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2019年12月20日 紙面から
トレーニング用のサングラスを着けてお手玉を投げる平田=名古屋市千種区で(小沢徹撮影)
中日の平田良介外野手(31)が19日、名古屋市のスポーツジム『energy member’s club motoyama』をベースに行っていた練習を打ち上げた。この日も2時間以上にわたってハードメニューを敢行した平田は、打力のさらなるレベルアップのため、目のトレーニングを取り入れていることを明かした。年明けからのロサンゼルス自主トレに向け、近日中に渡米する。
まるで映画の「マトリックス」のようだ。黒いサングラスを着けた平田が、バウンドした小さいボールを軽快にキャッチする。その後はお手玉。この一風変わったトレーニングを終え、サングラスを外すと「目が疲れる~」と汗をぬぐった。
実は、普通のサングラスではなかった。ビジョントレーニングメガネ「ビジョナップ」というもの。レンズ部分が点滅し、ものを見えにくくして、逆に目を鍛える。
もともと視力は両目とも1・5と良好。ただ、最近はナゴヤドームの看板など小さい文字が、やや見えにくくなっていたそうだ。動体視力や瞬間視などもトップクラスだが、深視野の数値は以前から悪い。深視野とは距離感を見極める能力。改善すれば、攻守においてパフォーマンスをより発揮できる。
「30歳を超えてくると、目の機能の低下が進みやすいと言われます。鍛えることで、良くなる可能性があるので」と平田。個人契約を結ぶ鍋島涼吾トレーナーの勧めで、今オフから目の強化トレを導入。熱心に取り組んできた。
「ビジョナップ」は日本ハムの近藤も使用している。類いまれなミート力で2年連続で打率3割超え。しかも驚異の選球眼で、今季は103四球を選び出塁率はリーグトップだ。平田も「深視力が良くなれば、変化球の遠近感がつかみやすい。ポイントがずれなくなれば、もっと成績が上がる」と力を込める。長打力、出塁率とも向上すると考えている。
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