ジェイアール東海パッセンジャーズは19日、東海道新幹線の車内販売で人気のアイスクリームに、新フレーバーとして「ピスタチオ」を発売すると発表した。2020年1月16日から「のぞみ」「ひかり」で提供する。車内販売を担当するパーサー6人が自ら試食し、投票で選んだ。価格は税込み390円。
「甘いのでコーヒーに合いそう」「食べやすく、季節感がある」。10月下旬、パーサーの男女6人が東京都内のオフィスの一室に集まった。スジャータめいらく(名古屋市)が用意した小倉、かぼちゃ、黒ゴマ、ラムレーズンなど8種類のアイスを試食し、人気投票で新フレーバーを決定した。
アイスクリームは車内販売の主力だ。売り上げは常にトップ3に入り、19年7~8月の売上高は前年同期を4割上回るペースの人気だ。車内販売の強みは「温かいものを温かく、冷たいものを冷たく提供できること」(ジェイアール東海パッセンジャーズの中村明彦社長)。ホットコーヒーとセットで買うと50円引きだ。
スジャータの同商品は一般的なアイスより空気含有量を抑えている。硬めでしっとりとした食感を味わえるほか、溶けるまでの待ち時間も楽しみのひとつだ。パーサーの枝広咲希さんは「子どもからお年寄りまで幅広い客層に人気だ」と話す。
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