 『ヤマト』 完成報告   (2010.11.1 オリコン)
http://www.oricon.co.jp/news/confidence/81614/full/
原作アニメを知らなかったという山崎努は、「知らないことほど強いことはないという監督の名言を信じて、沖田艦長を演じました。原作とは違うかもしれないが、映画は映画。黒木メイサの目のアップから始まって、ラストシーンも黒木メイサで終わっています。男性の僕らも頑張りましたけど、もはや女性の時代だと、頼りになるのは女性という監督(山崎貴)のメッセージを感じた」と見どころを話した。山崎も木村拓哉とは同作が初共演で、「とても新鮮で気持ちよく仕事ができた」と満足そうだった・・・
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(2010.11.7)
実写ヤマト公開間近で、原作著作権所有者が船から不可解な転落死!
先日、痛烈に実写版ヤマトを非難したばかりですが、そのヤマトの著作権所有者である西崎義展氏が船から転落死という、ビックリニュースが飛び込んできました!
原作アニメ『宇宙戦艦ヤマト』のプロデューサーだった西崎は、松本零士との泥沼の著作権闘争で勝利し、今回の実写版映画化許可も西崎がしたもののはず。
ヤマトが左翼・フェミニズムに利用されたと、ここで批判したばかり。この死亡事件、本当に事故か、良心にさいなまれての自殺か、それとも実写版ヤマトの内容が西崎氏にも反発されたので奴らに消されたのか、あるいは金銭トラブルで・・・版権使用料の支払、どうなるんでしょう。
いずれにしろ、世の中は想像を絶する次元で動いてるというのは間違いないでしょう。

「ヤマト」製作 西崎さん転落死=父島の港で船から海に—海保
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&rel=j7&k=2010110700181  (2010.11.7 時事通信)
海上保安庁によると、7日午後0時35分ごろ、東京都小笠原村の父島の二見港で、人気アニメ「宇宙戦艦ヤマト」のプロデューサーだった西崎義展(本名弘文)さん(75)が船から海に転落、同村の診療所に運ばれたが、間もなく死亡が確認された。

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(始めから)◆子供をフヌケ化 宮崎アニメの左翼性 ~ 強烈な反日・共産主義イデオロギー

(続き)◆今の宮崎駿/ジブリ作品は本当に日本のアニメなのか!?~ ディズニーだって、創価の配下?

◆子供向け 安心できる日本のアニメ おすすめセレクション

◆半開きの目、恍惚の表情でアイスを舐めるサザエさん ~ 壊したくてウズウズしてる危険な左翼のサイン

◆ジャイアンを除け者にして、いじめるのが左翼 ~ “力を合わせて権力者を倒す” これも左翼プロパガンダの定番

◆『ぐりとぐら』 『こどものとも』の児童書 福音館は反日出版社

◆ドラえもん、仮面ライダーだって、今や子供を左翼洗脳で堕落させる道具

◆保守の基本は『三匹の子ぶた』~日本をワラの家にしてしまう亡国 民主党日本政府

◆働かなくても、金目教さえ信じれば幸せになれる!? ~ 『仮面の忍者 赤影』 金目教 = ミンス教 編

◆今のTV・TVゲーム・音楽・映画・ファッション……全部注意を!特に子供 ~ サイト開設は左翼・外国人の異常性に気づいたからだが・・・

◆『 ぞうのババール 』 ~ 王様の権威と必要性を理解させる児童向け作品

◆『リボンの騎士』が暗示するもの ~ 手塚治虫のポジション

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女の子には“赤い靴” ~ 親不孝娘を描いたアンデルセン童話のダイナミズム

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(2010.10.9)
男の子に比べ、今の時代の女の子の教育・躾けに悩まれてる方が多いのではないかと思います。
ウチも男の子なので、ここでは男の子寄りの事例紹介になってしまいがちです。

今の世情では、子供向けアニメや雑誌などの大衆文化に、親が無関心で無防備だと、女の子なんてすぐにアバズレ洗脳されてしまいます。

昔は、娘に甘くなりがちな男親が言わなくとも、女親が割と厳しく娘を躾けていたのですが、今の時代、先のプリキュアの事例のように、母親が率先して女の子に必要な女らしさを否定してアバズレ洗脳する傾向にあります。

しかも男親には、女の子である娘とどんな風に接すればいいのかすら、わからない方も最近は多いようです。

男も女も、やはり幼児期の教育がその後の生涯に多大な影響を与えることは間違いありません。小学生半ばぐらいから急に焦ってやりだしても、手遅れになりがち。

『赤いくつ』という有名な童話があります。赤い靴を履いた少女が死ぬまで踊り続けるという話。
しかし、このお話、左翼が大嫌いなようで、私は子供を連れ、児童館のようなところに行って絵本をよく見ますが、このお話の絵本、その手の場所でこれまで見たことありません。

きっと今の20歳代以下でも、このお話を詳しく知ってる人、少ないのではないかと思います。
特に幼児・小学生になると、このお話は蔓延った左翼教育のせいで日本では抹殺され、ほとんど知られていないのではないでしょうか?

もともと、アンデルセンの母が彼に聞かせたものを元に作ったようで、マッチ売りの少女のモデルも、貧乏だったアンデルセンの母親だったそう。

親不孝でチャラチャラした小娘の話で、このダイナミックな展開、可愛い女の娘の脚が切り落とされるショッキングなシーンなど、きっと小さな娘が聞けば震え上がることでしょう。
今、小さな娘さんが周りにいない方も、いずれお子さんやお孫さんが出来た時のため、このお話、ぜひ覚えておいてください。

昔、私が聞いていた話は、死ぬまで踊り続けて、いつのまにか娘が消えてしまうという内容でしたが、オリジナルでは、脚を切り落とされて改心するという展開のようです。
だから、子供に聞かすのも、やっぱりオリジナル通りでないと、胸に突き刺さる話としては、子供の心に残らないと思います。右の絵は、駅売店とかによくある永岡書店というところの、うちにあるミニ絵本の旧版(絵:大野豊。詳しくは画像クリック)から。ポプラ社の今のミニ絵本版も見たところ悪くなさそうでした(詳しくは右画像クリック)。

アンデルセンのダイナミックな展開、感情を揺さぶるような話は、子供の感性や想像力を高めるのに、とても効果的に思います。
悲しいお話でも、どうしてこんなことになってしまったのか・・・そういうのを考えさせることこそ、子供にはとても重要なんです。

大切なのは、こういう教訓めいた話を幼児期にたくさん聞かせておくこと。
女の子だからと、お姫さま話ばかり聞かせていてはいけませんよ。子供を戒める、もっと地に足の付いた現実的なものもたくさん聞かせましょう。
今、売れてるだのと各マスコミ等で紹介されてる絵本やアニメ、全部ダメと思ってよいでしょう。
児童書の世界なんて、今や完全に左翼に乗っ取られてます。聞き慣れない新しいお話の絵本なんか、子供に読ませる必要ありません。
2歳位までは、左翼的なドワーンとした感じの絵本でもよいでしょうが、3歳を過ぎて自己に目覚めだす子供には、ダイナミックに展開するオーソドックスな童話や昔話だけで十分です。

【 赤いくつ 】
デンマークの世界的な童話作家、ハンス・クリスチャン・アンデルセンの創作童話。
貧しい少女カーレンは、病気の母親と2人暮らし。ある日、靴を持たない彼女は足に怪我をしたところを靴屋のおかみさんに助けられ、赤い靴を作ってもらう。その直後、看病も虚しく母親は死んでしまった。カーレンは母親の葬儀に赤い靴を履いて出席し、それを見咎めた老婦人は彼女の境遇に同情して養女にした。

裕福な老婦人のもとで育てられたカーレンは、町一番の美しい娘に成長した。ある日、靴屋の店先に綺麗な赤い靴を見つけたカーレンは、老婦人の目を盗んで買ってしまう。戒律上無彩色の服装で出席しなければならない筈の教会にも、その赤い靴を履いて行き、老婦人にたしなめられる。それでもまたカーレンは教会に赤い靴を履いていく。老婦人が死の床についているときにさえ、カーレンはその靴を履いて舞踏会に出かけてしまう。すると不思議なことにカーレンの足は勝手に踊り続け、靴を脱ぐことも出来なくなる。カーレンは死ぬまで踊り続ける呪いをかけられたのだった。

夜も昼もカーレンは踊り続けなくてはならなかった。カーレンが看病しなかったばかりに亡くなった老婦人の葬儀にも出席できず、身も心も疲弊してしまう。とうとう呪いを免れるため首斬り役人に依頼して両足首を切断してもらう。すると切り離された両足と赤い靴はカーレンを置いて、踊りながら遠くへ去ってしまった。

心を入れ替えたカーレンは不自由な体で教会のボランティアに励む毎日を送る。ある日、眼前に天使が顕現し、罪を赦されたことを知ったカーレンは、法悦のうちに天へ召されていった。

『 レッド・ブーツ 』  ジェフ・ベック  (1976)
LED BOOTS – JEFF BECK 

ロック史上で歴代ギタリストの人気ナンバー1は、恐らくこの人ではないでしょうか。この曲は日本語読みすると赤いブーツのことと思ってしまいますが、実は“Led Boots ”のことで、赤い靴ではありません ^^)  フュージョン、クロスオーバーの先駆けとなった傑作アルバム『ワイアード(Wired)』より(詳しくは右画像クリック)。

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◆特に女の子の場合は、育て方をハッキリさせておかないとヤバイことになりますよ ~ 子育てについて① 女の子編

◆『ぐりとぐら』 『こどものとも』の児童書 福音館は反日出版社 ~ 天皇を貶め、自虐史観に満ちた子供向け絵本

◆プリキュア洗脳されたパッパラパー母娘たち ~ こんなのが今の女性の目標!?

◆日本の童謡の世界は比類ない最高のもの ~ それと子供には神話絵本も!

◆もうすぐ雛祭り! ~ ひな人形、そして女の子の遊び

◆『フランダースの犬』のネロは不幸だったと思いますか?~ 唯物史観、拝金主義で教えられないこと

◆ピノキオからイッツ・ア・スモール・ワールドへの様変わり ~ ディズニーに見る子供たちだけの世界

◆ヘナチョコ男とパッパラパー女はいらない ~ 命とは尊く儚いもの

◆消されたウィンピーとキチガイ博士 ~ なんでもかんでも差別! 言葉狩り? 殺されるイメージ表現

◆美人はバカで性格悪いのが多い!? ~ 大切なのは、家族の幸せを願う自己犠牲精神

◆子供も大人も注意! 講談社は最大の左翼出版社 ~ 女の堕落と男のフヌケ化はワンセット ~ 『 のだめカンタービレ 』に見る、現代の病理とヒトラーの予言

◆シロクマくんの二つのお話 ~ 子供の創作絵本から

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日本政府は死ね死ね団に乗っ取られた!
~ 今の日本を予見した“月光仮面” 川内康範

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(2013.8.4)
もちろん死ね死ね団の日本侵略は進行中。
民主党政権の時は死ね死ね団そのものが政権運営してるようなものでしたが、自民党政権になってからは、死ね死ね団の間諜(スパイ)だらけの組織による政権運営になってるといえましょう。実際、その走狗に成り下がってる者が多数を占め、民主党の頃は死ね死ね団の組織そのものの運営だったのでそれほどでもなかったかもしれませんが、自民党になってからは買収工作、その金権体質度は民主党以上になってるよう感じます。
国際社会のためにすぎない憲法改正なんてのは、日本人皆殺しに利用されるだけです。

【死ね死ね団のテーマ ~ ボスのミスターK「日本人を皆殺しだ!」、レインボーマン初登場】
日本人皆殺しを図る「死ね死ね団」、歌に加えボスのミスターK、そしてレインボーマンの感動的な初登場シーンです。

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(2010.2)
レインボーマンで日本滅亡を企む敵組織 “死ね死ね団”の歌。
今の売国 民主党と特亜三国のテーマソングらしい。

「日本を、世界の地図から消しちまえ!」

「日本人は邪魔っけだ!」


「カネで心を汚しちまえ!」

『愛の戦士 レインボーマン』(1972)の作者 川内康範は、『月光仮面』(1958)、森進一の「おふくろさん」の作者。

当時から特亜を警戒、こんなものを作っていた川内康範の先見の明、センスはすごい! たまげた!

真の愛国者だった川内は、グリコ森永事件(1984)の犯人へ、「私財をやるから、犯行をやめろ」と呼びかけた。
この事件、今にして思えば、日系お菓子メーカーを貶めて、韓系ロッテを買わせるための反日勢力の仕掛けだったようだ。

犯人が反日勢力であるのを、川内はきっと見透かしていた。
在日の仕業に違いない、なんて、警察やマスコミは絶対に言えなかった。

しかし、川内ら著名な情報強者らは、当時から既にお見通しだったのだ。
気のせいでなく、これが真相に違いない。

レインボーマンは、三国人の犯罪を想定した子供向けヒーローもの。
その内容は、悪意の外国人に支配される今の日本の状況を、ハッキリ予見している。
しかも死ね死ね団のボスは、ミスター“K”。

当時1972年の放送がTV朝日系だったというのもおもしろい。
今なら絶対作れない。
実はこの歌、当時からTV朝日の本心だったのかも。

死ね死ね団 vs レインボーマン、ぜひ子供に見せておきたい。
テーマは祖国愛。
反日外国人の日本侵略から、ただ一人、日本を守ろうと孤軍奮闘するレインボーマン。
日本を守るには、決して綺麗事では済まないことを示す、現実主義者のヒーロー。

その内容は今の日本にくりそつ!かなり奥が深い。
セルDVD、宅配レンタルでも借りれる。
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【 レインボーマン 】  (詳しくは上画像クリック)
特撮TVドラマ『愛の戦士 レインボーマン』、1972年の放送。
レインボーマンに変身するヤマトタケシと死ね死ね団の戦いを描く。
しかし単純な勧善懲悪モノではなく、太平洋戦争後の三国人による犯罪を見つめ直そうとする作者・川内康範の意図が反映された、数々の特徴をもっている。
すなわち、かつて日本に虐待されたとする外国人が組織立って日本人に復讐しようとする敵の設定。祖国が諸外国から迫害を受けている現実を目の当たりにしながらも、日本を守るために孤独な戦いを続けるレインボーマンの「祖国愛」。
主人公の私生活やヒーローとしての苦悩に重点を置き、主人公をヒーロー番組の人物設定にありがちな完全無欠な性格とはしておらず、人間味溢れるヒーロー像を描いている。
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今の“死ね死ね団”こそ、在日、特亜
カネで心を汚された者こそ、左翼とマスコミだ!
既に売国ミンス日本政府は、こいつらに乗っ取られた!      (続く)

死ね死ね団ボス ミスターKの“K”は何のイニシャルだと思う?

『レインボーマン』に出てくる「死ね死ね団」は、日本人皆殺しを企てる敵組織ですが、現代日本の状況に酷似しています。 →(参考)日本の面影 &raquo…
コメント

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(続き)◆正に神がかり!予言者 川内康範 ~ レインボーマンの世界は現代日本そのもの

◆『ぐりとぐら』 『こどものとも』の児童書 福音館は反日出版社

◆少子化は自虐史観に関連性あり!? ~ 日独伊 敗戦三国のみが異常な少子化傾向

◆子供をフヌケ化 宮崎アニメの左翼性 ~ 強烈な反日・共産主義イデオロギー

◆親日ヒーロー 『 レインボーマン 』を全部見た!

◆半開きの目、恍惚の表情でアイスを舐めるサザエさん ~ 壊したくてウズウズしてる危険な左翼のサイン

◆日本が朝鮮人の植民地に!売国 民主党政権 ~ 犯罪率4倍!朝鮮人の実態

◆ベルマークは朝日新聞と日教組の利権 ~ 朝日新聞が嫌いならベルマークへの協力やめよう!

◆働かなくても、金目教さえ信じれば幸せになれる!? ~ 『仮面の忍者 赤影』 金目教 = ミンス教 編

◆ブラックゴーストと死ね死ね団 ~ 中華民主党 VS 大韓民主党 ~ 海外で人質とられる日本人科学者・研究者たち

◆朝鮮人による朝鮮人叩き。いわゆる“在日認定”のカラクリ ~ 左翼による左翼叩きの目論見まで  ≪工作員入門≫

◆売国ヤクザ民主党員と売国ヤクザ警察官に天誅を!!

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『 ぞうのババール 』 ~ 王様の権威と必要性を理解させる児童向け作品

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(2010.11.6)
最近の子供向けの話では、左翼の暗躍もあって、王様や貴族的な階級を貶め、国を守ろうと戦うことを蔑むような話ばかり。わかりやすく言えば、“ハダカの王様”のような、バカな王様が出てくる話を左翼は好むわけで、その結果、日本でも天皇陛下への敬意なんて微塵も持たない日本人ばかりが育っています。

そんな中、数少ない子供向けアニメで権威的な王様が登場する『ぞうのババール』、今も人気で保守系家族にはとてもオススメです。

『ぞうのババール』はフランス人絵本作家ジャン・ド・ブリュノフによって1931年に発表された擬人化されたゾウのお話(詳しくは右画像クリック)。
お母さんを撃ち殺されてしまった子ゾウのババールは、逃げて行った先で、人間の住むパリの街へ辿り着きます。運よく優しい老婦人と出会って学校にも通い、教養を身につけてサバンナの自分の国へ帰り、王様になる話です。

ババールがサバンナに戻った頃、当初の王様は死んでしまっていて、ゾウたちは互いにいがみあってケンカばかりしてます。そんな中、サイ族との諍いまで起きてしまいます。ババールはサイ族との戦いで勝利、和平を結び、国民的英雄となって国王に選ばれます。同時に結婚もして、妻 セレストと3人の子供たちに恵まれます。その後も楽しい冒険やさまざまなエピソードで話は構成されます。

王となったババールは、他のゾウにも洋服を着させて教育を施し、ゾウの国に文明をもたらし、さらにはゾウの街まで築きます。
ババールは王として組織から独立、独裁的ではあっても、彼の“穏やかな権威主義”の形のリーダーシップは、全体的に国民への利益をもたらします。
恋愛のような色恋沙汰もなく、すぐにキッチリ結婚、子供を作って和やかな暮らしになる展開もとてもいいです。

幼年期の平和な生活を送っていたババールですが、お母さんが死ぬところから話は急展開。文明社会に育まれた後、国に帰っていわば原住民的な人々に文明をもたらす。服を着させ、教育を施し、街を起こして、近代的な建物まで建築。王として結婚後は、パパとしても家族を愛する穏やかな家庭を築く。国王として周りからも尊敬され、国民も一丸となって結束して頑張る。

この話は左翼からすれば、まさに先住民文化の破壊とか、環境破壊だとか、王と国民の格差だとか、眉をひそめるようなツッコミどころ満載の内容。
事実、この作品は、フランスの左翼系の文学者や知識人たちから、往年のフランスの植民地主義や階級制度を正当化する、政治的に不愉快な内容として批判されていました。

でも、どうです? ババールがやったこと、これって日本人がやってきたことにも似てませんか? 多くのアジア諸国に日本人がもたらしてきたことに。要はこれを肯定的に見るか、否定的に見るかの違いでしょう。

ウチの子もババールが大好きで、写真の人形と他の小さな人形を使って、よくババールの家族ごっこして遊んでます。
絵本だけでなく、王様となっていく過程を描いた長編アニメ『ババール ぞうの国の王様』や、シリーズ化されたアニメもDVD発売されてます。

お母さんが撃たれて死んでしまう冒頭の痛々しいシーン。最近は家族がいることに、全く感謝しない子供たちばかりになってるのではないでしょうか。食べ物があり生きていて当たり前と考え、命があることに感謝しなくなった人々。今の子供のみならず、家族である男をジャマもの扱いするフェミ系左翼も同じでしょう。

似たタイプの話には、やはりお母さんが撃たれて死んでしまった小鹿が、森の王の父親に育てられて同じように王になっていく、ディズニーの『バンビ』があります。『バンビ』も、とっても美しい映像と音楽でいっぱいの、往年のディズニーの名作、今のアニメと違って安心して見てられます。

『ぞうのババール』 TVシリーズ オープニング
子供たちの、「お父さん! お母さん!」の声で始まります。制作者の確固たるイデオロギーが伺え、ババールには大変な安心感がありますよ。

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(2011.8.26)
昨日の『ピノキオ』の動画を見て気づかれた方、多いと思いますが、ロバになってしまったピノキオの悪い友達の言葉に「人生は一度きり」というのがありましたよね。
こういうのこそカルトのたぶらかしなのに、今じゃ日本で普通に言われて持ち上げられたり、こんな言葉を真に受けて目先だけで好き放題やって自滅する人が山ほどいます。
当然、戦前の『ピノキオ』では、そういうまやかしの言葉への警告がさりげなく発されてたわけです。

イデオロギーってのは、ヒトコトの言葉に表れます。
アマゾネス映画のセリフにもフェミ・イデオロギーが凝縮されてましたよね。

それと、実際ロバになっていなくても、心の目で見れば既にロバ同然の人が今ではゴロゴロいるということ、気づいてくださいね。肝心なのはここ。

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◆日本神話の絵本について ~ 子供たちに日本と天皇へ愛着を持たせましょう

◆子供向け 安心できる海外のアニメ おすすめセレクション

◆今の宮崎駿/ジブリ作品は本当に日本のアニメなのか!?~ ディズニーだって、創価の配下?

◆なぜ『ちびくろさんぼ』を左翼は嫌ったのか? ~ 殺されて生き返った絵本

◆消されたウィンピーとキチガイ博士 ~ なんでもかんでも差別! 言葉狩り? 殺されるイメージ表現

◆子供も大人も注意! 講談社は最大の左翼出版社 ~ 女の堕落と男のフヌケ化はワンセット ~ 『 のだめカンタービレ 』に見る、現代の病理とヒトラーの予言

◆『松本零士 父に見た本物のサムライ魂』 子供には宮崎アニメでなく松本零士

◆『ぐりとぐら』 『こどものとも』の児童書 福音館は反日出版社 ~ 天皇を貶め、自虐史観に満ちた子供向け絵本

◆ウルトラマン円谷がパチンコ傘下に! ~ 女子供の洗脳に熱心な左翼売国勢力

◆ドラえもん、仮面ライダーだって、今や子供を左翼洗脳で堕落させる道具

◆ピノキオからイッツ・ア・スモール・ワールドへの様変わり ~ ディズニーに見る子供たちだけの世界

◆オールド・ディズニー・アニメのご紹介~ 『花と木』、『うさぎとかめ』、『みにくいあひるの子』

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「日本の妖怪が勝ったぞ!」、いやあ、昔の日本映画は本当に素晴らしい

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(2014.1.25)
子供が学校で聞いてきたのか、「7チャンネルでやってる『妖怪ウォッチ』(テレビ東京系)を見たい」とか言ってきたので、どんなんだろうと思ってデザインを見てみたのですが、やっぱりひどいですね(詳しくは右画像クリック)。コンセプトとしてもキャラ使っての商売しか考えられていません。
「今のテレビは死ね死ね団が作ってるし、こんなの見たら脳が腐って家畜にされるぞ」って言っておきました。雰囲気的に似てるポケモンのデザインも、今じゃひどいものにしか私には見えませんが、こっちの方はもっとひどそうですね。
もう今の俗悪テレビを子供に見せてはいけません。

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(2011.7.29)
子供には昔のドラマや映画しか殆ど見せていませんが、私も見たことないのがたくさんあって、一緒に見てると楽しくてしょうがありません。

妖怪の話というのは世界中どこにでもありそうですが、実際は妖怪だって日本独特の世界観に根差してます。
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は、日本には妖精がいると言ってましたが、もちろん、当時の日本に妖精という概念はなく、それらは紛れもなく唯物史観、科学的な視点ばかりでは捉えがたい妖怪の類の存在、当時の日本人はそういうのを自然の中で捉える目を持っていたということなのでしょう。それらは有名な『おいてけぼり』をはじめとする、妖怪絡みの昔話が日本には元から多数あったことからも伺えます。

日本の妖怪は驚くほど多彩だし、こんな豊かな世界観を持った国は世界中どこにもないのではないでしょうか。人間の愛情や憎悪、悪事を犯した後の顛末など、これらは当時の日本人の道徳観にも直結してます。それら世界が、今のように単なるエンターテインメントとして楽しまれているのでなく、「悪いことすればバチが当たる」といった当たり前にあるべき価値観、日頃の生活感に普通に反映されてたわけです。

子供たちには、そういう豊かな世界観を持って育っていってほしいもの。
今の子供たちは、こういうのを絵本や本で見る機会、本当になくなってしまってると思います。いったい、どれだけの日本の昔話を知ってるでしょうね。もちろんずっと昔なら絵本だって庶民にはないわけで、家族や地域の人々が子供たちに話し聞かせての伝承で残されてきたわけですが、当時の子供たちは、そういう話をきっと真剣に聞いていたはず。

昔の日本映画には、今の無国籍なものでなく、日本を意識させる愛国的な作品がたくさんあります。
映画『妖怪大戦争』(詳しくは右画像クリック)のハイライト、「日本の妖怪が勝ったぞ!」のシーン。
なんと心地いい響きでしょう。
当時、戦争に負けて間もなかった日本、その悔しさを、こういう世界では何とか勝たせたい、先人のそういう思い、きっと強かったのでしょう。

ハッキリ、日本が出てこなくとも。日本を前面に打ち出すと左翼に批判されることを見越してか、日本を地球や世界に置き換えて訴えてるような作品もたくさんありますね。
その種の作品は宇宙が舞台であっても、いろんな星が出てきて、地球が他の星と戦うというパターンがあったり。だから“宇宙は一つ”とかいうのでなく、いろんな星、文化があることを知らしめてるわけで、その中で暗に地球が日本であることを示してます。
だけど今の作品の多くは、左翼のスローガン“世界は一つ”が示すように、星同士で戦ったりするより、宇宙も一つだというメッセージ性が強烈です。
だから星同士が戦う、『スター・ウォーズ』なんかは、まだマシな方だったと思います。

『妖怪大戦争』は2005年にリメイクされてますが、オリジナルはあくまで日本侵略を図る妖怪が敵役。もちろんリメイク作品にはそういう概念がないようです。

昔の妖怪映画、今のCGと違ってギトギトしてなく、日本的な詩情豊かな世界が表れてます。
妖怪の世界は子供たちも大好きなので、一度見ればすぐ夢中になりますよ ^▽^)

映画 『 妖怪大戦争 』 (1968) より
妖怪百物語』、『東海道お化け道中』と併せて往年の大映の妖怪三部作とされ、特にこれは日本が意識された作りがなされてます。本格的な時代劇でもあり、実写特撮で安心して見てられます。

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(2011.8.1)
先日の神棚と日本神話“あまのいわと”に関して書き忘れた大事な話。
この、映画『妖怪大戦争』では、もともと信心深かったお殿様や従者たちが外国の妖怪(怪物)にとり憑かれるところから始まるのですが、とり憑かれたら、まず一番に城の神棚を壊して、すべて取り払えと言ってくるんですね。
今の日本のドラマでは神棚なんて絶対出てこないし、悪霊の妨げになるものの象徴が神棚なんて、今の業界の制作スタッフはもちろん多くの普通の日本人も含めて、そんな発想絶対しないでしょうね。きっと皆、悪霊にとり憑かれてるんです。
昔の日本映画やドラマには、こんな風に日本人の心、魂を象徴するようなシーン、たくさん出てきます。
悪霊にとり憑かれた者が神棚を壊してたりとか、そういうのを子供の頃から見ていると、後になっての影響が非常に大きいと思います。
当時、そういうの見て育った子供たちなら、神棚をはじめとする神聖なものへの敬意も、きっと自然と生まれていたことでしょう。

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(2012.12.27)
この『妖怪大戦争』のラストの「日本の妖怪が勝ったのよ」というセリフには、当時の日本人、スタッフらの悔しい思いが象徴されてます。まだまだ戦後感の強かった時代、この言葉に当時の日本人は「グッ」と来たに違いありません。

西洋のドラキュラや狼男とかの怪物は、ただ恐いだけだったりするけど、日本の妖怪は人の心が元に生まれてるんですね。だから日本の妖怪というのは、日本人の魂とともに常に存在してきたんです。こんな多様な妖怪の世界を持ってるのは日本だけでしょう。
今では子供も「妖怪っているの?」とか「神様っているの?」とかよく聞いてきます。
皆さんも子供に言われること多いでしょう。そんな時はこう答えてください。

「そういうのは目で見ようとすると見えないの。でも心で見れば見えるの。ママ(パパ)にはよく見えるの。〇〇(子供の名)とパパとママがいるってだけで、神様がいるってことがわかるの。心で見なければ妖怪はなかなか見えないし、妖怪だって死んでしまうの。心で見れば妖怪だっていることが、本当によくわかるの」

こんな風に私は前から子供に、よく言ってます。自信を持って子供に言ってください。

お正月はぜひ、マスゴミの煽るくだらない映画なんかでなく、古い日本映画やクラシックな洋画をたくさん見てくださいね。

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往年の日本映画を子供が見はじめました! ~ 『山椒大夫』 『隠し砦の三悪人』

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(2013.3.28)
子供の日本映画デビュー・・・と言ってももちろん出演することではなく、1950年代の日本映画黄金期、この頃の映画を子供にいつ見せ始めるか、ずっと前からわが家の課題にあったわけですが・・・既にもう見始めてます。
溝口健二や小津安二郎ではさすがに子供には難しいかと思って、入門として黒澤明の『七人の侍』にはじまり『隠し砦の三悪人』を見て、それから絵本や東映アニメでもよく知る「安寿と厨子王」の話を「写真の映画(実写映画のこと)でも見たい」と子供から言いだしてきたので、先日ついに溝口健二の『山椒大夫』も見ました。
モノトーンの中、子供がどれだけ理解できるか気になってましたが、十分理解できたようです。もともとの日本人、江戸期の子供たちは、四書五経を原文で素読みしていたのですよ。
黒澤映画に出てくる三船敏郎のカッコよさも、6歳の子供には十分感じとれます(今は7歳 ^^)。子供にとっての映画やTV番組等における映像の土台がこの辺りにあるのと、今の低俗アニメとかにあるのでは大違い。幼い子供にも、立派な日本人としての感性が育っているものと思ってます。

『山椒大夫』については前にここで詳しく触れてますが、奴婢の身に落ちていた厨子王が脱出した後、丹後の守に任じられるシーン。これこそ日本映画、日本の歴史・文化の神髄たりえるところ。あらためて見てみても、とにかく素晴らしい(詳しくは右画像クリック)。
ここの『山椒大夫』の予告編動画を絶賛している外国人のコメント見てみても、これら溝口健二の日本映画が如何に海外で高い評価を得、多くの外国人を涙させているか。これだけ素晴らしい文学、芸術的素材を育んでてきた日本であるのに、世界の憧れる文化・文学、その美学を当の日本人が捨て去り知らなくなってしまい、萌えだのゆるキャラだのエロだのバカなものに熱を上げている愚かな現代日本人。本来、大変恵まれた環境にあったはずなのに何とも哀れなものです。

また『隠し砦の三悪人』(詳しくは右画像クリック)は『七人の侍』とともに海外では黒澤映画の中で絶大な人気がありますが、典型的なエンターテインメントであり、当時の日本の批評家からそれほど好評価だったわけではないようです。落ち武者状態とは言え、当時の姫にこの格好はないのではないか等、突っ込みどころもあるのですが、とにかくスタントも小細工もない三船敏郎の演技が素晴らしいんです。ぜひご覧になってくださいね ^▽^)

平安期の県知事就任式 映画『山椒大夫』 (1954、監督:溝口健二)より
厳かな雅楽調の音楽の中、厨子王丸が丹後の守に任官。失意のどん底にあった厨子王の劇的な転換シーンです。これこそ日本的価値観、精神文化の賜物だと思います。言い伝えを森鴎外が書き下ろしたものが元になってるわけですが、実際にあったからこういう話が残ってるのだと私は信じています。また、関白様の立ち方に注目してください。今の役者でこういう立ち方が出来る人はなかなかいないことでしょう。


三船敏郎 驚異のアクションシーン 映画『隠し砦の三悪人』 (1958、監督:黒澤明)より
あの『スター・ウォーズ』は、この『隠し砦の三悪人』をヒントに作られたものなんですよ。三船敏郎の、馬にまたがり刀を突き立てて追いかけるシーンは伝説的な名演中の名演。その後の走る馬に乗ったまま片手で女を吊り上げる場面もスゴイ!

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(2013.11.8)
園遊会で山本太郎議員が天皇陛下へ(原発関連?)怪文書を渡した事件(参照:2013.10.31 msn産経
私は、ここの映画『山椒大夫』の直訴シーンと、『ローマの休日』(詳しくは下写真クリック)の有名なワン・シーンを思い出しました ^▽^)

本来、ミカドや殿様への直訴というのは命がけのものでした。それを現代では、厚かましくも“権利”と勘違いした、のうのうとした輩が多くなってます。こんなのに触発されて、皇室へ手紙送ったり、マネするバカがたくさん出てきそうで心配ですね。進退は本人の意思でいいのですが、二晩三晩くらいでも牢に入れるのが本当なら適切な措置だと思います。

そもそも陛下への敬意なんて微塵も持たないくせに、都合いい時だけ利用しようとする根性が気に食わない。どうせ思う通りにならなかったら、うって変わって豹変、陛下に対する罵倒を繰り返すような連中に違いないわけで。

まったくの民間人であるなら、『山椒大夫』の動画のように命がけで、危険にさらされた家族らのため直訴で飛び込んでいくというのも理解できないこともありませんが、国会議員であるなら、正々堂々と国会で戦うべきだし、その職権を利用して、のうのうとゲリラ的に陛下へ近寄ろうというのも明らかに礼を逸しており、まともな日本人の感覚ではありませんね。
安直に陛下へ請願書なんか渡す山本を非常識だと感じず、「他の議員より、よくやってる」なんて思うような人というのは、陛下を矢面に立たせて政治利用することを卑しいと思わず、基本的に陛下への敬意も持たない、本質的に左翼な人なんだと思います。

映画『ローマの休日』オードリー・ヘップバーンは王位継承者でもある王女役。今で言うハニトラならぬ、棹トラのようなものにひっかかってしまったわけですが……
古い日本映画だけでなく、古い洋画にも素晴らしい作品が沢山あります。特にお若い方、どうせなら、その種のものをいっぱい見てくださいね ^^) モノクロも楽しめる感性を養ってください。
私くらいの年代までは、こういうクラシックな作品は常識的に見てるのが普通でしたが、今の若い方は、意識しない限り、こういうのを見る機会がまるでないのでしょうね。ビートルズさえ聴いたことない人がゴロゴロいますから。

山本太郎は、どうせなら中核派の支援まで受けてる左翼らしく、スキャンダルの写真でも撮って、陛下の面前で本性丸出しに、「やい、天皇てめえ、言うこと聞かないとぶっ殺すぞ。この写真もバラ撒いてやるからな」ぐらい恫喝するのが本物の左翼でしょう。そのぐらいやってれば、「他の議員みたいに何もやってないより、ずっと立派だ」なんて言ってるようなお花畑脳の人々の目も覚めるだろうし、そのぐらい言ってる左翼の方が筋も通ってるということで、逆に私なら尊敬してしまうかもしれません。
しかし山本からは、ありもしない陛下への敬意を形だけ見せようとしたりする姑息さ、売名、話題作り、単なる目立とう精神が顕著に見えるだけです。

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◆朝鮮ピンクに注意! ~ もはや極刑に処すべきひどさの朝鮮系色使い

◆三船敏郎、チャールズ・ブロンソン、アラン・ドロン 往年の豪華キャスト ~ 侍の武士道の美徳が満開! 映画『レッド・サン』を見ました

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◆軍歌『若鷲の歌』 = 「予科練の歌」を、6歳の子供にピアノ弾き語りで歌ってもらいました!

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