徹底検証が必要 安倍首相のお友達はなぜ逮捕を免れたのか
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「日本の#MeToo運動のシンボルが勝訴」「レイプ容疑の損害賠償で勝訴」――。英BBCや仏AFP通信など海外メディアが続々と速報したことからも、注目度の高さが分かる。
ジャーナリストの伊藤詩織さん(30)が、望まない性行為で精神的苦痛を受けたとして、“総理ベッタリ記者”こと元TBSワシントン支局長の山口敬之氏(53)に1100万円の損害賠償を求めた訴訟。東京地裁は18日、「酩酊状態で意識がない伊藤さんに合意がないまま性行為に及んだ」と認定し、山口氏に330万円の支払いを命じた。
鈴木昭洋裁判長は判決で、ホテル内でのやりとりなどについて山口氏の説明は、重要な部分で不合理な変遷が見られると指摘。「伊藤さんの供述が客観的事情とも整合し、相対的に信用性が高い」と判断した。
また山口氏は、詩織さんの会見や著書で名誉を傷つけられたとして反訴し、1億3000万円もの巨額の賠償を求めていたが、地裁はこれも、詩織さんが主張する「内容は真実で、名誉毀損には当たらない」として棄却。詩織さんの全面勝訴だ。
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