こんばんは。医療の現場で働いてる増田だよ。あなたの家族に英一郎氏みたいなのがいたとして、助かるには家族全員で患者を見捨てて逃げるか、家族がそれを許さないなら自分一人で逃げ出すしかない。
病院の事務方(夜勤)をやってると、徐々に限界を迎える精神疾患者とその家族を目にする機会が沢山ある。十年で二十組くらいは見たかな。大体は冬か梅雨にアイツらは活発になる。日照時間が短いとやっぱダメなんだろうね。大暴れして家を飛び出して何故か僕の職場に来る。僕は掃除用のモップとか放射線科に置いてある三角コーンとかを駆使して無力化を試みる。まあ大体はブン殴られて滅茶苦茶になるんだけど。無力化できたら僕が警察を呼ぶし、出来なくても殺すつもりでしがみついて時間を稼ぐと、その間に看護師とかドクターが警察を呼んでくれる。
暴力を振るってた場合は警察がすぐに患者を拘束してくれる。大声程度だとそうもいかないらしく、警察がどんどん応援を呼んで、十人くらいでジワジワと患者を囲んで少しずつ動くことで患者を移動させ、二時間も三時間もかけて病院の建物から出してくれる。
気付くと患者の家族が到着して、患者が暴れなかった場合は引き取っていくこともある。大体の場合は「御迷惑をおかけしました」の一言もない。別に腹は立たない。最初の頃は患者がアレなら家族も大概だなと思っていたけど、違うのだ。家族はもうとっくに限界を越えて疲弊しているのだ。やんわりと事情を聞くと、ポツポツ話してくれる。初回はかなり曖昧な話しかしてくれないけど二度目・三度目になるとその家族の苦しみが溢れ出たように話し始めることが多い。
家族は患者に殴られ、金を取られ、病院への受診を拒絶され、いつ何時大声を上げて暴れ出すか分からない中で生活しているのだ。金を与えなければ暴れる。食事が気に入らないと暴れる。病院へいこうと提案すると暴れる。疲弊し切った家族にできる事は、患者が暴れ出すきっかけになるような何かを徹底的に避けて顔色を伺いながら接することだけだ。患者だけがデップリと肥えて、家族は皆痩せていて、カサカサしている。
家族はどうするのが正解なのかというと、金目のものだけ持ってどこかに逃げるのがきっと正しい。携帯の番号も全部変え、患者に持たせたカードも止めて、逃げるのだ。運がよければ警察なり福祉が介入してくれる。そこに至る過程で他人へ危害を加えるかも知れないがそこはもう仕方ない。殺されるよりはマシだと思って患者を捨てるしかない。
もし家族の誰かが患者を捨てられないと主張し続けるなら、あなただけでも逃げるのがいい。例えばあなたの兄弟や姉妹が患者で、両親のどちらかであったり兄弟や姉妹の誰かが患者を捨てることに反対した場合、だ。大体の場合、患者よりも先に家族に限界が来る。一人倒れ、二人倒れ、自分が倒れるまでに何らかの解決がもたらされればまだマシだけど、それを期待して何年耐えなければならないかも分からないままあなたの人生をすり減らすべきじゃない。
患者家族にそんな話をやんわりとする。あの家族は母親が倒れるまで頑張ってしまった。あの家族は両親共にダメになって、お兄さんがまだ頑張っている。あの家族は弟が自殺してしまった。あの家族は患者以外全員が去年よりずっと痩せている。全部覚えている。警察と病院の人間に頭を下げるその仕草が、歩くときの動きと同じで完全に体に染み付いてしまったあの感じは忘れられない。あんな風になって欲しくないから、無責任でいいし患者が救われないかも知れなくていいから、一人でも逃げてほしい。
顔族へのあわれみあるアドバイス
家族にとっては苦渋の選択だけどそれしかないんだろうなぁ。消耗するだけで先が見えないのが辛すぎる。日々それを目の当たりにしてるであろう現場の元増田もお疲れ様。
やっぱ逃げるしかないのかー
やっぱり暴力は最後の手段なんだな 起こっては絶対にダメ
差別の正当化。
熊沢は暴力被害を受けていたのか果たして 暴力を振るわれたのはめった刺しにされて1秒間に36回も刺された英一郎氏のほうではないのか
全国青い芝の会の抗議からなにも進歩してないから
高橋名人なの?
警察に相談もなく同居から1週間で殺したから信ぴょう性がないって判決文に書いてあるよ。 殺人犯を擁護してるお前は頭大丈夫?