ボクシング元WBCフライ級王者の比嘉大吾(24)=白井・具志堅スポーツ=が来年2月13日、東京・後楽園ホールで約2年ぶりにリングに復帰することが決まった。所属ジムが19日発表した。スーパーバンタム級相当の119ポンド(53・97キロ)契約ノンタイトル戦で対戦相手は未定だ。
「約2年ぶりの試合が決まりました。応援してくださっている方、お世話になった方のためにも、今自分にできるすべてを出して頑張ります!」と、比嘉はコメントを発表した。3階級上げての再起戦となる。
比嘉はデビュー15連続KO勝ちの日本記録を持つが、16戦目の昨年4月、WBC王座3度目の防衛戦で900グラム体重超過し王座をはく奪された。試合も9回TKOでプロ初黒星を喫し、試合後に日本ボクシングコミッションから無期限資格停止処分を科されていた。比嘉は処分中も練習を続け、今年10月に処分が解除されていた。