3年前くらいからずーーーーーーっと書きたいと思っていた記事です!
しかし、記事を書く上でのあまりの作業量の多さに毎年頓挫しておりましたが、今回やっと書き上げることができました!
記事内容を端的に説明すると・・・
この1年で僕が行った初訪問の飲食店の中から厳選してオススメをランキング発表する!
というものです!
ちなみに僕が2019年に初訪問した飲食店の合計数・・・
151店舗でした!
その中から、3つの視点で見たときのそれぞれBEST3・計9店舗を紹介します!
1)HBIY TOKYO2019 BEST3
2)今年初訪問のお気に入りレストランBEST3
3)今年初訪問のお気に入りラーメン店BEST3
そして最後に、
【今年食べたもので美味しかったものBEST3】
コチラは初訪問・再訪問関わらず、ただただ美味しかったものを紹介します!
それではそれぞれ紹介していきます!
HBIY TOKYO2019 BEST3
HBIYは、
H-東山
B-BEST
I -飲食店
Y-オブザイヤー
の略です!
HBIYの選定基準は、
コスパの高さ
使い勝手の良さ
美味しさ
この3つの項目に基本的には各5点を上限として設定し、これらの得点を総合して決められます!
上記3つの項目を満たしていなければいけないので選定はかなりシビアなものになります!
それでは、順位発表・・・!!
第1位 南天@椎名町
コスパの高さ ☆☆☆☆☆+☆
使い勝手の良さ ☆☆☆☆☆+☆☆
美味しさ ☆☆☆☆☆
総合得点18点
コスパの高さと使い勝手の良さがぶっ壊れてる!神!!
肉そばダブル 550円
見てください!!この圧倒的な肉の量!!
温かいそばの上に、出汁で煮た肉が大量に乗っているのですが、これで550円!?と驚いてしまうほどの怪物級のコスパなのです!
ちなみに、10月の増税に伴い値上げされたのですが、値上げ前は510円でしたからね!
まさに東京の奇跡!
またこの肉が恐ろしく美味いんです・・・
一般的な肉そばといえば、肉が甘辛く、かなり柔らかく煮込まれている場合がほとんどなのですが、南天の肉は肉の食感がしっかり残る程度の煮込み加減で、味もほんのり甘いもののあっさりした味付け加減で、とにかく肉の味を堪能できる!
しかも肉が分厚くカットされているので、ガジガジ肉を喰らう快感があってたまらんのです!!
そして、この大量の肉を煮込んだ出汁を蕎麦の出汁にそのまま使用しているので、出汁に肉の味が恐ろしいほど溶け込んでいて、旨味の暴力みたいな味わい!
そして蕎麦は平打ちのやや太麺。
この蕎麦の存在感が肉としっかり釣り合いを取っていて、もう最高の相性!
ちなみに肉が多すぎて、毎口ごとに蕎麦と肉を一緒に食べても必ず肉が最後にたっぷり余ります!
肉蕎麦食べていて、最後に肉が余るなんて経験あります!?
この美味しさとコスパだけでも恐ろしいほどに凄いのですが、南天の使い勝手の良さも異常・・・
南天は年中無休なうえ、営業時間が朝5:00~深夜1:30なのです!!!!
なんというかもう凄すぎて、正直、初来店した時から『今年のHBIY1位は間違いなく南天だな・・・』と確信していました!
ちなみに7月に初訪問してから10回以上通ってます!
僕は南天を知ってから行きすぎて体重が3kgほど増加してしまったので、用法用量を守って正しい使用法を遵守してください!
第2位 やきとん もつ焼き 豪 西荻窪店@西荻窪
コスパの高さ ☆☆☆☆☆+☆
使い勝手の良さ ☆☆☆
美味しさ ☆☆☆☆☆+☆☆
総合得点16点
初訪問時に感動しすぎて、10人以上に素晴らしさを力説しているお店
焼き刺し 800円
豪に来たら、必ずこの焼き刺しを食べてください!!!!
これ、もう本当に最高なので!!
焼き刺しを頼むと、モツ4切×4種と、小さい七輪がセットされます。
刺身にできるくらい鮮度の良いモツを七輪で焼いて食べるわけですが・・・
もう一度言いますけど、刺身でも食べられる鮮度なのです。
モツはよく焼いて食べなければいけませんが、まぁ、なんと言いますか・・・
モツが好きな方には、この場合の焼き加減は伝わりますよね・・・
モツ4種の内訳は、レバー、ハツ、タン、チレ(脾臓)。
毎日芝浦から直送されるというモツは本当に鮮度が抜群で、どれだけ神経を研ぎ澄ませても臭みを感じられないレベル。
レバーは身の甘さに驚きますし、タンは食べたことないくらいにみずみずしい!
これらをごま油と塩にまぶして食べて、2週目にはネギ、生姜、ニンニクといった薬味たちを好みに応じて加えて食べるわけです。
・・・・もうね・・・涙が出そうになるくらい美味い!!!!!!
てか、このレベルの鮮度と質の高さのモツが、こんだけ厚切りで提供されて、計16切もあって800円ってどういうこと!?!?!?!?
コスパの良さがアリエナサスギ!
上白刺 420円
これも豪に行ったら必ず頼む一品。
モツの白って、脂っこくて、独特の臭みがあって個人的にはあまり好きではないのですが、コチラは別格。
サッと湯がいて提供される白は、全く臭みがない。
そして脂っこさも全くない。
シャッキリとした歯ごたえで、酸味が効いた酢醤油と合わせると身の甘さが際立つ。
白をここまで上品に仕上げられるなんて信じられない!
しかも、420円なのに量が多い!
最初に頼んで、色々な料理を食べている合間にホッピーなんぞ飲みながらチビチビ上白刺をつまむのがルーティンです。
ラムたたき (値段は失念…)
これはない時もあるので、あったらラッキー!
オリーブオイル、塩、クミンがかかっているのですが、シンプルに美味い!
さらにパクチーも加えると、旨味と香りの爆弾と化します!
豪は結構メニューがたくさんあるのですが、何を頼んでも美味しい!
それに安い!!
お腹いっぱい食べて、しっかり酔うくらい飲んでも2000円代のお会計。
それに店員さんも良い人ばかりで、お客さんも本当に豪が好きで通い続けているような方々ばかりで雰囲気も最高なんです。
これだけ美味しくて安いお店だと、予約が取れなくなりそうなものなのにいつもすんなり入店できるんですよ。
それに24時まで営業してくれているので使い勝手の良さも◎
いや〜、最高のお店。一生通うっっ!!
第3位 金春 本館@蒲田
コスパの高さ ☆☆☆☆☆
使い勝手の良さ ☆☆☆☆☆
美味しさ ☆☆☆☆☆
総合得点15点
僕が今まで訪問した中でも最高峰のコスパを誇る餃子
水餃子(10個) 500円
ちょちょちょ!!!!
10個で500円て計算間違えてない!?
初めて訪問した時、本気でそう思いました。
5個で500円じゃないのかな?と。
冷凍の餃子ならまだしも、手作り餃子ですし、一個一個がものすごく大きいんですよ。
水餃子とビール頼んだら完全に腹パンです。
さて、いきなりコスパの良さを力説したわけですが、味も本当に美味い。
写真の左上にタレが写っていると思いますが、このタレを水餃子にちょこっとかけて食べるとぶっ飛びます。
タレは、中国醤油に刻み生ニンニクを入れただけ?と思うくらいの潔いタレなのですが、これが実に合う!!
見てくださいよ!このパンパンに膨らんだ水餃子のビジュアルを!!!
厚めの皮に、細かめにみじん切りにされた餡がたっぷりミチミチに詰まっているのです!
餡自体の味は、優しいというよりは、結構しっかりした味わい。
分厚い皮に、しっかりめな味わいの餡がたっぷり、そこに生ニンニク醤油だれ、という個性が強い3者が集った瞬間に恐ろしいほどの相乗効果を発揮します!
『三人寄れば文殊の知恵』とはよく言ったもんだ!
僕が東京で最も美味しいと思った水餃子です。
羽付焼餃子 300円
やっぱりこれもコスパがおかしい。
600円とか500円の間違いじゃない?と思う。
餃子のベースは水餃子と同じ。
蒲田は羽付餃子が有名ですから、そのスタイルを踏襲しております。
水餃子と違って、羽をザクザク食べる快感を味わえますし、どっしりとした食べ応えとジューシーさを感じられます。
もちろんめちゃくちゃ美味いです!
それでも個人的には水餃子の方が好きですが!
餃子の美味しさ、異常なコスパの高さ、年中無休&通し営業をしてくれている使い勝手の良さ。
文句なしの満点!!
多分、蒲田に住んでたら毎週末必ず行ってしまう気がします!
今年初訪問のお気に入りレストランBEST3
先ほどご覧いただいたHBIYの選出店は[コスパの高さ][使い勝手の良さ][美味しさ]という3条件の全てを高レベルで兼ね備えていなければいけない、という非常にシビアなものでした。
次に紹介3店舗は、上記3条件の全てを高レベルで兼ね備えている訳ではないものの、突出した魅力があり、僕が特に気に入ったお店です!
第1位 ラホール御徒町店@新御徒町
初訪問してから7週連続で通ったほどに中毒性の高いカレー
Bセット800円+インド5辛70円+ゆで卵60円
見てください!この真っ黒いルーのビジュアル!!!
ラホールではカレーを注文すると、インド風か日本風のどちらかを選べます。
そして、オプションで辛さの追加ができます。
インド風を選択し、かつ5辛以上にした時にこのブラックカレーが出現します。
まるで裏ワザのよう・・・
そして、お得なのがBセット!日替わりで上に乗る揚げ物が変わるのですが、この写真はメンチカツと鶏の唐揚げ。
カレーに揚げ物が2種類も乗って、ライス大盛り無料で、実は豚汁も付いてくるのですが、これで800円は安い!!
しかも、唐揚げがめちゃくちゃ美味しいんです!
冷凍食品の唐揚げなどではなく、オーダーが入ってから生肉から揚げるタイプでめちゃくちゃジューシーでうんまい!!
しかし、特筆すべきはルーの美味しさ。
ややサラサラで、旨味が強く、スパイス感がもの凄い!!
スパイスの感じを、カレー好きにとって一番分かりやすく伝えるなら、【デリーのカシミールカレー】です。酷似しています!
普通にお伝えするなら、シナモンやナツメグなどの甘いフレーバーが全面に出ていて、その後方から強烈なガーリックが迫ってくる感じです。
そして、辛い!!さすが5辛!
辛いのですが、辛さがシャープで後を引かず、旨味が伴っているのでものすごく美味しい辛さなんです!
ハマると異常に中毒性が高いカレーです!
ややサラサラで、旨味が強く、スパイス感がもの凄い!!
スパイスの感じを、カレー好きにとって一番分かりやすく伝えるなら、【デリーのカシミールカレー】です。酷似しています!
普通にお伝えするなら、シナモンやナツメグなどの甘いフレーバーが全面に出ていて、その後方から強烈なガーリックが迫ってくる感じです。
そして、辛い!!さすが5辛!
辛いのですが、辛さがシャープで後を引かず、旨味が伴っているのでものすごく美味しい辛さなんです!
ハマると異常に中毒性が高いカレーです!
ラホールは、どハマりしすぎて余裕で10回以上は通っているお店なので、正直HBIYに選出しようかと思っていたほどです・・・
ただ、今回紹介したブラックカレーは【インド風5辛】というオプション選択時のみ提供されるカレーという裏ワザ的な要素や、日曜祝日休みなことなどを加味してHBIYから外させていただきました。
でもめちゃくちゃ好きです!!
今回紹介した全店舗の中で1番か2番目に多く通っているお店です!
関連ランキング:ステーキ | 新御徒町駅、仲御徒町駅、稲荷町駅
第2位 五香菜館@新井薬師
僕が日本一美味しいと思うチャーハン
炒飯 890円
ビジュアル的には、何の変哲もない、至ってノーマルなチャーハンなのですが・・・
これがもうワケ分かんないくらい美味い!異常に美味い!!
僕は美味しいものを食べた時、『この料理がなぜ美味いか?』を、調理法の面や、素材の面、味の成分面、人間の感じ方の面etc・・・と割と多角的な視点から言語化するようにクセづけているのですが、五香菜館のチャーハンに関してはなぜか説明できないのです・・・
こういうことは滅多になく、おそらく1000食に1回くらいです。
10回近く食べて分かったことは、
①味付けのセンス、バランスが異様に優れている
②ザーサイの発酵食品由来の旨味で味の広がりをつけている
③チャーシューの異常なほどの味付けの巧みさ&食感の良さ
上記3点が他のお店のチャーハンとの違いかと思いました。
①に関してもう少し言及すると、調味料の選定、各調味料の分量&分量比、を極めている感じすらあります。
「チャーシューがゴロゴロ入ってる」とか「濃厚なスープでご飯を炊いている」とか「珍しい具材が入っている」というような分かりやすいポイントがあるわけではないので、この美味しさと凄さは伝わらない人にはあまり伝わらない可能性があります。
それでも毎回、本当に涙が出そうになるくらいに美味しいのです。
味ブレも全くない。
正直、芸術の域に達しているチャーハンだとすら思っています。
あと、付け合わせのスープが異常に美味い。
見た目からして何の変哲もないスープなのですが、一口飲んでみて、旨味のレイヤーの分厚さに驚く。
鶏ガラ、節系、色んな上質な旨味が何層かに渡って重なっている。
それに、八角のような甘い中華系スパイスの香りが何とも控えめに、上品にほんのり香るのです。
ここまで分かってもまだまだ説明しきれていなくて、絶対再現できないなぁ・・という料理人的には絶望を感じてしまうスープ。
五香菜館は新井薬師の路地裏、住宅街の中にひっそりと佇む老舗町中華です。
おじさんと女将さんのお二人で切り盛りされていて、木曜日〜土曜日の週3日営業。
そして、お店の雰囲気がもう本当に素晴らしすぎる。
暖簾を一歩潜ると、昭和にタイムスリップした錯覚がお店を出るまでずっと続きます。
おじさんと女将さんのお人柄も素晴らしく、来店されているお客さんたちも本当に五香菜館が大好きで通い続けている方ばかりで、みんな心底美味しそうに食事をされているのです。
僕は毎回、文化遺産に行くような神聖な心持ちで訪問します。
尊すぎて、ずっとずっと残り続けて欲しい名店です。
第3位 大衆食堂シックダール@新井薬師
まるでバングラディシュの食堂に来たみたいな本格的すぎるカレーセット
バングラプレート 1390円
見てください!この何とも言えない現地感満点なビジュアル!
バスマティライスの横に生の青唐辛子が添えてあることに、何とも言えない高揚感を覚えてしまうのは僕だけではないはず!
そして、何という豪華さでしょう!
しかも、こちらにドリンクとデザートが付いてくるのですが、ドリンクはソフトドリンクだけではなく生ビールも選択可!笑
お得すぎる!
カレーはその日の日替わりで内容が違います!
こちらはマトンとジャガイモのカレー。
グレービーにマトンの旨味がガツンガツンに溶け込んでいて、濃厚でスパイシー!!
チキンのココナッツミルクベースのカレー。
ココナッツミルクベースのカレーでここまでグレービーを煮詰めてあると、結構重たくなりがちなのですがこれは不思議と軽い!
濃厚なコクの合間にカルダモンの爽やかな香りが鮮烈に弾けて、何とも巧みにバランスが取れているのです。
ダール(豆)カレー。
濃厚なカレー2つの相方としてサラリとした豆カレーは嬉しい!
フレッシュなコリアンダーが効いていて爽やかな味わいです!
濃厚なカレーの後味を洗い流しリセットしてくれます!
上記3つのカレーのレベルがどれも異常に高い!
それぞれのカレーを単体で合わせて食べるのも美味しいですが、せっかくプレートになっているので、自由に組み合わせて混ぜて食べるとより美味しい!!
お店の雰囲気も素晴らしく、いい感じにくだけていて、リラックスしながらのんびりカレーを食べられる感じ。シックダールで食事をしている間だけは少しゆっくり時間が流れているような・・・
バングラディシュに旅行する疑似体験を味わえるレストラン!激お気に入りです!
今年初訪問のお気に入りラーメン店BEST3
僕の趣味としての食べ歩き歴は21年!中学1年生の時から友人と地元のラーメン店を食べ歩きし始めたのがきっかけです。それにタンタンタイガーというラーメン店の店主も務めておりますゆえ、やはりラーメン店の食べ歩きは欠かせません!
ということで、今年初訪問したラーメン店の中でお気に入りのBEST3を紹介します!
※ちなみに、ラーメンの好みというものは僕自身も含めかなり好みに左右されるものなので、あまり順位は参考にならないかもしれません!
第1位 自家製麺 No11@大山
圧倒的な破壊力と尋常ならざる多幸感
豚増しラーメン1,150円
このビジュアルだけで、好きな方には説明不要。
この写真が全てを物語る。
No11はラーメン富士丸の店長さんが独立開業されたお店です。
ジャンルで言うと二郎系。
スープの美味しさ、濃厚さ、旨味の強さ。
自家製麺の力強さ、太さ、美味しさ。
豚の大振りなカット、柔らかさ、ジューシーさ、肉感の残し方。
野菜の盛りの豪快さ。
全て完璧すぎる。
ラーメン二郎が好きすぎて、ラーメン二郎で働いていたくらいこの系統のラーメンが好きなので、今回1位にさせていただきました。
横から見るとこの豪快さがよく伝わります!
スープは微乳化で、豚の旨味が凄く溶け込んでいて、もちろん濃厚ではあるのですが、どことなく優しいのです。
そして、豚が美味い!!
ザクザク、ギュムッギュムッとした肉感を残しながらも、ストレスなく歯で嚙み切れる柔らかさも兼ね備えています。
麺の写真を撮り忘れてしまったのですが、極太平打ち断面楕円形の麺で、密度が高くギュッギュッと硬めの食感。そして、溢れ出るオーションの旨味と香り!
二郎系好きの欲望を時速165kmのド直球ストレートで撃ち抜いてくれる美味しさです!
ラーメン 850円
ちなみにこちらがデフォルトのラーメン。
デフォルトなのに、この野菜の盛り、豚の大振りなカットは豪快そのもの!
今年の7月にオープンしてから日に日に行列が長くなっていますが、回転が早いので20人くらい並んでいても30分ほどで着席することができます!
間違いなく、途方もない人気店になるお店なので行きたい方はお早めに!
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第2位 麺処篠はら@要町
こんなにスープが澄んでいるのに鉄槌のような旨味の猛攻
特製醤油そば 1,050円
普段ラーメンを食べる時、8〜9割は濃厚なラーメンをチョイスしてしまう僕ですが、篠はらのラーメンには心底感動しました!
まずスープを一口飲んで、旨味の強さ、重厚さ、多重さに驚きました!
貝の旨味が一番強く感じられたのですが、他にも鶏や魚介、あとイカの煮干しかな?と思うようなたくさんの旨味成分が複雑に絡み合っています!
しかもそれらの旨味がじんわり淡麗的に感じられる、というのではなく、ガツンとハンマーのようなインパクトを持って感じさせてくれるのです。
だからこそ濃厚好きの僕にもブッ刺さったのかもしれません!
そして、麺がまた美味い。
全粒粉配合、シャッキリしていてパツンとした食感がある麺なのですが、力強い旨味を湛えたスープと完璧なバランスを取っています。
具材も全てに丁寧な仕事がなされていて美味しい。
特に鶏チャーシューが好き!上品ながらもスープとの調和を考え抜かれた下味の付け方、絹のようなしっとり感。
一点の曇りもないほどに調和が取れている一杯です。
夏頃に訪問して既に5回訪問しました!清湯好きな方はもちろんのこと、そうでない方もぜひ訪れてみてください!
第3位 純手打ち 麺と未来@下北沢
常識破り!あり得ない超超極太麺と超超旨味凝縮スープ
特製塩ラーメン 1,000円
ラーメン業に携わっている人間だから・・・というのもあるかもしれませんが、麺と未来のラーメンには腰を抜かしそうなほど驚きました。
常識破りなのに、成立していて、しかもめちゃくちゃ美味しい!!!
まず、コチラのビジュアルだと“常識破り”だと評した意味は全く伝わらないかと思いますが・・・
見て下さいよ、この極太麺!!!!!
極太では足りない、超極太・・・いや超超極太です!!
讃岐うどんに近い太さなのですが、食べてみると、やはり中華麺の味なのです!
今まで、数えきれないくらい中華麺を食べてきましたが、中華麺の新たな味わいを感じることができました!
こんなに太いのに、硬いわけでなく、柔らかいわけでもない。程よい硬さ。
そして、分かりやすく説明すると麺自体に少しスポンジのような性質が備わっていて、スープをめっちゃ吸ってるんです。
だからこんなに太い麺を啜っているのに、口の中が麺の味だけに支配されている感じがなくて、麺とスープの一体感を感じられるんです。
もちろん、小麦の甘み、香りを感じられる強さは段違いです!
それに、スープが美味いなーーーーーー!!!!
讃岐うどんの出汁のニュアンスも感じられるものの、鶏の旨さが全体を補強しているから完全にラーメンのスープに着地している。
麺の太さに合わせて塩分濃度はやや高めに設定している感じだけど、塩っ辛さがない。
どことなく、日本酒を思いっきり煮詰めた時のような旨味感を感じる。
その旨味感によって塩角をマスキングしているのかなぁ。
常識破りの発想だけで突き進むのではなく、その発想を活かすために細かな計算がみっちりされた精緻なラーメンです!
今年食べたもので美味しかったものBEST3
このランキングは、価格や、コスパの高さ、お店の雰囲気の良さなどなど一切の外的要因を排除し、単純に【美味しさ】だけに焦点を絞って、今年に食べて美味しかったものBEST3を紹介します!第1位 『いぶさな』サーロイン
美食家であり、『ボニュ』のオーナーシェフでもある来栖ケイさんが主催されている完全予約制の焼肉店。
肉質、熱源、焼き、カット、全てに想像を絶するようなこだわり、研究、計算がなされていて、牛肉は年間10頭しか出荷されない“いぶさな牛”のみを扱っています。
コース形式様々な部位のお肉が提供される中、「あえて4番バッターに持ってきた」と来栖さんが仰っていたサーロイン。
ちょっと信じられない美味しさ。
美味しすぎて、一瞬意識を失ってました。
今まで、結構良いお肉を食べてきた自負もそれなりにあるのですが、肉に対する価値観が覆ったほどです。
食感の滑らかさ、香りの良さ、旨味の感じが、今まで食べたお肉とは明らかに違うんですよね。
それにタレにめちゃくちゃ感動した!!
砂糖の甘さは一切なく、自然な甘みを活かすためにお米をピューレ状にして加えているそうです。
左側が青唐辛子ダレ、右側がニンニクダレなのですが、比喩ではなくこのタレだけずっと舐めていたくなるくらい美味しかった。
肉との相性も素晴らしいなんてもんじゃない。
ちなみにサラダも素晴らしく美味しくて、今まで食べたサラダの中で群を抜いて一番美味しかったです。
野菜の味が濃くて、それぞれに個性がすごくあって、複数の種類の野菜を一度に食べてもそれぞれの野菜の存在感を個別に感じられる、という今までに味わったことのない経験でした。
ドレッシングは、先ほどのニンニクダレにオリーブオイルとビネガーを加えて伸ばしたもののようなのですが、これもとにかく美味しかった・・・!
第2位 『匠 達弘』鯖の棒鮨
匠 達弘はほぼ毎年1度は必ず一度は訪れる大好きな鮨屋。
コース形式で小料理と鮨が交互に提供されるスタイル。
その中でも、コチラの鯖の棒鮨はもう本当に美味しかった。
口に入れて、咀嚼して、20秒ほど目を閉じて余韻に浸っていて、我に帰った時に自然に発した言葉が、
「え?ナニコレ?」
でした!笑
海苔のパリッとした食感を皮切りに、シメているはずなのにフレッシュ感満点の鯖の身がプリップリで、やがて口の中でトロける。そして、米一粒一粒の存在感がはっきりとしたシャリと一体になって溶け合って・・・
すごく脂が乗っている鯖なのに、全然脂っこくなく、重さがなく、華やかで軽い。
飲み込んだ後、あまりに感動しすぎてじんわり泣いていました。
ちなみに毎回出してもらえるイワシの磯辺巻きも恐ろしく美味しいです。
この皮下脂肪の厚さ、信じられないレベルです。
イワシは夏が旬なので、これが夏のイワシであればまだ納得がいくものですが、冬のイワシでこれですからね。
一体どういう仕入れルートと目利き力なんだろう・・・
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第3位『久丹』鳥手羽先の唐揚げ
久丹はお気に入りの日本料理店で、お祝い事の際によく訪れているお店です。
日本料理の伝統を守りつつも、店主である中島さんのオリジナリティが随所に散りばめられていて、美味しくも新たな発見や、面白さが感じられる料理ばかりです。
コチラはコースの中盤くらいでいただいた一品。
鳥手羽先に対する価値観が変わりました。
鳥手羽先ってこんなに美味しくなるものなのかと・・・
極薄でキメの細かい衣に包まれた手羽先に歯を立てると、パリッとした食感に始まり、洪水のように肉汁が溢れる!
そして、この肉汁の旨味がすごい!!
これだけシンプルな料理だとある程度味が想像できるものかと思っていましたが、遥かに想像を超える美味しさで感動しました。
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心から美味しいと思った料理、今後もずっと通い続けたいと思ったお店だけを厳選しました。
好みの違いがあるということは承知しておりますが、どのお店も必ずや心に良い波紋を引き起こしてくれる価値があると信じています。
また来年も書きたいと思っています!どうぞよろしくお願いします!!
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