保釈後出廷せず“海外逃亡”か…窃盗容疑で逮捕され取り調べ中に警察署から逃走図った68歳被告
愛知県警一宮署で取り調べ中に逃走を図ったなどの罪に問われている被告の男が、保釈中に裁判に出廷せず、海外に逃亡しているとみられることが分かりました。
岐阜県羽島市の工員・松川歳雄被告(68)は今年5月、窃盗事件で逮捕され、取り調べ中に愛知県警一宮署から逃走を図った際、催涙スプレーを噴射し、警察官2人にケガを負わせた加重逃走未遂などの罪に問われています。
捜査関係者によりますと、名古屋地裁一宮支部は名古屋地検の準抗告を退け松川被告を保釈しましたが、松川被告は12月5日の裁判に出廷せず、行方が分からなくなっているということです。
松川被告はベトナムに逃亡しているとみられ、地裁一宮支部は松川被告の保釈を取り消し、警察と連携して行方を追っています。