美智子さまは、国民が苦しむのを楽しんでいる 濱尾侍従の告発に上皇后さま「お怒り」



平成という時代を振り返るとき、時の天皇皇后両陛下(現、上皇上皇后両陛下)が災害のたびに慰安の旅に出られた。被災地での公務を通じ、勇気づけられた人も多いだろう。だがそれは本心からの公務なのだろうか?

濱尾侍従の告発

元東宮侍従の濱尾実さんは、上皇陛下・天皇陛下のお傍に仕えた方だ。宮内庁を離れた後は、評論家・執筆家として活躍され、皇室問題について歯に着せぬ発言を繰り返されたのでその名前をご存じの方も多いだろう。

そんな濱尾さんは、『AERA』1993年6月15日号に次のような一節を寄せた。

天皇家は「国民と苦楽を共にする」と言われているが、私には「楽」しか共にしていないのでは、と感じます。

具体的には美智子さまがコンサートや展覧会など、国民と“享楽”ばかり共にして、辛く厳しい国民の現状から目を逸らしているというのである。

平成という時代を通じ、災害のたびに慰安の旅をされていた両陛下のお姿を何度も見てきた人からすれば、この濱尾さんの指摘には違和感を覚えるかもしれない。だが、そのようなイメージは平成中盤から徐々に醸成されていったもので、御代替わりした後の数年間は「美智子さまは快楽主義」という評判がもっぱらだった。

怒り心頭の美智子さま 附:美智子さまお気に入りの週刊誌

美智子さまはオモテでは感情の起伏を滅多に出さないが、オクではストレートにその時の思いを表現される。この濱尾さんの記事にも当然怒り心頭だった(あまり知られていないが、この濱尾さんの告発が美智子さまバッシングの始まりであり、美智子さまが最初に激怒されたように記憶している)。

濱尾さんが寄稿した『AERA』という雑誌は朝日新聞系列の週刊誌であり、『女性セブン』や『週刊文春』よりも上品な趣がある。

それだけに美智子さまのショックも大きかったようだ。「女性週刊誌に何を書かれても、まともな方なら真に受けないでしょう。しかし、こういう媒体に取り上げられると、たとえウソでもマコトだと信じてしまう人も多いのではないでしょうか?」と真剣なお顔で宮内庁の担当に苦言を呈していた。しかし美智子さまがコンサートや展覧会などに行くことが大好きなことは、当時の職員ならだれもが知っていたので、表では「仰る通りです」と頷きながらも、裏では「大好きなんだから仕方ないではないか…」と呆れていたものだ。

ところで美智子さまの愛読書が週刊誌であることを、最近では宮内庁が公認しているようであるが、美智子さまお気に入りの週刊誌はなんであろうか?

もちろんそれは『女性セブン』『女性自身』『週刊女性』の三大女性週刊誌であり、その続いて『週刊文春』『週刊新潮』の二大週刊誌と『フライデー』など写真週刊誌がお気に入りだ。基本的に過激な見出し記事の週刊誌がお気に入りと考えてもらって間違いはない。『AERA』『週刊朝日』『サンデー毎日』といった意識高い系の記事が多い週刊誌はあまりお手に取られない。

意外にも月刊誌では『THEMIS』という陰謀論系の雑誌がお気に入りだ。この『THEMIS』は、基本的に定期購読者のみ購入することができる雑誌であり、書店流通がほとんどない特殊な存在である。まさか美智子さまや宮内庁が『THEMIS』を定期購読するわけもいかなかったため、店頭でも例外的に買える東京駅前OAZO「丸善」でこれを毎月買っていた。皇居から近いので便利であったが、まさか美智子さまに忖度して置かれるようになったのだろうか?(笑)

演技派女優「美智子さま」

私はこの濱尾さんの告発は、平成皇室のあり方を大きく変えたと思う。災害のたびに我先にと被災地に乗り込む美智子さまをつくったのは、まさに濱尾さんの「私には「楽」しか共にしていないのでは、と感じます」という一言があったに違いない。

もちろん現場でひざを折られ被災者と向き合う両陛下のお姿は崇高であることは間違いないし、これに救われ勇気づけられた人も多いだろう。

だが美智子さまは慰安中の写真うつりを大変気にされ、作業着の着用に難色を示されたりしていたことはあまり知られていない。だが、宮内庁のスタッフが「作業着をお召しになられたほうが、真摯さを感じ、好感度が高まると思います」と指摘すると、今度は私服でもよい場面でも両陛下共に作業着をお召しになるという逆転現象が生じだ。イメージ重視の平成皇室を象徴するシーンだ。

結局「国民と苦楽を共にする」といってもそれは演技でありショーなのである。これが平成皇室の本当の姿だ。国民の苦しみは、美智子さまにとっては「慈悲」をアピールする絶好の場所なのだ。



5 件のコメント

  • 正に平成こそが、もっと言えば上皇后美智子こそが諸悪の根源
    この余りにも剥離した裏表こそが彼女の武器であり命尽きるまでマスコミを使った印象操作は止まらないし天皇ご一家への妨害行為は止まらない
    呂雉や則武天並みの残虐さを内に秘めた恐ろしい女
    これは「よくある嫁姑問題」などではないし、こんなのがよくあったらたまったものではない

    特例法を国会で可決し、高輪皇族邸は改修済みなのに年明け以降も皇居から出て行かない
    これは憲法違反だし、本来なら政府が上皇夫妻に毅然とした態度で法にのっとり皇居からの退去命令でも出して、
    天皇ご一家のための御所の改修工事に着手しなければならない

    いつまでも皇居に住まわせているから勘違いに拍車がかかり一般参賀に出たいとか言い出すのです
    予想ですが、美智子は誰も求めていない令和二年一般参賀に押しかけ登場し頃合いを見計らって
    「上皇の肩にしな垂れかかる」「ちょっとよろめいてみる」など大舞台で演じる気満々だと思います
    一般参賀の観衆がそれを目の当たりにし「おおお…」っとざわつく、NHKが馬鹿騒ぎして一週間ぐらい報道しまくる
    美智子「おいしい!止められない!」
    平成30年間こんな茶番ばっかりやってる
    同情を引いて言論統制で黙らせるための大芝居をあの女はやります
    美智子による美智子のためのプロパガンダはあの女の常套手段
    だから一般参賀やカメラの前には決して出してはいけない人物なんです
    一国の君主やトップの地位にある人間の鉄則がこの愚かな女はまったく理解できていないのです
    国民に与える「自分の影響やリアクション」を心底楽しんでいるのですから

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  • 濱尾侍従に長生きしていただきたかったです。
    被災者の方が触った時に温かいようにわざわざ良い生地で作られたというお話もありましたが、その一瞬のために高価な服を作られるよりお見舞い金の方がずっと喜ばれたと思います。

    ところで、私は皇族になったら自分の好みではない変な服を着ないといけないからそれだけでも大変だなとずっと思っていたのですが、あれがご本人の趣味だったということを最近知って本当にびっくりしました。

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  • 国民が苦しんでいても皇室だけは税金や特権で守られる、戦時中でも戦後の食べるものもない時でも皇室だけは住むところがあり食事があった。皿とマントスーツは恐らく美智子自身でデザインしたものだろう奇妙なお召し物がとっかえひっかえ税金で作られた事も大変遺憾。それに加えて被災して苦しんでいる国民を前に膝を折ってもプレハブ仮設住宅で仕方なく暮らす国民を前に自分達は豪華な仮住まい数億円の住まいに住む人間を目の前に「有難い」と思うでしょうか??ただのパフォーマンスだったと言われてもしかたないですね!
    浜尾さんだけでなく、国民の声も雑音として受け入れない様や、怒るというのは上に立つ者として他人の忠実な意見を聞けない美智子は残念な人であり、皇室には不要な人間だった。

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  • 美智子様がもっと早くに濱尾侍従の苦言に耳を傾け反省の上に立って行動していたら今の見るに忍びないお顔にはならなかったと思います。
    お側にお仕えしている侍従の声に聞く耳を持たない美智子様が国民の声を拾えるはずもありません。
    自分に心地よく響くアゲアゲを真に受け自らを聖母に仕立て、その上にあぐらを描き巨大な魔物を自分の中に住まわせてしまった美智子様。
    哀れといえば哀れですが全ては自己責任です。
    叩かれて叩かれて魔物を追い出さなければなりませんよ。

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  • 濱尾氏が遠ざけられた状況が、腑に落ちました。
    美智子様にとっては煙たかったのでしょう。

    美智子様のお出掛け好きによって、増大してしまった「公務」によって、公務要員が足りない!と騒いでいるんじゃ世話ありません。要員の確保より、公務の内容を精査しスリム化を図る事を優先させるべきです。
    意義のある公務もある事は承知していますが、お出ましによって、多額の税金や人員が投入されるのも事実ですから。

    また、皇族は芸能人ではないのだから、利権絡みの内容、鑑賞系、ハイブランドのレセプションやショーなどのイベントに、「公務」と称して出席する必要はないかと思います。
    鑑賞系に出かけるな、とは言いませんが、私的外出という位置づけなのでは?

    大衆向けメディアで、皇室関連記事を芸能記事と同レベルに語られるような状況を作ってしまった元凶は、美智子様の享楽的な一面だと思います。
    当初目指していたであろう「開かれた皇室」というのは、こんな形ではなかったはずです。

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