伊藤詩織さん全面勝訴 “アベ友”山口敬之氏の呆れた言い分
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「一つのピリオドはつけられた気持ちです」――。ジャーナリストの伊藤詩織さん(30)が、元TBS記者山口敬之氏(53)から性的暴行を受けたとして、慰謝料など1100万円の損害賠償を求めた民事訴訟は18日、詩織さん側の“完全勝利”に終わった。「アベ友」である山口氏のレイプ行為が事実認定された格好だ。
◇ ◇ ◇
詩織さんが訴えを起こしたのは2017年9月のこと。山口氏は今年2月、詩織さん側からの損害賠償請求に対し、「名誉を毀損し、プライバシーを侵害した」として詩織さんを相手取り1億3000万円の賠償を求めて「反訴」していた。
東京地裁の鈴木昭洋裁判長は判決で「意識のない原告に合意なく性行為をし、意識を回復し拒絶した後も(性行為を)継続しようとした」「伊藤さんには被害を虚偽申告する動機がない」などと認定。詩織さんの主張を全面的に支持し、山口氏に330万円の支払いを命じた。山口氏の訴えについては棄却した。
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