日本の面影

Glimpses of Japan
失われる日本人の精神性に、将来を憂う  リンクフリー

イチオシ! 『魔法使いサリー』から

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(2018.1.21)
昔のと違って今のマンガ、アニメは子供たちの心を汚らしいものにするためにあります。
この回の『魔法使いサリー』も大変な名作ですよ! リアルで見て覚えてたわけではないけど、子供が小学低学年の頃に『魔法使いサリー』はよく見せてて、私も家事の合間にチラチラ見てたけど、すごくいい作品がいっぱいあるんですね。そして今みたいにドギツイ絵でなく、子供たちにもとってもやさしい絵柄。
ぜひ子供たちに見せてあげてくださいね。大人の皆さんもこういうの見れば胸キュン、きっと童心に帰れますよ。心が洗われますから。アニメが子供のものだった時代。終盤に出てくる、あの当時の人気キャラクターたちの描かれた漫画ストリートなんか見るとウルウルきちゃいます ^▽^)

『魔法使いサリー』 東京マンガ通り(1967)

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(2017.12.22)
昔のアニメには本当にいいものがいっぱいあった。
そして、アメリカのとはまったく違う、日本人独自の世界観、死生観を持った作品がたくさんありました。
特にコチラでもオススメしてる『魔法使いサリー』(詳しくは右画像クリック)には、いい話が多数あります。初の女の子向けTVアニメとされた『魔法使いサリー』(1966)ですが、次に放送された『ひみつのアッコちゃん』(1969)では早くもフェミ臭が実はしてくるのですが、サリーちゃんはホント、珠玉の名作ぞろいですよ。
作者の横山光輝は三大漫画家(手塚治虫石森章太郎)の中でも最も保守っぽさが強いですね。今日、紹介するのは雪だるまの話ですが、その雪だるまが溢れんばかりの日本人魂、自己犠牲精神いっぱいなんです。シンプルな絵柄、シンプルな話の子供向けアニメでも、コチラで紹介の『スノーマン』よりもずっと本気で泣けちゃうし、やっぱり日本人だからこそ、当時はこういう話を大切にしてきていた。子供たちの心にも響く。
昔の子供たちはこういうのをたくさん見て育っていってた。幼い頃、こういうのを見てれば、きっといい子に育つ。

ネットマガジンのよさは、好きな音楽やドラマが見れるところ。これは紙媒体ではなしえません。せっかくのネットブログ、クリスマスも近いですし、ここを見てらっしゃる方はぜひ一度ご覧になってくださいね。子供たちにもぜひ見せてあげてください。

『魔法使いサリー』ミスターゆきだるま(1967) 詳しくは右画像クリック
すでに50年前の作品になるけど、昔はこういうのが何度も再放送されてた。

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◆アカデミー賞の短編アニメ 『つみきのいえ』 について

◆オールド・ディズニー・アニメのご紹介~ 『花と木』、『うさぎとかめ』、『みにくいあひるの子』

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『フランダースの犬』のネロは不幸だったと思いますか?
~ 唯物史観、拝金主義で教えられないこと

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(2010.7)
『フランダースの犬』のネロは、不幸だったと思いますか?

自分の見方は逆です。確かに可哀そうかもしれません。
でも、不幸ではなかったでしょう。異論がある人もいるかもしれませんが、彼自信の中で、彼は幸せだったのです。

そして、彼は天国に行ったのです。こんな風に、子供が小さいうちに教えておくことこそ大切です。唯物史観や拝金主義では、決して教えることができません。

ウチの子には基本的に今のTVはほとんど見せないし、自分も今、殆ど見ていません。子供に見せるものは1日1時間位に限り、昔の子供向け番組のDVDが主体です。

TVアニメ『フランダースの犬』(詳しくは右画像クリック)は50話ぐらいで長かったですが、これを毎日1話ずつ見せ、他のも合間に見せながら、結果的に4、5ヶ月かけて全部見たと思います。
子供もこのお話は大好きで、そして、ネロは天使に天国に連れていってもらったと教えています。

もしも、生まれてくるなら、あなたは、

・金持ちでも傲慢な、アロアの父親がいるような家
・金持ちでも、意地汚くズル賢いハンスのような父親がいる家
・貧しくても、ネロの優しいおじいさんがいるような家

どれがいいですか?
結果的に、ネロが先に死んでしまったというところは無視して考えてください。
あくまでどんな家に生まれたいか? どんな家族がいる家に生まれたいかで考えてください。

どれがいいですか?
話をよく知らない方だと、分かりにくいかもしれませんね。
もっとわかりやすくいうなら、

・お金があって毎日500円の小遣いを子供にくれるけど、1年に1回も子供と遊んでくれるかどうかもわからない父親
・月に300円しか小遣いはくれないけど、毎日子供と遊んであげる父親

どちらの父親が好きですか?
どちらの子供が、いい子に育っていくと思いますか?
欲張りな人なら、毎日500円小遣いくれて、毎日遊んでくれる父親がいいと言うかもしれません。
しかし、現実はそう簡単にいかないでしょう。

とても難しい質問に思えますか? それとも、答えは簡単ですか?

やはり問題は、自分を受け入れてくれ、本当にわかってくれる家族がいるかどうか。
違いますか?
まず一番に考えるのは、家族への愛情、家族からの愛情がある家、違いますか?

幸・不幸とは、あくまで主観的なもの。
たとえネロには両親がいなくとも、少なくともおじいさんとのささやかな幸せがあったのではないでしょうか? きっと彼は、それに満足してます。

ネロは短い間だったけど、おじいさんやアロアの愛情をたっぷり受けていられた。
彼はそれだけで、存在価値、生きた価値があったのです。
ネロは、優しいおじいさんとアロアとのかけがえのない思い出の中で死んだ。
それが、死んだネロの微笑みに表われているのです。自分は幸せだったと。

しかし、物質文明の中、上っ面の愛情?だけ、本物の愛情を受けずに育つ子供が、山ほどいます。
そして、お金・モノしかくれず、親とまともに遊んでもらうことを知らずに育った人も、当然ながら、子供と遊ぶ術を知りません。お金をあげることはできても、愛情表現の仕方がわからないのです。
だから、その子が大人になったら、やっぱり同じように拝金主義、唯物史観の親にしか概ね成りません。
彼らは親に猛烈な反発、不満を抱きながら育っていきますが、結果、自分もお金のモノサシでしか判断できない人間になるのです。
これが悲劇の連鎖。

育児(子供の毎日の身の回りの世話)は母親がやるべきものと、私は書いてますが、父親は決して教育を母親任せにしてはなりません。
通常の子供の世話は女に任せても、父親は決して子供に無関心にならず、シッカリした教育方針を立てて仕切ってあげてください。
特に重要なのが、小学校低学年ぐらいまでの幼児期。
母親も、子供のことは自分の役だとかいって、決して父親を排除してはいけません。
父親は、遊んであげても変な馴れ合いにならず、しっかり子供から畏敬される存在になりましょう。もちろん、母親が父親をシッカリ立てるというサポートがない限り、それは実現できません。

こういうところにさえ気をつけていれば、さほど子供がメチャクチャに育っていくようなことはないように思います。

◆     ◆     ◆     ◆     ◆     ◆     ◆
フランダースの犬

イギリスの作家ウィーダの書いた児童文学作品(1872年発表)。ベルギー フランドル地方が舞台。
原作ではおじいさんに先立たれたネロは、愛犬のパトラッシュと共に死ぬが、米国版のアニメでは、何とネロは死なず、ハッピーエンドに仕立てられている。日本のアニメは原作に倣う。
舞台となったベルギーでは、この物語はさほど知られておらず、小さな子供を見殺しにするような風習はないとして、英国人作家の書いたこの作品に対するベルギー人の反発もあるという。

[あらすじ] 少年ネロは、おじいさんと忠犬パトラッシュと3人?暮らし。村の実力者の一人娘であるアロアと仲睦まじかったが、家格の違いから望まずして距離を置かされることとなる。そして、優しかったおじいさんが亡くなる。
絵画コンクールでネロの才能を認めた著名な画家が、彼を引き取り養育しようと村を訪れたが、ネロは既に大家のハンスに家を追い出され、クリスマスを迎えた翌朝、アントワープの大聖堂 ルーベンスの絵の前で、パトラッシュと固く抱擁したまま冷たくなっていた……口元に安らかな微笑を湛えて。

TVアニメ『 フランダースの犬 』 (1975)  主題歌&第1話

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(2011.1.21)
以前この記事を書いて、アニメではアロアとの楽しいひとときや、優しいお爺さんとの場面が盛り沢山だけど、原作にそんな場面はほとんどなく、惨めな少年の物語にすぎないと言ってきた方がいましたが、私は原作も読んでます。

TVゲームで育ってイマジネーションが貧困な方だと、原作読んでもそんな発想しか思いつかないのかもしれませんが、優れた日本人の感性で想像力やイマジネーションを駆使すれば、当時の優れた制作スタッフがアニメのような世界を作り上げたのは、ごく当然に思います。要は、ネロがアロアといつも楽しく遊んでいたという一行だけからでも、どれだけイマジネーションを膨らませられるか。
言っとくけど、イマジネーションを膨らませるというのは、左翼お得意の曲解とは全く違うからね。

写真はウチにある『フランダースの犬』の原作本。イラスト:金 斗玄(ソウル生まれ)、発行:講談社。
日本のアニメ・キャラと、この本のイラストのキャラ、断然アニメの方かいいでしょう?
やっぱり日本人の勝ち!
この本、あとで気づいて不愉快に思ったが、イラストぐらい日本人のもの使えよ!
しかし、左翼 講談社は朝鮮人が好きだねえ。

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◆『松本零士 父に見た本物のサムライ魂』 子供には宮崎アニメでなく松本零士

◆命より大切なもの、それが “人間の尊厳”~『 母に捧げるバラード 』に見る、日本のおっかさん 真の保守精神 ~ スポットが当てられる幼児遺棄事件、もっと広く深く見て!

◆ドラえもん、仮面ライダーだって、今や子供を左翼洗脳で堕落させる道具

◆女の子には“赤い靴” ~ 親不孝娘を描いたアンデルセン童話のダイナミズム

◆保守は教育勅語の復権で一致団結を!~左翼価値観に風穴を開けるべし

◆腐った価値観を決定づけたもの ~ 節操ない男女観とセックスに毒された日本人

◆心の拠り所と守るべき人を持たなくなった日本人 ~ 親も兄弟姉妹も、友達も学校もみんな嫌い

◆日本人の美意識が結集!溝口健二『雨月物語』~ 品が悪くなった日本女性

◆反日マスコミの本丸は電通!~メディアをウラで操る電通を攻撃すべし

◆子供向け番組への左翼の本格参入はヤッターマンから ~ ビデオの普及以降、作品作りが変わった

◆イザナギとイザナミに見る、日本における男女のあり方 ~ 日本神話を題材に

◆『君が代』と『越天楽』を子供に弾いてもらいました!

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続 オールド・ディズニー・アニメのご紹介 ~ 『三匹の親なし子ねこ』『田舎のねずみ』『風車小屋のシンフォニー』『牡牛のフェルディナンド』『プルートのなやみ』

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(2017.12.21)
80年以上も前のこの辺りの作品にまで、ディズニーから著作権侵害だとしてYoutubeで公開禁止にされてきてる。
「著作権保護期間はとっくにすぎてる!」と異議申立しても却下、法的根拠なんてまるでないディズニーの権利主張を認める無法者の屑 Youtube。
偉大な先人の遺産を、何も関係ない今のアニメ業界のチンピラヤクザどもが利権を食い漁る鬼畜ゴキブリ集団こそ今のディズニー。公開禁止にしなくても権利主張で広告収益をあげ、それを保護するド腐れYoutube=Google!

今のゴキブリ ディズニーは、見るな! 見るな! 見るな!
絶対、買うな! 買うな! 買うな! 脳が腐る!!!
子会社の創価ジブリも、絶対 見るな! 見るな! 買うな!!
見れば朝鮮菌に感染する!!!

買うのは今の創価クズ声優がやってない、昔のパブリックドメイン版だけにしよう
今後は出来るだけYoutubeも使わないようにする。

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(2016.1.27)  (はじめから)
とにかく昔、私はディズニーが好きだったので、それゆえこういうのを持ってたりするわけですが、他にもあれば公開してほしいという要望もあったので、うちの秘蔵のオールド・ディズニーアニメ、前回に続いてここに公開させていただきますね。
なぜかYoutubeの私のこのチャンネル登録が2000人近くにもなってるのですが、まさかうちの子の演奏を見たいからではない気がするし(苦笑)、きっとディズニーが目当てなんだろうなと思ってます。
戦前のすごく古いアニメばかりだし、すべてアカデミー賞受賞作品。それでも他ではアップされてないようなのですべて初公開になると思います。
今のディズニーはもう、全然別物です。(オールド)ディズニーファンはもちろん、子供にも安心なアニメばかりなので、ぜひご覧になってくださいね ^▽^)

『三匹の親なし子ねこ』 (1935・昭和10年)


『田舎のねずみ』 (1936・昭和11年)

『風車小屋のシンフォニー』 (1937・昭和12年)

『牡牛のフェルディナンド』 (1938・昭和13年)

『プルートのなやみ』 (1941・昭和16年)

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(はじめから)◆オールド・ディズニー・アニメのご紹介~ 『花と木』、『うさぎとかめ』、『みにくいあひるの子』

◆保守の基本は『三匹の子ぶた』~ 日本をワラの家にしてしまう亡国 民主党政府 ~ 対照的なビートルズのアニメ『 イエロー・サブマリン 』

◆ピノキオからイッツ・ア・スモール・ワールドへの様変わり ~ ディズニーに見る子供たちだけの世界

◆本家ディズニーも顔負け! 日本人なら初期の東映アニメは見ておきたい

◆子供の5歳卒業前にピアノを弾いてもらいました ①~ ディズニー アメリカ音楽編

◆子供向け 安心できる海外のアニメ おすすめセレクション

◆売国政権での幼保一元化に伴うリスク ~ 危険いっぱいの子ども園と一時預かり所の増設

◆『 ぞうのババール 』 ~ 王様の権威と必要性を理解させる児童向け作品

◆マグマ大使のゴアって、共産主義者だったんだな ~ 未来の“こども園”ってこんな感じだろ。パパとママを知らない子供たち

◆「日本がなくなっても地球だけあればいいじゃない!」 ~ アンパンマンが襲い掛かる! 子供たちへの恐るべき地球人洗脳

◆女の子には“赤い靴” ~ 親不孝娘を描いたアンデルセン童話のダイナミズム

◆子供が親との平等、子供の権利を主張する時代が間近 ~ デモをする子供たち

◆今の宮崎駿/ジブリ作品は本当に日本のアニメなのか!?~ ディズニーだって、創価の配下?

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『子育て幽霊』 小泉八雲が書き残した日本の昔話 ~ ドラマ『日本の面影』より②

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(2018.2.16)
女なら、死んでも子育てですよ!
ラフカディオ・ハーンの『日本の面影』で紹介されている、子育て幽霊と同じく、母性に支えられた魂のお話。(新編『日本の面影Ⅱ』角川ソフィア文庫から。詳しくは右画像クリック)

母性の絶対性が如何に日本人の心を形作り、長年にわたってそういう土壌の中で日本人の魂が育まれ、日本の文学作品等にまで深い影響を与え続け受け継がれてきたか。これらが消滅することこそ、日本人が真に滅亡してしまう時。

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その昔、何というお大名の時代か忘れましたが、この古い都に、深く愛しあう若い男女がおりました。二人の名前は定かではありませんが、話だけは今も残っています。
二人は幼少より夫婦(めおと)の契りを交わしており、家も近くでしたので、子供の時から一緒に遊んでおりました。やがて大きくなるにつれ、たがいに心惹かれあう仲になりました。
男は元服前に両親を亡くしてしまいました。ところが、身内の友人に当る、裕福な武士の家に奉公させてもらうことができました。男は礼儀正しく、賢くて武芸の才もありましたので、じきに主君から、何かと目をかけてもらえるようになりました。そのため、男は一刻も早く、許嫁(いいなずけ)と一緒になれるような身分になりたいと願っておりました。
しかし、東北地方で戦が起こり、急に主君について戦地へ赴くよう命じられました。それでも男は出征前に、なんとか許嫁の娘と会うことができ、女の両親の前で誓いの言葉を交わしました。そして、もしも生きていたなら、一年以内に戻ってきて、祝言(しゅうげん)をあげようと約束しました。
男が発ってしまうと、当時は今のような郵便もありませんでしたから、何の便りもないまま、かなりの月日が流れました。女は、戦のなりゆきをたいそう心配し、日に日に顔の色つやが失せ、やせ衰えていきました。そのうちに、現地から大名の元へ知らせを届けにきた者から、ようやく男のことを聞きだしました。そしてもう一度、別の使者により女に便りが届けられました。
しかしその後は、何の音沙汰もありません。待つ身にとって、一年とは長いものです。ついにその年が過ぎても、男は帰ってきませんでした。
そののちも、季節はいくつか流れていきましたが、男はいっこうに戻ってきませんでした。女は、男が討死(うちじに)したのではないかと思い煩ううちに病に伏し、ついに息を引きとって埋葬されてしまいました。年老いた両親には、ほかに子供がいませんでしたから、いうにいわれぬ悲しみにうちひしがれ、寂しさからわが家にいることさえ厭(いと)うようになりました。
やがて、両親は自分の財産をすべて処分し、千箇寺(せんがじ)参りという、長い年月をかけて日蓮宗の寺を千軒まわる巡礼の旅に出ることに決めました。そこで、先祖の位牌や人手に渡すことのできない仏具の類いの外は、小さな家を家財もろとも売り払ってしまいました。亡き娘の位牌は、故郷を離れる人の慣習にならい、檀那寺に納めました。この家の宗派は日蓮宗で檀那寺は妙高寺でした。
二人がその地を離れて四日しかたたないうちに、娘の許嫁だった若者が町に帰ってきました。男は約束を果たそうと主人の許しを得て、戦地を離れたのですが、帰りの道中も戦が絶えず、道という道を敵の軍勢に見張られ、かずかずの難儀のために大幅に到着が遅れてしまったのです。男は帰りつくと女の死を聞き、悲しみのあまり病の床に伏してしまいました。そして、何日も生死の境をさまよっておりました。
なんとか男は元気をとりもどしましたものの、痛ましい記憶がまた甦り、なぜ自分も死んでしまわなかったのかと悔やまれました。ならばいっそのこと、許嫁の墓前で自害しようと決意しました。
妙高寺の墓地は、人気のない寂しい場所でした。男は女の墓を見つけるとひざまずき、涙をこぼしながら手を合わせました。そして、これから腹を切るつもりだと許嫁につぶやきました。
すると突如、女の声が聞こえました。「あなた!」。自分の手に女の手が触れるのを感じました。振り返ってみると、女がそばでひざまずき、ほほ笑んでいるのです。ほんの少し青ざめた顔つきをしていましたが、昔と変わらぬ美しさです。驚きで半信半疑でしたが、うれしさがこみあげてきて、男の胸は高鳴りました。しかし、言葉になりませんでした。女はいいました。
「お疑いにならないでください。たしかにわたくしでございます。わたくしは死んではおりません。すべて手違いだったのです。家族の者は、わたくしが息絶えたと思い、早まって埋葬してしまいました。両親もわたくしが死んだものと思いこみ、巡礼の旅に出てしまったのです。
でも、ご覧のとおり、わたくしは死んでおりません。わたくしは、幽霊ではありません。ここにいるのは、わたくしです。お疑いにならないでくださいまし。あなたのご本心がわかり、これまでお待ちして、心を痛めていたかいがございました。
……でも、すぐよその町へまいりましょう。みんな、わたくしが死んだものと信じておりますゆえ、世間の人に知られると何かと煩わしいでしょうから」

二人は、だれにも気づかれることなく、町をあとにしました。それから甲斐の国、身延(みのぶ)村へ向かいました。そこには日蓮宗の有名な寺があります。女は道中こう話しました。
「父も母も、巡礼の途中できっと身延村を訪れることでしょう。だからそこに住めば、両親と出会い、またみなで一緒に暮らすことができるかもしれません」
二人が身延村に着くと、女はいいました。「小さなお店でも開きましょう」。
やがて二人は、お寺へ続く参道沿いに、小ぢんまりとした食べもの屋を出しました。子供の駄菓子やおもちゃ、参詣者への食べものなどを売って生計を立てることにしました。こうして二年もたつと、商売も繁盛し、二人は男の子をもうけました。

さて、子供が一歳二カ月になった頃、女の両親が遍路の旅で身延村にやってきました。何かお腹の足しにと、その店に立ち寄ってみると、そこにはかつて娘の許嫁だった男の姿がありました。娘の両親は思わず声をあげると、涙を流して男にいろいろとたずねました。男は両親を店のなかへと招きいれ、あいさつを交わすと、次のように二人に向かっていいました。
「じつを申しますと、娘さんは死んではおりません。今はわたしの女房となり、息子も一人おります。家内はちょうど奥の部屋で、子供の添い寝をしております。どうぞ、すぐにでもいって喜ばせてやってください。家内は、ずっとお二人との再会を心待ちにしておりました」
そこで、男がもてなしの支度にせわしくしているあいだに、両親は奥の部屋へ向かい、母親の方からそっと部屋の中へと入りました。子供はすやすやと眠っていました。ところが、母親の姿が見当たりません。少し前まではそこにいたらしく、母親の枕には温もりが残っていました。
両親はしばらくそこで待ってから、あたりを探してみましたが、娘の姿はどこにも見当たりません。
ようやく、両親は、母親と子供が掛けていた布団の下に、何年も前に妙高寺に預けてきた、見覚えのある亡き娘の小さな位牌を見つけ、万事を悟ったのでした。—–

金十郎が語り終わった時、おそらく私がもの思いに沈んでいるように思えたらしい。金十郎が私にこう尋ねた。
「先生、こんな話、ずいぶんと馬鹿らしくお思いになったことでしょうね」
「いや、そんなことはないよ、金十郎。今の話はとても心に残る話だったよ」
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皆さんに、この話をハーンにした金十郎と同じ質問。
「バカバカしい話とお思いでしょうか?」

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(2011.4.17)   (始めから)
続いて今日は、古き良き日本を愛したラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の怪談からのお話。
日本語の読めないハーンは、妻のセツからの読み聞かせが、物語を書く上で最大の頼りになっていました。そして妻のセツは英語ができません。
セツは当時の日本に伝わるたくさんの昔話を調べ上げ、ハーンに読み聞かせしてあげてたようです。まるで、アラビアンナイト(千夜一夜物語)を彷彿させるようなエピソードですよね。きっとセツは、ハーンにとって最高の妻であり、最高のアシスタントでもあったのだと思います。

子供をパッパラパーに育てる左翼系の絵本に比して、日本の昔話とは何と魂に痛切に響いてくることか。

日本の昔話には、母性や父性に訴えるものがとても多く、これほど人の魂を揺さぶり、子供たちの豊かな感性を育める物語をたくさん持つ民族は、世界でも日本だけでしょう。
それが今の子供たちの周りでは、「みんな友だち、みんな仲良く」といった左翼的な話の絵本、児童書だらけになってしまってます。
今の日本に、子供たちの心へ突き刺さってくるような日本の昔話を好んで聞かせる親御さんたち、いったいどれだけいるでしょうね。
今日のお話だって、恐らくきっと知らない方の方が多いのではないかという気もします。若い世代だと尚更。 (続く)

飴屋さんに毎日、一人の女が夜になると飴を買いに来ます。
それを不思議に思い、後をつけていった飴屋の店主。
ついていった先はお墓で、どこからか赤ん坊の声が・・・

(【子育て幽霊】詳しくは右画像クリック)

『 こそだてゆうれい 』  ドラマ 『日本の面影』(1984)より
出演:ジョージ・チャキリス、壇ふみ

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(2011.12.5)
私はこの『子育て幽霊』が大好きです!
このサイトを嫌いで、女の自由だの権利だのが大好きなフェミ的な方でも、子供への愛情・母性にだけは肯定的で、まだ性根が腐りきっていないなら、このお話はきっとイケることでしょう。
子育てへの女の執念の表れである、こういう話から入ってでも、少しでも本来の日本女性らしさ、本当の女の強さというものが何であるのか、思い出してってほしいものです。

でもフェミ・左翼は、こういう話まで男を悪者に仕立て上げ、“子育て幽霊”は男に捨てられて死んだ女がモデルだったみたいに、必ず改変して利用しようとするんですよね。私があっち側なら、きっとそんなシナリオに書き換えます(笑)
今、『家政婦のミタ!』(主演;松嶋菜々子)とかいうドラマが話題になってるみたいですが、それも登場人物プロットを見ただけで、妻が自殺してしまった一家の家庭崩壊が描かれ、父親を許せないという娘・子供たちがいるという異常なシチュエーション設定だし、そんなの見ただけで「あ~、やっぱり・・・」と思ってしまいます。そういうのだけで、皆さんにも即座にイデオロギーを感じ取れるようなっていただきたいものですね。このドラマが流行ってるとか、やけに視聴率が高いとか騒がれてますが、どうせ捏造ですから、そんなの真に受けちゃいけませんよ!

真の女の強さというのは、男と仕事で張り合ったり、男とやりまくったり、男と女は対等だのと騒いだり、DVやセクハラされただのと男をケチョンケチョンにコケにして、男が仕事でクビにされるようバカ騒ぎしたりすることなんかでは決してありませんからね ^▽^)

“DV”だの“セクハラ”だの、そんなダサイ言葉使って男を貶めてること自体、既に洗脳されきってるんだってこと、気づいてくださいね。
左翼が女の権利意識・被害者意識を煽るため作り出した、20年前までなかった“セクハラ”や“DV”、こんな言葉使ってるだけで「ダッサー」、「カッコ悪ー」って感覚にならなければなりません
ましてやアバズレのくせ、そんなんで大騒ぎしてるようならサイテー!! 地獄逝き決定です。

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(続き)◆『幽霊滝の伝説』 バチ当たり女の話 ~ ドラマ『日本の面影』より③

(始めから)◆ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の愛した日本 ~ ドラマ『日本の面影』より①

◆わが子をセメント詰めにして捨てた母親の事件について思うこと ~ 自分や子供たちが愚かな親になってしまわないために

◆男の子がいるなら五月人形と鯉のぼりを飾ろう!~日本の伝統文化を形にして意思表示を

◆子供向け 安心できる海外のアニメ おすすめセレクション

◆キムチ臭いデザインのハイジやミッキー、ピーターパンに北斗の拳

◆白昼から子供向けにポルノを垂れ流す変態TV局ども!

◆日本の童謡の世界は比類ない最高のもの ~ それと子供には神話絵本も!

◆女の子には“赤い靴” ~ 親不孝娘を描いたアンデルセン童話のダイナミズム

◆ヘナチョコ男とパッパラパー女はいらない ~ 命とは尊く儚いもの

◆女性ならお琴、男性なら尺八がいい! ~ 和楽を身近に楽しみませんか?

◆なぜ『ちびくろさんぼ』を左翼は嫌ったのか? ~ 殺されて生き返った絵本

◆少子化は自虐史観に関連性あり!? ~ 日独伊 敗戦三国のみが異常な少子化傾向

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『サスケ』の父に見る子育て ~ 理想的な父親像と男を立てる女たち

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(2012.5.29)
やはり子育ては母親がメインになりがちなので、女性向け保守系子育てが主となり、『子連れ狼』ネタ以外、男親向けの記事があまりなかったのですが、とてもわかりやすい良き父性を象徴したアニメ作品があります。それが忍者アニメの草分けであり最高傑作ともいえる『サスケ』(1968・詳しくは右下画像クリック)であり、ここのオススメアニメにもセレクトしてます。

保守っぽくても、『巨人の星』のように頑固一徹でデリカシーの感じられない父親像ではなく、『サスケ』に出てくる父親は正に子育てに命を賭け、時に厳しく時に優しく、常に子を見守っている理想的な父親像といえるでしょう。少なくとも幼少時にこれを見て育った私としては、父親というものはおよそこういうものであり、こうあるべきなんだろうと強烈なインパクトでもって残りましたから。

それが今では、お父さんが朝早く起きてご飯作り、女である妻を仕事に送り出してるような“イクメン”だったりしたら・・・ お父さんが犬であっても別に違和感持たない、そんなイメージが子供の頃から焼き付いてしまったら・・・
父性というものは、やはり本来“厳しさ”にあるわけで、少なくとも“ゆるい母親”の真似事しかしない“イクメン”なんてものの中にあるはずなんてない。

サスケの父は子に厳しい反面、大変な優しさを持ち、常に子供の身を安じているのが伺えます。加えて他の女子供にも厳しさと優しさを併せ持ってるし、日本であるべき父性たる典型のようなものだと思います。

登場する女たちだって当時の武家の女性イメージそのままであるわけですが、女だって自らの死はもちろん、いつ子供が死んでも動じないような覚悟が常に出来ているところ、こういうのが今のコンニャクのようになってしまった現代の日本人とは決定的に違います。
武家の女性ですから、その辺の女性とは違って一種、強く鍛えられてるわけですが、プリキュアみたいに殴る蹴るなんかでない女のワザの中にも、女性らしい優雅さ美しさが見受けられるんですね。対して、出てくる悪役の女は強烈だったりするし。初期の東映アニメ『少年猿飛佐助』にも共通してますが、やっぱり昔のアニメに出てくるヒロインたち、本当に美しいです。

ただ作者の白土三平は、プロレタリアート画家の父親の影響もあって共産主義にかぶれていた一面があるので、反日性はないものの、反体制的なスタンスが随所に見受けられ、百姓一揆とかで、やけに殿様を敵視し百姓側に肩入れしています。もともと猿飛が真田側の忍者でもあるので、徳川側についてもあまりいいようには描いていません。
しかも、ある女との会話でサスケが、「これからは男も飯炊きとか出来るようならなきゃダメだと父ちゃんに言われた」とか言ってたのには苦笑しちゃいます。もちろん、今のイクメンや男女共同参画イデオロギーで言ってるわけでなく、サスケは母親がいない家庭なので男がすべてやらなければならないのは当たり前なのでありますが。
終盤になるとサスケの父があまり出てこなくなり、亡き母をサスケが偲ぶシーンがやたら出てきてダレるところもありますが、わずか29話にすぎないので、全部見終るのなんてすぐです。

『サスケ』を初めて改めてゆっくり見てみたのですが、日本画調の絵柄に加え、本当に忍者アニメらしいし、とにかく前半部分、そして父親の大猿大助が素晴らしい。
日本のみならず世界における忍者の原型イメージになったと思える、出てくる忍術に何より魅了されるし、登場する人々の姿、立ち居振る舞い、言葉づかい、今のアニメでは絶対に見られないものばかり。

子供にも男の子には「“さん”づけ」で呼んで男を立てる、武士・良家の家系の女たち

昔、少し前の日本人の価値観だって非常によくわかります。
子供のサスケに大人の女だって「サスケさん」って呼ぶんですね。旧来の日本女性、ヤマトナデシコが如何に男性というものを立てていたか、武家における女がどういう教育を受けていたか、1968年当時はまだその面影が残っていた名残です。
『仮面の忍者 赤影』(1967)の少年忍者 青影だって、子供ではあっても周りの女から「青影ちゃん」だの「青影くん」だの絶対に呼ばれたりしません。身内でもない限り、女は必ず「青影さん」としか呼びません。

女の美しい言葉づかい、そして子供の男にも敬意を持って「“さん”づけ」で呼ぶ当時の武士や良家の女たち。これは左翼の平等イデオロギーとは全く異なる、女性側の男性への敬意が元となった慣習。
強い男というのは、男に対する周りの女の敬意なくして生まれるはずなんてないということ。女が徹底的に男を立てるよう教え込まれてたから、男の側にも大変な義務感持って「女を守らなければ」という強い意識を持ち得ていたわけ。だから戦前の男性はあれだけ逞しく、体がもっと大きいアメ公たちとガチでやりあえてたってこと。

女は男を立てるべしと、日本で本来どれだけ教えられていたか。たとえば、こちらで『家庭教育の心得21』ご紹介の戦前の修身教育の権威 森信三氏の別著作『女性のための「修身教授録」』でも、学校の用務員を見下す女子学生に警告を発し、「用務員といえども男性なんだから常に尊敬の念を持って接しなさい」と女学生に苦言してるところからも、よくおわかり頂けるでしょう。

女が男を立てなければならないことすら教えないのに、とにかく男の子を「“くん”づけ」で呼ばせるなんて、そんなデタラメないわけで。男の子を「“くん”づけ」で呼ぼうなんて運動、如何に薄っぺらで欺瞞に満ちたものであるか。

まずはとにかく、女には「男を立てろ」ということを教えておくべきなのであって、その上で幼少期は男の子に対して「〇〇くん」と呼ぶ中にも男の子への敬意を持ち、もちろん大人になった男性にはそんな呼び方絶対しないよう教え込んでおかないと、そういう区別・判断がつかないバカ女になってしまいます。バカの一つ覚えで、男の子を「〇〇くん」と呼ばせてはなりません。それでは女尊男卑、男を見下そうとするフェミの策略の思うツボ。女へ「男は“くん”で呼べ」って教えて、そのまま大人になっちゃったらどうするんですか?

男の子への「“くん”づけ」なんてものさせる前にまず、女は男を徹底的に立てること、そういう教育をなさない限り、男は強くなろう、女は弱いものだから男が女を守ってあげようなんて風には絶対なりませんよ。

この『サスケ』、現時点の難点としてレンタルで借りれるところがなさそうなのと、DVDが品不足で値が上がってるところですね。買ってすぐ売っちゃうのもいいでしょう。再発してほしいところ。

サスケ見た子供が、「ボクも修業して忍者になる!」って言い出したら、躊躇なくお父さんは、外で“修業”に付き合ってあげましょう ^▽^)  お母さんも、サスケに出てくる女たちの言葉づかい、ぜひ参考にしてください。

『サスケ』 (1968)より サスケの父 大猿大助の子育て
琵琶とマカロニ・ウェスタン風なトランペットが効果的に使用されたオープニングとエンディング、主題歌やBGMも非常に優れています。厳しく突き放つ中で常にサスケの身を安じるサスケの父、今のアニメはこういう良き父性をイメージさせる作品というのが完全消滅してしまってます。こういうのを見れないまま育っていく今の子供たちが可哀そう。(詳しくは右画像クリック)

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◆世界で忍者のイメージを決定づけた、最初の特撮TV時代劇 『隠密剣士』

◆戦前の道徳教科書『修身』に見る加藤清正の武勇伝 ~ 自虐史観の正反対から見る豊臣秀吉の朝鮮侵攻

◆家庭内における戦前の教育再現 ~ わが家で使ってる子供用教本

◆男が本気でぶん殴れば、一発で女なんて気絶するのが本当なんですよ ~ トリプルライダーに見る、当時の逞しいアクション・ヒーロー

◆男の子が赤いランドセル背負ってるのってどうよ? ~ 男女観破壊、左翼イデオロギー刷り込みのベネッセCM

◆強烈なカルト悪平等主義の洗脳 ~ 子供に“さん”づけ、先生が生徒に敬語を使う

◆「男より女のほうが強いの!!」5歳にして終わってる女の子 ~ プリキュアになって戦う勘違い少女たち

◆子供に見せるなら、『ハリー・ポッター』より『スター・ウォーズ』だな

◆鼻っぱしらが強い女は引っぱたかれて当たり前ぐらいにならないとね ~ 『妖怪人間ベム』に見る日本の家族愛

◆気になる、近所の学校の運動会 ~ 男女問わずシャラシャラの振付ダンス、音楽はAKB48

◆男に男らしさ、女に女らしさを求めるのは当たり前 ~ “あやまんJAPAN”に見る日本女性のイメージ崩壊

◆日本に漫画・アニメ文化が興ったのは、痛い敗戦があってこそ ~ 石森章太郎の世界②

◆朝鮮ピンクに注意! ~ もはや極刑に処すべきひどさの朝鮮系色使い

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親日ヒーロー 『 レインボーマン 』を全部見た!

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(2017.10.11)
戦前の川内氏が東宝に入社して初めて仕上げたシナリオはインド神話の人形劇『ラーマーヤナ』だったそうです。川内氏はその直後に徴兵されましたが、厳しい軍規に耐えられず実は軍を逃げ出してしまいました(上官の命令をきちんと聞かない不適合で軍をクビにされる)。以降、川内氏自身はこの作品が仕上げられたのかすらわからないまま長い年月が過ぎましたが、亡くなられる直前にこの『ラーマーヤナ』が制作されていることが判明、これを見て、自分の作品に間違いないと語ったそうです。いつ公開されたのかも全くわからなくなってしまっていますが、この通りフィルムはしっかり残っています。川内氏は最初、マリオネットがどんな動きするのかもよくわからないまま、シナリオを書いたそうです。それでも、この映画、とってもよく出来てますよ。レインボーマンの原点は月光仮面ではなく、どうやらここにありそうです。

特撮人形劇『ラーマーヤナ』 脚本:川内康範
しかも特撮担当は、どうも円谷英二さんっぽいし、音楽も素晴らしいです。

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(2014.3.31)
就学前に見てたものを子供がまた見たがることの多いこの頃です。最近、レインボーマンもあらためていくつか見ました。子供はいろんなものを勝手に作っていきますが、これはその中の一つ ^▽^)

レインボーマンを見てあらためて思ったのは、死ね死ね団のボスは男で、幹部は女ばかり。しかもその女たちには皆、子供がいません。そこに川内氏の感性の鋭さが感ぜられます。

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(2011.7.27)
カネをバラ撒く“おたふく会”が出てくる『M作戦編』、どうもこれを見てると、拝金主義に侵されてしまった現代の日本人と民主党に、あまりにピッタリきすぎ。
今、見ると、すごくリアルに思えてならないが、こんなドラマを子供向けにやってた当時の日本のテレビは、本当に自由だった。
加えて、善人役で出てくる古風なお婆さんが「こうして会えたのもご先祖様のおかげ」と言うセリフにも、とっても日本的なイデオロギーが感じられる。
可愛い少女が実は極悪非道な死ね死ね団の化け物だったりで、一見、キレイでも悪い女がたくさんいるということで、子供にもいい教育になります。
『愛の戦士 レインボーマン』 (1972) M作戦編より

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(2010.11)    (川内氏や“死ね死ね団”について始めから読むにはコチラ
ここで何度か取り上げた、日本人の皆殺しを企む外国人たちが組織する“死ね死ね団”が出てくる、川内康範氏の超親日愛国ヒーロー『レインボーマン』。(詳しくは右画像クリック)

忘れかけてましたが、全部見たあと取り上げるつもりだったので、遅ればせながらご報告。
今は、オリジナルの『仮面ライダー』(藤岡弘)を子供と見てます。
レインボーマンや初期の仮面ライダーやウルトラマンは、大人でも十分楽しめる作りがなされてます。

レインボーマンに日本らしさが感じられるのは、まず母親が和服ということ。
そして命を懸けて、家族、日本を守ろうという自己犠牲精神が随所に伺えます。

対して、人が死んでも単なる犬死にに見せ、とにかく残された家族を痛々しく見せるというのが、左翼系ドラマの典型的な手法です。

『レインボーマン』は、以下の四つのパートから構成。
すべて死ね死ね団が敵で、話は連続してます。

『キャッツアイ作戦編』
“キャッツアイ”というクスリで発狂死させて日本人皆殺しを企てる死ね死ね団。クスリはお店や飲食店など各所からバラ撒かれます。ヤマトタケシ(レインボーマン)も一度はクスリにやられます。

『M作戦編』
レインボーマンをツケ狙う殺し屋の怪人たちが出てきて、小さな子供が最も喜ぶ内容。
死ね死ね団の配下でニセ札をバラ撒くカルト宗教団体「おたふく会」も出てきます。
ニセ札で日本経済を混乱させる死ね死ね団ですが、ニセ札作りの技術を提供したお爺ちゃん技術者が、自らの身を犠牲にして、ニセ札工場を爆破・壊滅させるシーンが印象に残ります。また、タケシの父親も子供と日本のため、自らを犠牲にします。しかも父親は、死ね死ね団に乗っ取られているマスコミに勤めていたが、反抗して死ね死ね団に捕らえられるという設定。
タケシの母親は、そんなことで命を落とすなんてバカバカしいといった態度を見せ、タケシにも戦うのをやめるよう当初は言ってましたが、徐々にタケシの気持を理解し始めます。

『モグラート編』
外国人が日本人に成りすまし、日本が世界から孤立するよう悪さをしでかしていくという、割とリアルな設定。
さらに日本の地下を破壊して、日本をブッ壊そうと企む死ね死ね団(モグラートの名前はモグラから)。
尚、ボスのミスターKを除き、死ね死ね団の幹部はキレイどころの女性ばかりで、幹部が女というところに、フェミニズムを予見させるものがあります。手下の男たちが女性幹部の悪口を言ってた場面とか、なかなか興味深いです。

『サイボーグ軍団編』
クスリを打たれると誰もが死ね死ね団の言いなりの凶悪なサイボーグと化す設定で、全日本人の凶悪化を死ね死ね団は企みます。いよいよ終盤、死ね死ね団の女性幹部たちは、打倒レインボーマンのため手術を受けて本物のサイボーグと化しますが、レインボーマンに次々敗れ去っていきます。そして、最後には・・・

以前までパチンコなんてやったら馬鹿になるから、大人になっても絶対やってはダメだと子供に言ってましたが、レインボーマンを見始めて、パチンコをやれば“死ね死ね団”のおカネになると話してます。
それ以来、子供は妙に納得してます。

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(2011.3.19)
今回の地震が、またまた人為的だと陰謀説を唱えてる人たちがいるようですね。理論的には可能と思いますが、地震兵器・・・今回のがそうかというと?ですよね。でも戦時だと東京を狙って仕掛ける勢力、現代ならありえることでしょうが、さすがにそうなれば今の日本の科学者たち、人為的なものだって気づけるのではないでしょうか。
地震を使って敵地を壊滅させる話は昔からいろいろあって、この『レインボーマン』にもしっかりあります。死ね死ね団が地下変動を仕掛けて日本に地震を引き起こして壊滅させようという、下のモグラート編がそう。
もっとメジャーな代表例としては『宇宙戦艦ヤマト』でも、ヤマトがガミラス星の海に潜って活断層を攻撃、火山爆発と地震を引き起こしてガミラス星を壊滅させる話などがあります。

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(始めから)◆日本政府は死ね死ね団に乗っ取られた! ~ 今の日本を予見した月光仮面 川内康範

(戻る)◆正に神がかり!予言者 川内康範 ~ レインボーマンの世界は現代日本そのもの

◆“人類、皆兄弟”、“肌の色が違っても人間みな同じ”・・・~ 左翼的に思える言葉でも時代考証が必要ですね

◆日本にはもう、強い男がいなくなるの!? ~ 文化に愚鈍な保守が多すぎる!

◆反シナ・反朝鮮というだけの短絡的なネトウヨがマンセーする、日本における拝金主義・フェミニズムの権化 福澤諭吉について ①

◆女の子には“赤い靴” ~ 親不孝娘を描いたアンデルセン童話のダイナミズム

◆ブラックゴーストと死ね死ね団 ~ 中華民主党 VS 大韓民主党 ~ 海外で人質とられる日本人科学者・研究者たち

◆働かなくても、金目教さえ信じれば幸せになれる!? ~ 『仮面の忍者 赤影』 金目教 = ミンス教 編

◆ドラえもん、仮面ライダーだって、今や子供を左翼洗脳で堕落させる道具

◆子供をフヌケ化 宮崎アニメの左翼性 ~ 強烈な反日・共産主義イデオロギー

◆ウルトラマン円谷がパチンコ傘下に! ~ 女子供の洗脳に熱心な左翼売国勢力

◆“なでしこ”女子サッカー選手もファンも在日の手の中

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世界で忍者のイメージを決定づけた、最初の特撮TV時代劇 『隠密剣士』

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(2014.6.3)
初の本格的な特撮TV時代劇『隠密剣士』は、最初の子供向け特撮TV番組として大人気を博した『月光仮面』の大瀬康一が主演。脚本には後の『仮面の忍者 赤影』『仮面ライダー』にもつながる伊上勝らが参加。
『月光仮面』(1958)は大変な視聴率だったようですが、その頃はテレビがまだそれほど普及しておらず、実際には見れてた子と見れなかった子の格差があって、家にテレビのない子は映画の方を映画館で見ていたそうです。だからテレビと映画のどっちを見たか、当時の子供たちによって『月光仮面』のイメージが違っていたとか(TVと映画では出演者も違っていた)。
そして、この『隠密剣士』(1962・詳しくは下画像クリック)の頃になると一般家庭にもテレビがかなり普及、こっちの方がずっと多くの子供たちが見ていました。

徳川将軍の異母兄でありながら、幕府を守るための危険な隠密役を自らかって出ている主人公 秋草新太郎(大瀬康一)、日本の忍者のイメージを世界で決定づけたドラマなので、新太郎(シンタロー)の名は海外でも有名です(ただし新太郎は忍者ではない)。それを補佐する伊賀の忍者役に、『仮面の忍者 赤影』の白影役でも知られる牧冬吉。私にとっては白影のイメージが強烈な牧さん、『隠密剣士』は一度も見たことなかったのですが、この頃から忍者役としてのイメージが確立されていたのですね。また、赤影の甲賀幻妖斎でおなじみの天津敏さんも、やっぱり悪役の頭領役で出演しています。

全10部(約130話)からなっていて量がちょっと多いのですが、前に特撮セレクションのところで書いてる通り、今もファミリー劇場で放映されています。とにかく素晴らしいので、見れる環境の方は録っといた方がいいですよ。
今、DVDを全巻集めると大変な金額になってしまいますが、右写真の商品(「甦るヒーローライブラリー 第1集 隠密剣士 傑作選集」)は第二部・五部・九部のみが収録されていて、実際その3部については人気も高いようで、内容的にも面白く、『隠密剣士』を楽しむにはこれだけでも十分でしょう。

本格的な時代劇でありながら、子供だってとっても楽しめます。ここの動画をご覧になれば、日本人本来の動き、立ち居振る舞い、仕草等が子供にだって非常によくわかると思います。役者の力量からして今と全然違うし、道行く人々、道の様子からして、当時のスタッフは大変なこだわりもって作っているし、今のデタラメ時代劇とは全然異なります。出てくる家も、本物の日本家屋が使われていますから、当時の本当の家の構造だってよくわかります。
だからこういうのを見たら、今の作品なんてもう、見れません。
特に女たちの動きや言葉遣い、今のカス女優たちは話になりませんね。あんなものを撒き散らしてる制作スタッフ・TV局は、犯罪集団に等しいです。

これ見て育った子供たちなら、今のTVドラマや映画に出てくる女優・俳優たちのおかしな動きや言葉遣い等、すぐに気づけます。ウチの子は、今どきのドラマやアニメ見てると、特にその女優の言葉遣いや動きにはすぐにイチャモンつけるように既になってますから(^▽^) きっと将来、周りの女の子にすら影響を与えられるくらいの子に育ってくれるだろうと信じてます。私が数多くのフェミ女の考え方、生き方を変えさせることが出来たのと同じように。
既に女の子をお持ちの親御さんは、ぜひ生粋の日本人娘を育て上げてくださいね。もちろんウチの子も自ら、立派で魅力的な男の子に育ってもらわなければなりません。

『隠密剣士』 (1963) (第二部 忍法甲賀衆、第五部 忍法風摩一族編 より)
本作における忍者初登場シーンに始まり、忍術とは……等。女優たちの所作、立ち方や座り方、襖の閉め方からして、今のドラマに出てくる女たちとまるで違います。もちろん男優も。そして江戸時代の町民、武士、村人らは、言葉遣いから動作、歩き方まで実はそれぞれ全然違っていました。そういうのにもこだわって、当時のスタッフは正確な再現を目指していたのです。江戸時代、道を行き交う人たちってのは、歩き方から、服装、立ち居振る舞い等、本当にこんな感じだったんだろうなって思います。尚、これに出演の若い女優さんたち、今の70歳半ば位になりますね。

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◆働かなくても、金目教さえ信じれば幸せになれる!? ~ 『仮面の忍者 赤影』 金目教 = ミンス教 編

◆日本女性の魅力を引き出す、着物での美しい所作、歩き方 ~ 映画『忠臣蔵』より

◆日本政府は死ね死ね団に乗っ取られた! ~ 今の日本を予見した月光仮面 川内康範

◆子供向け 安心できる特撮ドラマ おすすめセレクション

◆子供向け 安心できる人形劇ドラマ おすすめセレクション

◆お台場で開催中の『サンダーバード博』へ行ってまいりました!

◆ウルトラマン円谷がパチンコ傘下に! ~ 女子供の洗脳に熱心な左翼売国勢力

◆ドラえもん、仮面ライダーだって、今や子供を左翼洗脳で堕落させる道具

◆子供をフヌケ化 宮崎アニメの左翼性 ~ 強烈な反日・共産主義イデオロギー

◆見ておきたい戦争映画の名作

◆子供に見せるなら、『ハリー・ポッター』より『スター・ウォーズ』だな

◆映画『Sayonara』 愛を貫いて死を恐れない、ヤマトナデシコ~ 変れば変るもの。日本人の美意識

◆謡曲の魅力 ~ 日本人の心としての能の世界

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現代は中世ヨーロッパ暗黒時代にも匹敵する文化不毛カルトの時代②
~ アラビアンナイトに見る豊かな心を持った自由な奴隷

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(2011.4.28)  (始めから)
ギリシャ神話に続いて、アラビアン・ナイトを題材にずっと前から考えていたお話です。ネタは用意してあったのですが、アホ左翼どもの曲解で、奴隷制度を礼賛してるかのよう騒がれても困るので、伸ばし伸ばしになって、こんなに遅れました。

左翼・フェミの価値観では、お金をもらわず家事する主婦は奴隷

フェミニズムの根底には、賃金契約のない主婦らを奴隷と見なすイデオロギーがあって、それは『女は世界の奴隷か!』というジョン・レノンの歌などに、明確な言葉となって表れてます。しかしそれは裏を返せば、単なる拝金主義にすぎません。
たとえば女中は賃金契約で働いてるわけだけど、妻には賃金契約なんてない。だから妻というのは奴隷と同じだと。

左翼からすれば、今でも主婦は奴隷、無償で家の手伝いする子供だって奴隷です。
「普通の仕事はお金がもらえるけど、主婦の仕事や家事なんて、いくらやってもお金もらえないし、やりがいがないから・・・」なんて言ってた覚えある方は、もう既に完全に拝金主義に脳ミソが侵されてるということです。
子育てや家族に対する仕事で、「お金がもらえないから」、なんて発想してしまう・・・もう末期的、完全に狂ってますよ!

拝金主義、あるいは賃金労働者の対極的存在として、奴隷があげられますよね。
ある意味、奴隷が買われてきた者であって相続権等ないことを除けば、確かに左翼の言う通り、主婦や家庭内労働者である子供達ら家族まで含めて、やってること自体は奴隷と大差ないと言えるでしょう。

時々、「私たちは将来、奴隷にされてしまう!」といったのを見ることありますが、前に私は“奴隷”というより“家畜”にされるのだと書いてます。要するに奴隷は自ら考える頭を持っているが、家畜は自ら考えたり反旗を翻すことはない。たとえ自分では考えてるつもりあっても、戦うことが悪だと洗脳されていれば、もはや誰も戦おうなんて思わない。さらに奴隷は自らが奴隷であることを自覚しているが、家畜は自らが家畜であることすら全く認識してないところが決定的に異なります。
そして、ジョン・レノンの「イマジン」の世界、実は人間が家畜のように飼われた世界にすぎません

現代では考えられませんが、昔は奴隷なんてどこにでもいました。
日本に奴隷制度はありませんでしたが、現実には闇で人の売り買いが存在していた時期もあります。森鴎外の「山椒大夫」のような話が残っていることからも、それは明らかです。

世界では奴隷制度が公然と行われてました。つい最近までアメリカにだって存在していたこと、誰もがご存知でしょう。

加えてイエスとかも、神のもとの平等は説いても、実社会における左翼的な人間の平等は説いていません。当時は当たり前にあった奴隷制度だって、イエスらは現実として普通に受け入れてました。
さらに聖書には、当時の奴隷たちに対して次のような言葉も残されてます。
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エフェソ 6:5-9 新約聖書 より
奴隷たち、キリストに従うように、恐れおののき、真心を込めて、主人に従いなさい。
人にではなく主に仕えるように、喜んで仕えなさい。
あなたがたも知っているとおり、奴隷であっても自由な身分の者であっても、善いことを行えば、だれでも主から報いを受けるのです。
主人たち、同じように奴隷を扱いなさい。彼らを脅すのはやめなさい。あなたがたも知っているとおり、彼らにもあなたがたにも同じ主人が天におられ、人を分け隔てなさらないのです。

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奴隷といえば鎖でつなげられ、足かせ付けられて強制労働に服されてるようなイメージがすぐさま思い浮かぶでしょうが、しかし本来、昔の奴隷でそこまでひどかったのは少なかったはずです。米国の黒人奴隷だって、そんなことされては畑仕事なんて絶対できません。

イエスたちの時代、街頭で説教するイエスや使徒たちを、奴隷だって普通に聴いていられました。
そんな奴隷たちに対して、必ず報われるからと、彼ら使徒は説いて廻っていたわけです。「奴隷も主人も、神のもとでは同じ人間」、奴隷たちが前向きに生きれるよう、希望を与えていたんです。
場合によって、死ぬことでしか報われないとすることだってありました。これは奴隷如何を問わず、アンデルセン童話とかにはその傾向が顕著に表れてます。だから先人たちは、死ぬことに光と希望を見出すことだって出来ていた。

豊かな心を持った、奴隷のモルギアナ
かつての奴隷よりも貧相な現代日本人の価値観

右オススメでも紹介の、美しいビジュアルで定評の『家庭画報』という女性誌などを発行している割と保守寄りな世界文化社という出版社から出ていた、『ドレミファランド』というシリーズ絵本があります。いわゆるCD付き絵本で既に絶版ですが、前に図書館で見つけ、あまりに内容が素晴らしかったので、ずっと前にオークションで全巻揃えました。
アニメのような固定化された映像と異なり、絵とCD(音)だけで素晴らしい音楽も付いてるし、アニメのように見すぎを心配する必要がなく子供にも健康的。私にとっても読み聞かせしなくていい分スゴイ楽だし、絵本読んではCD聴きたいと子供も言っくるので、よく聴いてます。

その絵本シリーズにある、「開け、ゴマ!」でお馴染みのアラビアン・ナイト(千夜一夜物語)、『アリババと40人の盗賊』から。
盗賊たちが宝物を隠す秘密の洞窟、そこの扉を開ける言葉「開け、ゴマ!」を知った実直な青年 アリババは大金持ちとなり、モルギアナという奴隷の女を雇います。
そして、宝を盗んだアリババの家を突きとめ、アリババの家に印をつけた盗賊たち、モルギアナはアリババの家がわからなくなるよう、盗賊がつけた印と同じ印を周りの家につけます。その後もモルギアナは機転を利かし、家にやって来た盗賊たちを見事に壊滅させ、最後はアリババとモルギアナが結婚するハッピーなお話。

以下はドレミファランド『アリババと40人の盗賊』絵本から。各画像クリックで拡大されます。

アリババのような男一人の家なら、きっと買い出しでおつかい行かされたり、実質的にモルギアナは殆ど妻と同じ役割を元から担っていたのだと思います。
モルギアナは自由に外に出て、買い物に行っては家事もやり、普通の主婦と変わらないような生活を送っていたことでしょう。
昔の奴隷ってのは、比較的に自由に動き回れ、実は現代人みたいにセカセカしておらず、ずっと人間味があったように思います。

当然、話の中で、子供にとっては初めて聞く言葉である“奴隷”、子供から「奴隷ってなに?」と尋ねられました。とにかくご主人様のいうことを聞かなきゃいけない人たちだって教えました。賃金労働の意味もよくわからない子供たち、なかなか奴隷の意味を捉えることは難しいかもしれません。

もちろん、この絵本には大人が思い浮かべるアラビアン・ナイトのような性的表現なんて一切ないし、モルギアナを見てると、「奴隷って案外いいじゃん」とか思ってしまう子供たち、きっと多いのではないかという気がします。少なくとも絶望的な存在には思えない。
内助の功で主人を助けるモルギアナとアリババのダイナミックで愉快なストーリー展開、きっと当時の世界中の子供たちが、男も女もワクワクした気分で楽しんでいたことでしょう。

昔の奴隷たちは、必ずしも欲にまみれた現代人が考えるほど不幸な存在ではなく、
彼らなりの幸福観を持っていた

奴隷だったモルギアナが、これほど主人であるアリババに忠実だったのは、やはりアリババの人徳によるものが大きかったでしょう。もしもアリババが非道な主人であったなら、モルギアナもヘタすりゃ盗賊たちの味方になってアリババ殺しに加担する可能性だってあったわけですから。でも賢いモルギアナは、当然そんな愚かなこと、考えたりしません。もちろん、奴隷のモルギアナがここまでアリババに尽くしたのは、お金のためなんかではないし、後で妻の座を射止められるなんて、きっと夢にも思ってなかったことでしょう。

現代人が考えるのと違い、当時の奴隷たちは、モルギアナのように外で各戸の扉に印をつけて廻れるほど、自由に外に出られていました。
アメリカの黒人奴隷だって、一般にはこれと同じだったはずでしょうし、どうせ彼らは逃げても、他に食っていく術がありませんから、普通なら逃げようなんて考えもしなかったはず。ヘタに逃げると、もっと劣悪な環境の元で働かされることだって大いにあり得るわけですから。当時の奴隷たち、一応は自分の部屋?だって持ってました。
現代的感覚では、賃金契約なく無償で働かされていれば異常とされ、人権侵害と非難されるであろうことを除き、基本的に奴隷は普通の人間だったわけです。

こういうのは現代にも共通します。一見、主婦が奴隷みたいで辛いからと、今ある家庭を平気で捨てようとする女性たちが今ではたくさんいるわけですが、果たしてその後、本当にもっといい世界なんて訪れるものなのでしょうか?
よくなることばかり考えるけど、悪くなることは考えられない。まるで、とにかく変わりゃあいいだろうってことで、民主党に投票した愚かな民衆たちのようですね。
対してモルギアナは、現代の人々と違い、本当に豊かな心を持った女性だと思います。

そして、今の絵本では“奴隷”という言葉、まず使われていません。アリババの話だって、モルギアナは必ず“召使い”とされてるのが殆ど。奴隷だって主人に忠義を尽くせば報われることがあると訴えたかった話のはずですが、それが召使いに置き換えられてしまったら、最早そういう大事なメッセージが失われてしまいます。

主人のアリババが、奴隷に命まで助けられ、奴隷と結婚して二人で幸せになる話。
奴隷の子供たちがこういう話まで聞かされていたかは知りませんが、奴隷を使う側にこういう話が語り継がれていたのなら、それはそれでとってもよいことでしょう。この話が謂わんとすることを理解していた奴隷の主人たち、きっと奴隷たちにも優しく接したはずです。そこに、この話が存在していた大きな意味があったと思います。

つまり奴隷を使用する側が、奴隷に辛くあたりすぎたりせず、優しく接していれば、奴隷が主人の命を助けてくれることだってある。場合によっては階級の壁を越えて、結婚までして幸せになることだってできる。
こういう教訓を、当時の民衆に知らしめる効果があったはずです。
必ずしもカネなんかにこだわらなくとも、いいことがたくさんある。
具体的なカネに結びつかなくとも、やらなければならないこともある。
戦時の若者たち、一応、給料はもらってましたが、彼らが命までかけて戦っていたのは、もちろんカネのためなんかではありませんでした。今の私たちの価値観なんて、先人たちの足元にも及びません。

元々「それは奴隷と同じだ」と、“奴隷”という言葉を頻繁に使って騒いでいたのは左翼であり、だから、賃金を貰わない労働者である“奴隷”を貶める発言するのは、割と左翼の戦略に叶っていることになってしまいます。このように奴隷とは実は、とっても高尚なところもあるからです。
だから、将来は人間性を骨抜きにされて“奴隷”にされてしまうと言うのでなく、人格も思考能力もない“家畜”にされると言った方が適切だと、私は前から言ってるんです。

このアリババとモルギアナの話、女性にとってはシンデレラと同じく、夢のようなサクセスストーリー。もしも奴隷が存在しなかったら、こんな風なイスラム版シンデレラ・ストーリーだって生まれなかった。ただしシンデレラは奴隷ではありませんでしたが、状況としてはこのモルギアナより、ずっと悲壮感がありましたよね。

最近の代表的なシンデレラ・ストーリーとしては、映画『プリティ・ウーマン』(1990)があります。これは売春婦がとってもハンサムな大金持ちに見初められてのサクセス・ストーリー。そして似ているのが、『プリティ・ウーマン』もきっかけは金で買われて、いい男と出会ったこと。モルギアナも奴隷としてどっかで買われてきたのでしょうが、この『プリティ・ウーマン』のヒロインは売り飛ばされてきたわけでなく、自ら売春婦となり、自ら体を売ってるはず。
しかし、少なくともモルギアナは、自ら奴隷に身を落として売り飛ばされたわけではありません。だから一見、似たような話に思えるかもしれませんが、そのクリーン度、清楚さや崇高さは、アリババとモルギアナの話の方がずっと上だし、格が違います。
しかし現代では、汚らしい売春婦を扱った『プリティ・ウーマン』のような作品は大々的に放送、マスコミも全力PRするくせ、ずっとクリーンなモルギアナのような話だけは奴隷の話だと言っては否定、なかなか表に出そうとしない。こう考えると、ああいう映画を作って流行らせた勢力の正体、何となく見えてくるのではないでしょうか。
『プリティ・ウーマン』は女の子の間で大ヒットしましたよね。シンデレラ・ストーリーでもあるせいか、あの映画がすごく好きという言う女性、当時とっても多かったですが、骨の髄まで洗脳され、深刻な病に陥ってる女たちが、当時からそれだけたくさんいたということなのでしょう。

平等、人権、自由、民主主義、平和・・・に反すると言っては、なんでもかんでも「差別だ!」で言論封殺。
中世ヨーロッパは暗黒の時代だったと言われてますが、今に比べれば当時の方が遙かに表現の自由があったように思います。ただしアラビアン・ナイトは、中世のアラブで生まれたお話。
モルギアナは“召使い”でなく、原作通り“奴隷”でなくてはならないし、よくある召使いと主人の話にされてしまっては、このような深い意味を持たない軽い話になってしまいます。
差別的と騒がれては、“奴隷”という言葉すら使えない現代は異常なんです。

女の奴隷だけでなく、実は当時、男の奴隷の方がずっと多かったわけですが・・・   (続く)

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(2011.9.8)
こういうのを書くと左翼がヒステリー起こして、その貧脳性が顕著に表れます。
「奴隷制度を礼賛するのか」、「アメリカの黒人奴隷は悲惨な環境だった」、云々、全然こちらの主旨と違うところばかりつついて、要するにただの揚げ足とり・・・左翼メディアのやり方ってのが正にそうですよね。

こうやって全文を見れば、論点は全然違うところにあるのに、変なところだけ歪曲して取り上げ、私が政治家なら「辞めろ辞めろ」と辞めるまで大合唱されるわけです。

要は、“幸せ”というのはその人の考えよう。
もちろん、悲惨な労働環境の奴隷もたくさんいたわけでしょうが、当時の奴隷にだって今の不満タラタラの現代人よりずっと幸福感を持って生きていた人は山ほどいたということ。
聖書の出エジプト記にあるユダヤ人たちだって、奴隷だったのにみんなで揃って出て行けたくらいだから、当時の奴隷なんて意外と自由でした。ローマ時代は奴隷たちが結束して、たびたび反乱だって起こしてたくらいで、それだけ奴隷同士のコミュニケーションだって取れていたわけです。

そしてここを読まれてる方が気づいておくべきは、カネをもらって、一見、自由に生きてるよう思えても、実は当時の奴隷よりも貧しい精神風土で生きてるような人がたくさんいるということ。

モルギアナは忠実で、もちろん拝金主義にも侵されてないし、とっても心が清らかな女性ですよね。
当然、彼女は賃金なんてもらってなかったはずですが、アリババがとっても優しい人だったから、彼を盗賊たちから守ろうとしたのでしょう。

でも、盗賊たちが「たんまり報酬出すからアリババを殺すのを手伝え」と言ってきて、それにそそのかされてアリババ殺しにモルギアナが動いていたらどう思います?
なんだか、きたならしい話になってしまうし、モルギアナの心もきっと汚れてしまうだろうし、それでは彼女も地獄に行ってしまいそうな気がしませんか?

今ではモルギアナのような女性は稀で、盗賊たちに「金をやるから、こっちの味方になれ」と言われたら、平気でアリババを裏切る人が多い気がします。
なんせ、カネもらって働くのはよくても、カネをもらわない家事は嫌だと言って家庭から逃げ出すような女がいっぱいいるわけですからね

盗賊たちから、「奴隷でなく高い賃金やるので女中として働いてくれ」と言われて、まんまとついっていって、こき使われたあげく体も盗賊たちに廻されてしまう、今ではそんな人が多そうに思います。
現実にそんな風になってる人、ゴロゴロいるのではないでしょうか。
表向き自由なようで、実は廻されてるだけという人がたくさんいますよね。

『ア・トリップ・トゥ・ザ・フェア』  ルネッサンス
Trip to the fair – Renaissance (1975)

アニー・ハズラムの美声Voをフィーチャーした英国のクラシカルなプログレ・バンド。アラビアン・ナイトをモチーフにした傑作アルバム『シェーラザード夜話』に収録(詳しくは右画像クリック)。

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(2012.3.20)
そういえばダース・ベイダーになった『スター・ウォーズ』のアナキン・スカイウォーカーが子供の頃も最初は奴隷でしたよね(エピソード1)。でも母親と一緒に住んでいて自由に外出だってしていたし、街中で一見しただけでは奴隷だなんてわからない。ただ、財産は持てないし、結婚や仕事の自由等はない。けれどもアナキンがあのまま奴隷であそこにいたなら暗黒面に陥ることもなかったでしょう。

日本の『山椒大夫』の奴婢とかで考えると本当に悲惨ですが、あっち側の奴隷ってのは日本人が思い浮かべる奴隷よりも意外と普通に生活出来てた人々の方が多かったんだと思います。もちろん当時の一般人に比べれば不自由ではあったでしょうが、奴隷だといろんな支払だとか食べ物など生活の心配する必要もなかったでしょうし、もしかしたら現代人よりも自由度が高かったのかもしれない、そんな風に感じてます。

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(続き)◆奴隷だって飼い主次第、奴隷自身の心の持ちようで幸せにも不幸にもなる ~ 対して欲に際限ない現代人は不幸にしかなれない

(始めから)◆現代は中世ヨーロッパ暗黒時代にも匹敵する文化不毛カルトの時代 ①~ ギリシャ時代に帰りましょう

◆コスプレやるのはバカの証。ハロウィンもコミケも単なるバカの集まり ~ コスプレより中身にこだわれ!

◆夫・子供のため無償で働くのは嫌でも、カネさえ貰えるなら売春だってやる ~ 拝金主義に侵された女とは

◆専業主婦の出現が抜群の家庭安定をもたらした!~長期で見る日本の離婚率推移

◆ちょっと未来へ行って、家畜と化した人類を見てきました ~ 映画『タイム・マシン』 H・G・ウェルズ原作より

◆女が仕える価値ある男、男が守るべき価値ある女 ~ 今の“男女平等”社会のままで目指せると思いますか?

◆消されたウィンピーとキチガイ博士 ~ なんでもかんでも差別! 言葉狩り? 殺されるイメージ表現

◆『フランダースの犬』のネロは不幸だったと思いますか?~ 唯物史観、拝金主義で教えられないこと

◆安直に女性の自由や自立を煽るフェミニストは、詐欺犯罪者も同じ!

◆家族の絆さえシッカリしてれば、人間は幸せでいられます!~ 腐りきった価値観を捨て去りましょう

◆結婚に魅力がなくなってリスクになった ~ 本来、結婚や花嫁ってのはね

◆子育てに失敗しないために ~ ある保守系教育機関より – PART 1

◆そもそも、生きるとは辛いもの ~ ピープル・ハブ・ザ・パワー

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9歳の子による、自作 仮面ライダーベルトと変身キットで「変身!」!

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(2019.9.7)
私のtwitterアカウント停止される前、藤岡さんのアカウント宛にこの子の作ったベルト動画を紹介したら、何と藤岡さんのアカウントで紹介してくださったんですね。このこと書くのをずっと控えていたのですが、もう、だいぶ前の話になってしまいましたのでそろそろこちらにご報告いたしておきますね。
藤岡さんは本当に素晴らしい、数少ない尊敬できる芸能人です。藤岡さんも仮面ライダーで大人気となった若い頃、一時、天狗になっていたそうですが、その後、いろんなことがあってそのことを反省し、今の藤岡さんの優しさや日本を愛する心の源になってるんです。ぜひ藤岡さんの著作等も読まれてみてくださいね。藤岡様、皆様、本当にありがとうざいました。

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(2018.4.25)
ここのビデオでの子供の振りが一応はキマッてるのは、空手を習ってたことによると思います。中学では空手部でやっていくことになりました。もちろん音楽も続けてもらいます。ヴァイオリンとピアノを。ただの体育会系バカになってもらっても困るし、文武両道の徹底です。ヴァイオリンは習ってますが、ピアノは自宅で。ピアノはコードとかわかってなくても曲に合わせてかなり弾けるレベルになってます。

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(2016.5.1)
昨日、立川であった藤岡さんのトークショーにお忍びで行ってまいりました。子供も「(藤岡さんの)オーラすごかった!」って、それまで“オーラ”なんて言葉、うちの子は使ったこともなかったように思いますが、言葉や頭では説明つかない、特定の人の持つ“オーラ”というものを、子供が初めて身をもって感じられたからなのだろうと思います。憧れのライダー 本郷猛 藤岡さんに会えて子供は本当に感激してましたよ。
映画『仮面ライダー1号』は封切り初日に見てきました。この映画は企画まで藤岡様がやり、テーマとして“命”の大切さに重点を置いたと藤岡さんは何度も口にしてますが、その言葉だけだと何か左翼的だなとか思われてしまいそうですが、その真の意味は(左翼的な安っぽい個の命ではなく)命をつなぐこと、先人・先祖の思いを継いでいくことこそが大切なのだと映画でも説かれていて、内容もいつも私の言ってることと同じで、私の話すことを藤岡さんにも言っていただいたような感じで子供もよくわかってくれたようです。昨日のトークでも、先人の思いを継ぐ、命をつなぐ大切さについて熱っぽく語ってくださり、その本気度がビンビンに伝わってきてたし、本当に誠実な藤岡さんの心、思いが込められたものでした。

そして映画『仮面ライダー1号』では、昔の通り日本人を攻撃して殺す、いわゆる旧タイプのショッカーと、経済力でエネルギーなどインフラや食糧を支配しようとする新しいタイプのショッカー(ノバショッカー)の、何と二つのショッカーに分かれてしまうんです。新しいノバショッカーは旧ショッカーに対して「おまえらのやり方は古い」と言い放ち、日本の電力会社などのエネルギーを支配し、日本の電力を止めてしまい、日本を大混乱に陥らせ、国全体を屈服させる…… あまり詳しいことは私も書きませんが、これが何を意味するか、ここの読者なら、いかにこの話がスゴイかおわかりでしょう。こんな話設定に出来たのも藤岡さんのご尽力のおかげでしょうし、ここまで確信突いた話じゃマスコミは扱いにくいし、実際興行でも苦戦してる感じですし…… 春休みから公開されてますが、GW明けまではやってるでしょうから、この連休中にでもぜひご覧になってくださいね。ホント素晴らしい内容でしたから。

まやかし“保守”に満ち溢れたネットですが、著名人の中でも数少ない本物の覚者たる藤岡様と間近にお会いできて、ホントに昨日は行ってよかったです。前からほしかった藤岡コーヒーも送料なしで直接買えたし、大満足の日でした ^▽^)

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(2016.2.7)
子供の変身ポーズ、「初期のライダー俳優たちにも、ぜひ見てもらいたい」、そういうコメントまで頂いたりして、もちろん私の思いも同じだったのですが、詳しい言及はしませんが、どうやらその願いが叶ったようで本当に嬉しいんです。皆様、ありがとうございました。
この時は私も知らなかったのですが、驚いたことに3月26日から、何と初代ライダー 本郷猛役で藤岡弘様がご主演なさるという新作映画『仮面ライダー1号』が封切られるんですね(詳しくは右画像クリック)。今の映画作品には悪口ばかりの私ですが熱烈支援してます。企画から藤岡さんが関わられていて、今のライダーと違い、昔の作品と同じようにアクションにもとってもこだわった作りをなさったということですよ。
昨日から前売り券が発売されていて、限定キーホルダー付(右写真)で今なら販売されていると思います。親子ペア券なら2100円とお得感もありますし、往年のライダーファン、それを知らない子供たちにもぜひ見てもらいたいと思ってます。
あのダウンタウンの二人なんかは、憧れの存在だった藤岡さんとTV番組でお会いした時、番組中であったにも関わらず本当に感激して狂気乱舞していたのを私はよく覚えてます。次はぜひ、2号 一文字隼人とV3 風見志郎の初代 トリプルライダー3人が揃った映画を見てみたいものですね。同じように思われてる方、きっとたくさんおられるのではないでしょうか。

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(2016.1.2)
明けましておめでとうございます!
子供が保育園の時以来、ほとんど見てなかった『仮面ライダー』(詳しくは左画像クリック)ですが、年末から子供がなぜかしきりに見たがっていて、このところ見せてたのですが、それに触発されて、何と自作の仮面ライダーベルトとプロテクターの変身キットを作ってしまいました。
うちの子はいつも器用に変なものを作っていて、小1の頃なんて私がTVゲームを持たせないので、周りが皆持ってるのが悔しかったりするせいか、段ボールでDSを作ろうとしてたり、驚くべきその執念に敬服することが多かったのですが、今回の自作 仮面ライダーベルト、子供ながらの手造りとはいえ、ビックリするほどよく出来ていて歳明け早々驚いてしまいました。

突然ですが、ロデム ジュニアによる、自作 仮面ライダーキットによる変身ポーズで、今年のご挨拶とさせていただきます。
親バカに思われるかもしれませんが、意外にも変身ポーズやアクションもカッコよく、男らしくてホレボレしてしまいました。
子供はショッカーのワルモノを退治する気、満々。このまま真っ直ぐ育って、たくましい大人になって日本の売国奴、ワルモノ達を高貴な精神でやっつけてもらえればと願ってます。
それでは皆様、いつもありがとうございます。今年もよろしくお願いします。

9歳 自作 仮面ライダーベルトによる「変身!」

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◆男が本気でぶん殴れば、一発で女なんて気絶するのが本当なんですよ ~ トリプルライダーに見る、当時の逞しいアクション・ヒーロー

◆ドラえもん、仮面ライダーだって、今や子供を左翼洗脳で堕落させる道具

◆子供が作った、まりつきカラクリ人形です

◆『国境がなくなって世界が一つになる』というのは、ショッカーの世界征服が完了するってこと ~ 石森章太郎の世界①

◆ウルトラマン円谷がパチンコ傘下に! ~ 女子供の洗脳に熱心な左翼売国勢力

◆世界で忍者のイメージを決定づけた、最初の特撮TV時代劇 『隠密剣士』

◆子供向け 安心できる特撮ドラマ おすすめセレクション

◆フェミニズム・アニメと単に強い女が出てくるアニメの違い ~ 反日ドラマと仮想敵を日本にしただけのドラマの違い

◆『マジンガーZ』に見る正常な男女観 ~ やっぱりガンダムよりマジンガーZ

◆大日本帝国の唱歌を歌い継ごう!⑤ ~ 『一月一日』 9歳 ピアノ弾き語り

◆軍歌『若鷲の歌』 = 「予科練の歌」を、6歳の子供にピアノ弾き語りで歌ってもらいました!

◆霞ヶ浦 特攻隊のふるさと 土浦(阿見) 予科練跡巡り

◆特攻隊の青春群像 映画『決戦の大空へ 』と、フィリピンの神風記念碑

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働かなくても、金目教さえ信じれば幸せになれる!?
~ 『仮面の忍者 赤影』  金目教 = ミンス教 編

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(2015.5.13)
この『 仮面の忍者 赤影 』に出ている白影(牧冬吉)と甲賀 幻妖斎(天津敏)の役者が、コチラで紹介の『隠密剣士』(1962)で先に共演していました。私は見たことなかったけど、『隠密剣士』の方が忍者ドラマの原点であり最高傑作とも言えるでしょう。赤影はカラーなので何度も放映されてたけど、モノクロの『隠密剣士』はほとんど再放送されてない。カラーの子供向けTV時代劇ドラマは恐らくこの赤影が最初で、こっちの方がわかりやすくて子供にもウケがいいかもしれないけど、かつての日本人の所作をより正確に再現し、世界に日本の忍者を知らしめた『隠密剣士』の方も、ぜひ今の子供たちが手軽に見れるようなってほしいですね。
ハンサムな赤影(坂口祐三郎)もとってもステキ。人気子役だった青影役の金子吉延さんはご健在でホームページ(http://www.asahi-net.or.jp/~jd3t-kkc/)もありますよ。下の記事はかなり前ので直したいところもありますが、そのままアップします。

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(2010.5)
「 働かざるもの、食うべからず 」

今や日本には、こんな当たり前のことですら、信条とさせる論拠が全く存在しなくなってしまった!
このままでは日本の将来、大変なことになる。

よほどの邪教でない限り、勤労を否定するような宗教は、まず存在しない。
知ってる限りでは、「働かなくても、金目教さえ信じれば願い事が叶う」とされた、『 仮面の忍者 赤影 』に出てくる邪教 金目教ぐらいだ。

日本人に、何かしらの宗教や信仰心さえあったなら、ここまで落ちぶれることはなかったろう(実は妙なカルトが、日本で密かに幅を利かしてるようだけどね)。

あなたが子供に、「働かざる者 食うべからず」と教えても、それはあくまで、あなた一個人の考えでしかなく、日本人共通の信条では既になくなってしまっているのである。

たとえ、あなたが子供にそう教えても、周りには働ける身でありながら、働きもせず生活保護などで国からカネをもらって、何不自由なくノウノウと家族揃って暮らしている輩が、全国に数百万人もいる。
もちろん彼らは、あなたが当たり前と思って子供に教えているようなモラルなんて、一切持ち合わせていない。
彼らの信条は、「働らかないなら、国にせびりなさい」である。

こんな連中、こんな子供を増やし続ける国、日本政府にいったいどんな未来があるというのか!?

学校でも、「働かざる者 食うべからず」とは教えない。
「働かなくても、別に恥じなくていいんだよ」、「働かない人を差別してはいけません」
今の日本では、こう教えられるのである。

今や、日本人共通のモラル、信条なんて、一切消滅してしまったのだ。
左巻き政策と教育で、清く、勤勉で誇り高かった日本人の精神性は、もはや根幹から腐り果ててしまった。

大変な重症だ。もう治らないかもしれない。
こんな怠け者の国の行き着く先は、滅亡だけである。

『仮面の忍者 赤影』(詳しくは右画像クリック。原作:横山光輝。鉄人28号、魔法使いサリー、三国志、伊賀の影丸、コメットさん、バビル2世 他作品多数)の敵組織 “金目教”(きんめきょう)では、働かなくても金目教さえ信じていれば、幸せになれるというフレコミ。

金目教は、人の堕落を図る悪の組織。
正に、怠惰な愚民化政策を進める民主党のイメージにピッタリ。

その後、ダマされた金目教信者は連れていかれ、強制労働に服役させられる設定。
今の左翼メディアでは、こういう子供向けの教訓めいた保守系番組がほとんどない。
子供向けの忍者モノとしては、この作品が一番だ。

ウチの子は小さいですが、DVDを見て、赤影や青影が大好きです。
「赤影ゴッコしよう!」と言ってきては、オモチャの刀で毎日、遊んであげてます。

もうちょっと大きな子なら、日本政府のミンス党は国民をたぶらかす邪教集団で、今の総理や閣僚は、金目教の頭領 甲賀 幻妖斎(ゲンヨウサイ)や甲賀七人衆だと子供に教えてあげれば、すぐにわかってくれるでしょう。
子供に理解させるには、理屈抜きで、何よりわかりやすいこと。

甘いタワ言で誘う金目教を信じて、ついて行ったアホな愚民の顛末は・・・・・

連れて行かれた地で、金目像などを作る強制労働に服せられ、逃げようとする者は女子供関係なく、容赦なく処刑されているのであった。

昔の子供向け番組は飽きないし、しっかりしたメッセージを持っている。

『 仮面の忍者 赤影 』(1967)主題歌『忍者マーチ』集

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◆世界で忍者のイメージを決定づけた、最初の特撮TV時代劇 『隠密剣士』

◆『松本零士 父に見た本物のサムライ魂』 子供には宮崎アニメでなく松本零士

◆正に神がかり!予言者 川内康範 ~ レインボーマンの世界は現代日本そのもの

◆子供向け 安心できる特撮ドラマ おすすめセレクション

◆生活保護予算は既に3兆円!? バラ撒き民主党政権で3倍か!? ~ 母子家庭生活保護 実質年収は500万円に匹敵!?

◆左翼 民主党政権で北朝鮮化する日本 ~ 在日化する日本人 怠け者の国へ

◆貶められた“オカミ”と“ミカド”~ 軍人に敬意を持てない国の国民など、誰が命を賭けて守ってやるか!

◆日本人の養殖だ!亡国 民主党政府 ~ 命を守る? 人間の養殖化に同じ!

◆自然の摂理に反し続ける日本 ~ 歪曲された男女観と価値観

◆教育破壊で日本弱体化を達成の日教組 ~ 反国旗・反国歌の変態集団が子供たちを教育

◆保守の基本は『三匹の子ぶた』~日本をワラの家にしてしまう亡国 民主党日本政府

◆日本政府は死ね死ね団に乗っ取られた! ~ 今の日本を予見した月光仮面 川内康範

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