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【フィギュア】

優勝候補の羽生に迫るのは宇野か、高橋か…“最初で最後”五輪メダリスト3人の戦いの行方は

2019年12月20日 1時16分

公式練習で上着を着る羽生結弦

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◇20日 フィギュアスケート全日本選手権(東京・国立代々木競技場)【第2日の見どころ】

 来年3月の世界選手権(モントリオール)、同2月の四大陸選手権(ソウル)などの選考も兼ねている今大会の第2日は男子ショートプログラム(SP)とアイスダンスのショートダンスが行われる。

 男子は4年ぶりの出場となる羽生結弦(ANA)が優勝候補の大本命。SPの今季自己ベストは109・60点で、日本勢では唯一の100点台。SPの今季ベスト日本勢2位の山本草太(中京大)が92・28点だから10点以上の差がある。大会4連覇を狙う宇野昌磨(トヨタ自動車、中京大)に実績はあるが、今季の自己ベストは92・81点。羽生がミスなく終われば、首位発進は堅い。

 今大会は2010年バンクーバー五輪銅メダリストの高橋大輔(関大KFSC)、14年、18年と五輪連覇の羽生、18年平昌五輪銀メダリストの宇野が同じリンクで戦う。3人が全日本選手権で争うのは11年、12年、13年の3度あるが、五輪のメダリストとなってからは初。しかも、高橋は今大会を終えてアイスダンスに転向するだけにこれが最後となる。高橋は故障明けで今大会が初戦、宇野は今季不振だが、熱い戦いが繰り広げられる可能性はある。

 また、羽生や宇野に迫る存在として注目されるのが佐藤駿(埼玉栄高)、鍵山優真(神奈川・星槎国際高横浜)のジュニア勢2人。ともにジュニア・グランプリファイナルに出場したが、佐藤はルッツ、トーループの4回転ジャンプを決めて日本勢では史上4人目となる優勝を飾った。今大会の結果次第では、日本男子の勢力図が一気に変わるかもしれない。

【主な選手の滑走時間】

佐藤駿  16時38分

鍵山優真 18時33分

宇野昌磨 19時29分

田中刑事 19時42分

羽生結弦 19時55分

山本草太 20時30分

高橋大輔 20時37分

【テレビ中継】

16時~19時   BS「BSフジ」(解説・無良崇人)

19時~20時54分 地上波「フジテレビ」(解説・本田武史)

 

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