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大船にオープンしたハングリータイガー系列店「TORAのお肉屋さん」ってどんな店?【本社直撃】

大船にオープンしたハングリータイガー系列店「TORAのお肉屋さん」ってどんな店?【本社直撃】

ココがキニナル!

大船にハングリータイガーの新業態「TORAのお肉屋さん」が11月22日にオープンするそうです。あえて大船でオープンするこだわり、今までのハングリータイガーと何が違うのか気になります。(ハムエッグさん)

はまれぽ調査結果!

「TORAのお肉屋さん」はお肉とお酒を楽しむ大人向けの“肉酒場”。大船は下町的な雰囲気があり周辺に企業も多く好立地だった。今後も駅チカのお店を展開予定! それまでは大船で楽しもう。

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ライター:はまれぽ編集部

2019(令和元)年11月22日、大船にハングリータイガーの系列店「TORAのお肉屋さん」がオープンした。神奈川県民にはおなじみのハングリータイガーだが、このTORAのお肉屋さんは少し趣向の違うお店のようだ。
いったいどんなお店なのか、はまれぽ編集部が取材に行ってきた。
 
 
 

まずはハングリータイガー本社へ


 
ハングリータイガーは現在、本店の保土ヶ谷店をはじめ若葉台店、日野店、港北センター南店、トレッサ横浜店、横浜モアーズ店、グランツリー武蔵小杉店、ららぽーと海老名店、湘南辻堂店、そして先月オープンした横浜ハンマーヘッド店の全10店舗を展開している。
 

 
1号店である保土ヶ谷本店がオープンしたのは1969(昭和44)年だ。以来、半世紀にわたって、横浜市を中心とする地域密着型の「ハンバーグとステーキの専門レストラン」として神奈川県民に愛されてきた。

ハングリータイガーの歴史については過去の記事でも紹介しているので、そちらをご覧いただきたい。
 

 
さて、今回新規オープンしたのは“ハングリータイガー”ではない。
その違いをまず確かめるべく、株式会社ハングリータイガーに向かった。
 

TORAのお肉屋さん
こちらがハングリータイガー本社(横浜市保土ヶ谷区仏向町)
 
TORAのお肉屋さん
 
TORAのお肉屋さん
エントランスではタイガーがお出迎え

 
話を伺ったのは、統括本部長の中藤満(なかふじ・みつる)さんと業務管理部の橋本恵美(はしもと・えみ)さん。
 

TORAのお肉屋さん
中藤さん(左)と橋本さん

 
早速、中藤さんにキニナル質問をぶつけてみた。

――なぜハングリータイガーに就職したのですか?

「・・・・・・えっと、はい、そうですね・・・」

鳩が豆鉄砲を食ったようになりながら、言葉を選ぶ中藤さん。しかしこれは大事な質問だ。まずは取材対象者のひととなりから知っていかなければ。

「そうですね・・・異動のない、地元企業がよかったんです」

なるほど。だが、当然それだけが理由で選んだわけではないだろう。
ハングリータイガーが好きで通い詰めていたとか、学生時代からアルバイトをしていたとか――。

「アルバイトもしていませんでしたし、覚えていないくらいお店にも行っていませんでした」

今度はこちらが豆鉄砲を食らう番だった。
「そうですか・・・」。そう答えることしかできずペンを持つ手が止まっていると、中藤さんが続けた。

「だから、面接官には正直に『あまりハングリータイガーのことは知りません』と言ったんです」

それが功を奏したらしい。どうやら「メンタルが強い」と思われ、見事採用を勝ち取ったという。いやはや、分からないものである。
 

TORAのお肉屋さん
ハングリータイガー本社オフィスの様子

 
ちなみに、社員の3分の2はハングリータイガーでのアルバイト経験があるそうだが、橋本さんも「してなかったです・・・」とのこと。
橋本さんはウェイトレスをしたかったそうで、「ファミレスは嫌で、でも高級店は敷居が高くて、その真ん中のちょうどいい店だった」との理由で就職したのだという。

そんなお二人だが、中藤さんは入社20年、橋本さんも入社18年と、いまではハングリータイガーを支える存在だ。
 
 
 

目指すは“肉酒場”


 
さて、本題に入る。
今回新規出店した「TORAのお肉屋さん」は、ハングリータイガーとは何が違うのか。

「一番は、“大人向けのお店、お酒を飲めるお店”ということです」

ハングリータイガーにももちろんお酒のメニューはある。しかし、こちらがファミリー向けのお店なのに対して、TORAのお肉屋さんは30代~40代の会社帰りのお客さんをターゲットにしているという。

「いわば、“肉酒場”を目指しています」と中藤さん。おいしいお肉とともに、お酒をメインに楽しんでもらうのがこのお店のコンセプトだという。種類も豊富で、お酒のメニューは9カテゴリー50種類以上に及ぶそうだ。
 

TORAのお肉屋さん
こだわりの肉料理とともにお酒を楽しむお店

 
肉酒場。実にいい響きである。早速お店に行きたいところだが、大船はここからだとちと遠い。
そこで、なぜ大船に出店したのかを聞いてみた(こんな言い方をするとまるで大船が悪いような印象を与えてしまうかもしれないが、決してそんなつもりではないことを言い添えておく)。

「まず第一の条件として神奈川県内。そしてハングリータイガーの既存店と被らない地域で、さらに、“肉酒場”として駅チカを条件に探していました」

そんな中、目を付けたのが大船だったという。

「ちょっと外れると市場があり、下町的な雰囲気のある元気な街」と中藤さんは評す。飲食店の少ない鎌倉からほど近く、周辺に会社も多い大船は出店地として好条件だった。だが・・・

「本当は横浜駅西口や野毛のあたりに出店したかったんです」

まさしく“酒場”のイメージがあり、駅チカで下町情緒のある地域である。TORAのお肉屋さんのコンセプトともバッチリ符合する。残念ながら人気エリアゆえいい物件がなかったが、今後もこの地域への出店は目指していくという。
 
 
 
 

いざ大船へ!


 
この仕事のいいところは、取材にかこつけて様々なおいしいグルメにありつけることだ。しかも、今回は「お肉」「お酒」ときた。垂涎(すいぜん)の取材である。
 

TORAのお肉屋さん
いざ大船へ!

 
降り立ったのは大船駅東口。大船駅には東口、西口、笠間口という3つの出口がある。TORAのお肉屋さんへ行くには「東口」から出るのが最も近いのでご承知おきを。
 

TORAのお肉屋さん
TORAのお肉屋さんへは東口から
 
TORAのお肉屋さん
ウェンディーズ、マクドナルドが並ぶ

 
信号の先にはウェンディーズとマクドナルドが並んでいる。この信号を渡って右手へ進むとすぐに一つ目の角に出るので、左に曲がる。すると・・・
 

TORAのお肉屋さん
一つ目の角を左に曲がって路地を進むと・・・
 
TORAのお肉屋さん
酒場があった! そしてその上に
 
TORAのお肉屋さん
TORAのお肉屋さん発見!

 
まさしく“酒場”の2階にTORAのお肉屋さんはあった。しかも、ここまで駅から歩いてものの30秒ほどである。中藤さんのお話通り、“駅チカ酒場”の一角にお店を構えている。アクセスは抜群だ。
 

TORAのお肉屋さん
階段を上がってお店に入ろう(この時はまだ開店前)

 
TORAのお肉屋さんは17時オープンだ。ちなみに、ランチは土日祝のみで11時から15時までの営業となっている。
この日は月曜日、オープン前の15時30分ごろにお邪魔した。
 

TORAのお肉屋さん
入り口を入ると厨房に面してカウンター席が並ぶ
 
TORAのお肉屋さん
窓際にはテーブル席。絶賛開店準備中!
 
TORAのお肉屋さん
奥にもテーブル席が並び
 
TORAのお肉屋さん
バルのようなおしゃれな席も

 
さて、前述したようにまだ開店前である。スタッフは仕込みや清掃など準備に忙しく、黙々と作業をしている。つまり、まだ「お肉とお酒」にはありつけそうにない。

そこで、このお店のマネージャーで、ハングリータイガー全店舗の料理長としてメニューの責任者も兼ねる渡辺一城(わたなべ・かずき)さんにお話を聞いた。
 

TORAのお肉屋さん
爽やかな笑顔と立派な体躯の渡辺さん

 
渡辺さんはハングリータイガー歴13年だそうだが、以前は福島県で車のディーラーをしていたという。結婚を機に横浜に来て、まったくの異業種へ挑戦した。――そのワケは?

「もともと飲食業界には興味があったんです。たまたまハングリータイガーのお店に入ったら、目の前でコックが調理していて・・・その姿を見て、かっこいい! と思いました」

同じ接客業ということや自ら提案して動くことなど、前職と相通ずることも多く、意外とすんなり仕事には慣れたという。いまは料理長として全店舗のメニューに責任を持つ。その人柄同様、実に頼もしい存在だ。
 

TORAのお肉屋さん
仕込みをする渡辺さん
 
TORAのお肉屋さん
立派な二の腕にも注目!

 
アルバイトスタッフの方にも話を聞いた。
答えてくれたのは、高校3年生の平澤佳菜子(ひらさわ・かなこ)さん。
 

TORAのお肉屋さん
「はまれぽ? 知りません・・・」

 
若い世代にも「はまれぽ」の魅力を伝えていかなければならないと痛感した筆者である。
平澤さんがTORAのお肉屋さんでバイトを始めたのは、「家が近いから」とのこと。「お肉が好きなんですか?」との質問には、「うーん・・・はい」とはにかんだ平澤さん。好きな食べ物はみかんだそうだ。忙しい中協力してくれてありがとう!