ソフトバンクは新設される「王貞治球団会長付」に、球団OBで大リーグのマリナーズや阪神でも活躍した城島健司さん(43)が就任することになった。20日にも就任会見が開かれる予定で、古巣復帰は15年ぶりとなる。
城島さんにはチームの強化、運営、普及と多岐にわたる面でのアドバイザー的な役割を期待される。これまで球団はさまざまな形で復帰のタイミングを計り、王会長もここ数年は「ジョー(城島さん)はいつユニホームを着るつもりなんだ。早い方がいい」と話していた。
秋山前監督は6年、工藤監督は残り2年の契約を満了すれば王監督の14年に次ぐ7年の長期政権となり、状況的にも城島さんは次期監督の有力候補といえそうだ。