「海水魚の飼育は難しいのでは?」そう考える方も少なくないのでは。
でも海水魚も淡水魚も飼育に関する限り総じて同じです。
必要な機器類もほとんど同じですし、海水魚だからと言って、特段高価な設備も必要ありません。
ネット上でいろいろ言われる機器類も、実は殆どの場合飼育される方の自己満足であることが多いものです。
また、淡水にしろ海水にしろ怪しい商品や都市伝説宜しく怪情報が飛び交っているのもアクアリウムの特徴です。
特にネット上には事実が非常に少ないと言った問題もあります。
では、事実を知るためにはどうすればいいのでしょう?
答えは小さな事実を積み上げて自分自身で探すしかありません。
魚たちとどれだけ時間を共有しコミュニケーションを取るかがとても大切な事のように感じています。
当然ですが魚も一匹一匹性格も嗜好も違います。
好奇心が旺盛だったり、怖がりだったり、臆病だったり、寂しがり屋だったり、いろいろな魚がいます。
でも、いざという時には魚は飼育者であるあなたに助けを求めたり問題を伝えようとしたりします。
しかしながら私も含めて最初はなかなか魚が出しているシグナルに気付くことが出来ません。
気付いた時には、時すでに遅しと言う状況が殆どかもしれません。
ネイチャーアクアリストはそんな方々に多少の手伝いが出来ればと考えてブログを書いています。
当ブログの記事では、殆どの場合個人での実験結果や観察を基に発信しているつもりですが、あくまでも個人の領域を出ませんのでその辺りはご理解ください。
また相互リンクやお友達登録等はお断りしています。
理由は個人的なしがらみが強くなりますと書きたいことが書けなくなるためです。
ですからコメントやメールを頂くことは構いませんが、必ず返答するとは限りませんので予めご了承ください。
さて、ここから本題です。
海水魚飼育に必要な設備は、基本的に淡水と同じです。
でも海水魚も淡水魚も飼育に関する限り総じて同じです。
必要な機器類もほとんど同じですし、海水魚だからと言って、特段高価な設備も必要ありません。
ネット上でいろいろ言われる機器類も、実は殆どの場合飼育される方の自己満足であることが多いものです。
また、淡水にしろ海水にしろ怪しい商品や都市伝説宜しく怪情報が飛び交っているのもアクアリウムの特徴です。
特にネット上には事実が非常に少ないと言った問題もあります。
では、事実を知るためにはどうすればいいのでしょう?
答えは小さな事実を積み上げて自分自身で探すしかありません。
魚たちとどれだけ時間を共有しコミュニケーションを取るかがとても大切な事のように感じています。
当然ですが魚も一匹一匹性格も嗜好も違います。
好奇心が旺盛だったり、怖がりだったり、臆病だったり、寂しがり屋だったり、いろいろな魚がいます。
でも、いざという時には魚は飼育者であるあなたに助けを求めたり問題を伝えようとしたりします。
しかしながら私も含めて最初はなかなか魚が出しているシグナルに気付くことが出来ません。
気付いた時には、時すでに遅しと言う状況が殆どかもしれません。
ネイチャーアクアリストはそんな方々に多少の手伝いが出来ればと考えてブログを書いています。
当ブログの記事では、殆どの場合個人での実験結果や観察を基に発信しているつもりですが、あくまでも個人の領域を出ませんのでその辺りはご理解ください。
また相互リンクやお友達登録等はお断りしています。
理由は個人的なしがらみが強くなりますと書きたいことが書けなくなるためです。
ですからコメントやメールを頂くことは構いませんが、必ず返答するとは限りませんので予めご了承ください。
さて、ここから本題です。
海水魚を育てていると、当然ですが海水魚を扱っているお店に行く機会が多くなります。
でもこの数年で、海水魚をはじめアクアリウム関係のお店がなくなったり、縮小したりしています。
特に海水魚はその傾向が顕著で、3.11以降ではその数が激減してしまいました。
なぜこれほどまでに海水魚の取扱いが減ってしまったのか。
理由は簡単です。
多くの方々が飼育をやめてしまったからです。
実際私の知人でも、お店で薦められてやってみたものの、うまく育て上げられずに辞めてしまった方がおります。
本来は癒しを求めて海水魚を飼いはじめたにもかかわらず、お金をドブに捨てたようなものだと本人は言っていました。
海水魚飼育を始めようとして、ショップなどに相談をすると当然ですが、設備だけでも簡単に10万円を超えてしまいます。
でも、それだけの投資をしたから簡単に魚が育てられるかと言えば現実にはなかなかそうもいきません。
むしろ上手くいくことの方が少ないのです。
双方に認識不足や「捕らぬ狸のなんたらか」があったがため、起こるべくして起きたようにも感じています。
本来はさしてお金が掛からない海水魚飼育ですが、恰好から入るととても高価な趣味に変身してしまう海水魚飼育の謎です。
海水魚飼育の醍醐味は、淡水の魚に比べて人間に懐く魚種が多いことも特徴です。
でも、短期間ではなかなか懐いてなどくれません。
全てにおいて「時間が必要」なのです。
海水魚飼育に必要な設備は、基本的に淡水と同じです。
もちろん細かい所では違いがありますが、総じて同じです。
水槽とろ過装置とエアレーションは、淡水でも海水でも変わりません。
でも、上手く飼育が出来ないと仰る方に共通しているのは、ろ過の仕組みが理解できていない事だと感じています。
私自身の失敗から、思い違いをしていそうなことを列記してみました。
①ミネラルウォーターやろ過された浄水器の水が最適だと思っていたこと
②水の交換を頻繁にした方が衛生的で良いと思っていたこと
③麦飯石や沸石、焼結された多孔質のセラミックなどが必要だと思っていたこと
④エアレーションをすれば酸素が行きわたると考えていたこと
⑤餌を欲しがると都度与えていたこと
⑥フィルターが大きければ良いと考えていたこと
⑦高価な餌が良いと考えていたこと
⑧早く立ち上げるために人工バクテリアを使ったこと
⑧早く立ち上げるために人工バクテリアを使ったこと
ざっとこのようなものでしょうか。
ちなみに上記は全て都市伝説です。
海水魚を飼育する際によく「ベルリン式」とか「モナコ式」とかを聞いたことがあると思います。
これらは水槽を維持するためのろ過の方法論です。
違いは少し乱暴な表現と分け方ですが、前者が水の汚れの基となる余分なものは徹底的に水槽に入れないまたは除去する方式で、後者が入るものは仕方がないから最大限に生物ろ過を利用するものと言えると思います。
但し、いくらベルリン式だからと言っても生物濾過が必要なのは言うまでもありません。
話が逸れてしまいましたが、水槽を作る上ではろ過をきちんと理解しないとどこまでいっても安定した水槽は出来上がらないのです。
汽水や海水水槽を立ち上げる際、とりあえず魚が死なないレベルになるまでにおおよそ2か月は必要です。
時短はありません。
この2か月間で作られる水槽内の環境は、排泄物や食べ残しそして体外へ排出されるアンモニアがバクテリアによって分解される最低限の環境になるまでのものです。
ですからけっして魚にとっては好ましい状況ではないのです。
あくまでも「死なないレベル」でしかないということです。
海水水槽の生物ろ過がなぜ出来難いのか?
これは高いPHや溶存酸素の少なさによるものです。
また環境水(水槽の水の事)が出来上がるためには、そこに住む魚の糞が必要なのです。
ですから、時短をしようと人工バックテリアなどを使っても、実際には上手くいかないのはこのためです。
人工海水で作ると水槽のPHは作りたてでは8.2~8.4程度ですが、翌日には7.8程度まで下がってしまいます。
そのまま放置すればさらにPHは下がり7.6なんて数値も出てしまいます。
これは高いPHや溶存酸素の少なさによるものです。
また環境水(水槽の水の事)が出来上がるためには、そこに住む魚の糞が必要なのです。
ですから、時短をしようと人工バックテリアなどを使っても、実際には上手くいかないのはこのためです。
人工海水で作ると水槽のPHは作りたてでは8.2~8.4程度ですが、翌日には7.8程度まで下がってしまいます。
そのまま放置すればさらにPHは下がり7.6なんて数値も出てしまいます。
でも、このPHの下がる現象が海水魚飼育の大きなネックになってきます。
それほど海水魚飼育ではこのPHと水温がとても大きなファクターになってきます。
それほど海水魚飼育ではこのPHと水温がとても大きなファクターになってきます。
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