ふくらはぎは何をしても大きくならないと嘆いている人がいますよね?
私もそのうちの一人です。
ふくらはぎは他の部位と異なり、特別な構造でできています。
まずは闇雲にトレーニングを始める前に、ふくらはぎのことをよく理解し、本気で鍛えるべき部位であることを再認識していただければと思います!
目次 [hide]
ふくらはぎの筋肉は超絶カッコいい!
ふくらはぎとは、正式名称は【下腿三頭筋】と呼ばれ、【腓腹筋】と【ヒラメ筋】で構成される下腿後部の筋肉のことを指します。
よく、カーフと呼ばれます。
ふくらはぎは “第二の心臓” との呼ばれ、下半身に滞留しがちな血液を循環させるポンプの役割を持っており、カラダの中でも強靭な力を発揮する筋肉の一つです。
鍛えることにより、運動能力の向上にも貢献します。
そして、見た目においても、下半身のバランスを整える上で、大変重要な部位です。
大腿四頭筋(太もも) が発達していても、ふくらはぎの筋肉が発達していないと、見た目上、バランスが悪いです。
私もそのうちの一人で、四頭筋は発達してきているのですが、いかんせんふくらはぎが悩みの種です….笑
逆に、ふくらはぎがきちんと発達していると、今旬の “膝上丈ショートパンツスタイル” にも、”細身のデニム” にも、バランスよく履きこなすことができます。
また、”ベストボディジャパン” や “サマースタイルアワード” 、その他 “フィジーク” の大会でも、服装はサーフパンツが取り入れられていますので、ふくらはぎ(カーフ)は目につくポイントです。
このブログでも、”かっこいいカラダ” を提唱していますので、全体のバランスを常に意識してトレーニングして欲しいと思っています。
そんな大変重要な部位にも関わらず、本気で鍛えている人が少ないのが特徴です。
それはなぜでしょうか??
それは、ふくらはぎが他の筋肉と違い、“特徴的な構造を持った部位” ということを理解すると理由がわかってきます。
ふくらはぎの筋肉は才能? 特徴的な構造とは
ふくらはぎの筋肉は他の部位に比べ、筋肥大においては先天的な要素が大きく関わってくる部位です。
特にトレーニングや運動をしていない人でも、大きくて太いふくらはぎの人がたくさんいます。
その一方で、何をやってもいっこうにサイズが変わらない…という人もたくさんいるのが現実です。
基本的にふくらはぎの筋肉には 2つのタイプがあります。
1. 速筋繊維 (白筋) タイプ
筋肉の収縮速度が速く、大きなパワーを発揮しますが、疲労しやすいという特徴を持っています。
2. 遅筋線維 (赤筋) タイプ
筋肉の収縮が遅く、毛細血管が太いため、持久性があるという特徴を持っています。
この速筋と遅筋の割合が人によって先天的にはっきりと別れてしまっているのが、発達しやすい人と発達しにくい人の違いとなります。
ふくらはぎの筋肉を本気で鍛えている人が少ない理由
ふくらはぎの特徴を理解すると、なんとなく本気でふくらはぎを鍛えている人が少ない理由がわかると思います。
ふくらはぎが発達しやすい人
発達しやすい人は、元からふくらはぎが発達しているので、あえて鍛える必要性を感じないからです。
または、スクワットやデッドリフト等の足腰を踏ん張って行うトレーニングをしていると、副次的に発達してしまうためです。
ふくらはぎが発達しにくい人
発達しにくい人は、トレーニングをしても発達しにくいため、半ばあきらめてしまっているからでです。
以上の理由で、ふくらはぎを鍛えている人がジムでも少ないのが現状です。
ふくらはぎが発達しにくい人は諦めるしかないのか? (重要)
ここが一番重要だと思います。
私もふくらはぎが発達しにくいうちの一人ですので、すごく気持ちがわかるのですが、諦めるのは後 “5年” 早いと思います。
グーグルの検索で “筋トレ” と組み合わせてどんなワードが多いのかを調べたのですが、下記のようになりました。
組み合わせ文字 | 月間平均検索ボリューム |
---|---|
腹筋 筋トレ | 9100 |
ふくらはぎ 筋トレ | 8100 |
肩 筋トレ | 6600 |
二の腕 筋トレ | 6600 |
胸筋 筋トレ | 5400 |
お尻 筋トレ | 5400 |
(※2016年2月現在)
これを見る限り、ふくらはぎを鍛えたくて検索する人はすごく多いということがわかります。
長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい (健康プレミアムシリーズ)
- 鬼木 豊
- アスコム
- 価格¥ 1,100(2019/12/18 19:24時点)
- 発売日2013/07/03
- 商品ランキング150,248位
もちろんこういったふくらはぎの重要性を説いたベストセラー本もあり、今、ふくらはぎに注目している人が多いのも確かですし、全ての人がふくらはぎの筋肥大で悩んでいるわけではないですが…
本気で悩んでいる人は少なからず、一度は色々と調べて、試行錯誤をしていると思います。
そして気づくわけです !
『あっ、ふくらはぎって遺伝で決まるんだ…』と
ただ、ここで少し思いとどまってほしいと思っています。
発達はしにくいですが、発達しないわけではない ということを…
ふくらはぎの発達が遺伝で決まるという事実を安心材料にして、トレーニングを怠ってしまったり、諦めてしまうのは大変もったいない事だと思います。
少なからず、他の部位より根気強くやらないと発達しない部位ということがわかったのであれば、それなりの心構えでトレーニングを行う必要がありますし、長い目で見てあげなければいけないと思います。
他の部位よりも弱点意識を持ち、トレーニングに取り組む姿勢が重要です。
二頭筋のトレーニングは何種目も行うのに、ふくらはぎのトレーニングは “カーフレイズ” のみしか行わない….とう具合ですと、筋肥大は難しいです。
(しかもかなり軽い重量で)
最後に…
私はジムでもかなりの頻度でふくらはぎのトレーニングを行っています。
よく、『カーフのトレーニング好きだね〜』とジムの仲間に言われます 笑
それくらいやりこんでいますが、ちょっとしか発達していません…
ただ、発達しにくい人にとって、その ”ちょっと” の積み重ねが重要だと思っています。
あの元カリフォルニア州知事で、ミスター・オリンピアで7回も優勝をしているボディビルダーの “アーノルド・シュワルツェネッガー” さん でさえも、ふくらはぎ(カーフ)が最大の弱点と言っています。
ただ、その弱点も試行錯誤と地道な努力により、ミスター・オリンピアになる頃には、ダイヤモンドカーフと称される程まで発達させることができました。
『弱点部位は努力で埋めろ!』
By 金子賢
この前のサマースタイルアワードのオフ会の時にも金子賢さんにそのようなアドバイスをいただきました。
→ マル秘情報満載!第二回 サマースタイルアワード オフ会 完全レポート!
共に諦めず取り組んでいきましょう!!
この記事へのコメントはありません。