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蹄と鎚のシンフォニア 作者:鳥頭
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side-A ある日の工房

彼女がここに通うようになり、俺もそんな生活に慣れ始めた頃。

今日も夕飯と朝食の下準備を済ませると、彼女は帰り支度を始める。

「また明日」

そう挨拶をして表口から出て行こうとした彼女を俺は呼び止めた。

「あんたの依頼の件なんだが…」


彼女が家事を肩代わりしてくれるようになり、作業の効率が良くなった。

結果として当初の予定より仕事は捗り、彼女の依頼の品も予定より完成日が早まることとなった。

以上の旨を伝ると彼女は顎に手を当てて思案し、急ぐ必要は無いとして返事を返してきた。

彼女としては期日より品質を優先してほしいので、納期を早めるよりはじっくりと作業に当たってほしいとのことだった。


別に納期が早まるからといって品質面で手を抜く気は無かったが、俺は彼女の返事に分かったとだけ答えると、帰途に着く彼女を店の外まで見送ってから表口の鍵を閉めた。

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