阪神は20日、新外国人選手としてジェリー・サンズ外野手(32)と来季の選手契約を締結したと発表した。
サンズは米国出身で193センチ、102キロ、右投げ右打ち。2011年にドジャースでメジャーに初昇格し、通算3年で156試合に出場し、420打数100安打の打率2割1分8厘、10本塁打、57打点。2018年からは韓国プロ野球でプレーし、今年はキウムで打率3割5厘、28本塁打、113打点で「打点王」だった。
外野はベテランの福留も糸井もケガがちなうえ、近本を含めると左打者ばかり。このため右の大砲候補を必要としていた。
「阪神タイガースとの契約が完了し、うれしく思っています。米国のマイナーで同僚だったジョンソン投手から阪神タイガースで素晴らしい時を過ごしたと聞いていました。来季、優勝するためには得点力を上げることが必要だと聞きましたので、打点を稼いで貢献したいです。外野と一塁を守っていたので、チームから求められたポジションでベストを尽くします。阪神タイガースのファンの方々の熱狂的な応援はすでに映像で確認しており、今から阪神タイガースのユニホームを着てプレーをすることに気持ちが高ぶっています」